古典家具村をお散歩

 

 
久しぶりにゴルフの練習をした後
どこかブラブラしたくって　
古典家具の店が並んでいる「高牌店」に行ってみた。

まだ春節明けで開いていない店もあって
客もちらほら歩いている程度、
いつ行ってもひっそりとしている。
・・・と言っても　この通り、
歩いて回るには、ちよっと長くて
たくさんの家具店を見て回るとへとへとになちゃうくらいずーっと向こうまで続いている。
だから　もしかして決まった店に行くのかな？

私のようにいつもどのあたりで切り上げようかが悩みながら
歩いている人って少ないのかもしれませんね。

本帰国が決まると　ここで古典家具を買い求める方も多くて　
私もいつ本帰国を言い渡されるかわからない・・・
だからたまに　「出会い」を求めてブラブラしてみるけど
家具って大きなものだから・・・なかなか勇気がなくてねぇ・・・。


雑然と置かれた家具・・・どれも素敵だけど
古典家具は　みな大きくて
日本の家って小さいから慎重に考えて購入しないとね。

あ~こんな家具を自在に置ける大きなお家
欲しいよ～～ぉ。

 

 

 

こんな・・ふとした瞬間が好き

2月21日（日）今日はとっても暖かくてぽかぽかの1日でした。

ダウンジャケットを持って家を出たけど結局使うことなく
トレーナー1枚でお散歩してても大丈夫でした。
薄着で歩けるのは楽チンで良いですね。

ほんの数週間前にスケートに行ったあの池も
すでに氷が溶け始めて　もう春がすぐそこまで来ている気配を感じます。
これから暖かな日と肌寒い日を繰り返しながら
小さな芽が顔を出して春を知らせてくれそうです。

北京に住んでから　こんな季節の移ろいを感じるふとした瞬間が
なんとも言えなく好きな時間です。

2010年地壇公園廟会

北京に来てから毎年、春節には「廟会」に出かけています。

　人がいっぱいで特に楽しいってわけじゃないんですけど
せっかくの春節・・・・
出店を覗きながら中国のお正月気分を味わいたくて
毎年行きたくなってしまうのよね。

「廟会」って中国で８００年以上も前から
行われていた伝統行事で
もともとは、お寺宗教活動のひとつだったようですが
今では、春節には欠かせないものですね。
日本で言えば夏祭りの「縁日」のようなものでしょうか。

私が行ったのは北京に戻ってきた翌日
「廟会」の最終日でした。

後半ですと「相声＝漫才」など
催し物はありませんが
人混みの不快感を考えると
初日と後半が比較的
人が少なめの様な気がします。



日本の縁日も同じだけど出店に並ぶ物ってたいした物は無いですよね～。
なので現実的な私は、いつも欲しいものがなくって
見るだけで終わっちゃう。
でも北京の人たちは、風車や造花を買ったりして
いろいろ買うことでお祭り気分を味わい楽しんでいるような気がします。
そのあたりは　楽しむのがうまいかもしれません。

そう言えば餃子を作るときに使う「へら」を買おうと見ていたら
隣のおじさん・・・白いアフロのカツラかぶっていたの。
それも1人で来ているみたいだった・・・・・。
日本じゃ絶対に見られない光景よね。
でも中国に住むとこんなこと風に好きに振舞えることが
とっても楽で居心地良くに感じたもするんです。
中国では　みなそれぞれ無邪気に楽しんでいる姿が微笑ましい。　

　

「私も楽しみたいぃ～」となにか買うものを探してみたけど
やっぱり欲しいものが見つからず
外国人の私が惹かれる物は　やっぱりこんな中国的なものばかり。

　
ほかに工芸品の影絵の細工や日用品、ぬいぐるみ、着ぐるみ、
帽子、乾物類、おもちゃや小物などいろいろ・・。
最終日なので投売り状態している店も多く
買うほうも「安いから買っちゃえ～」ってノリで盛り上がっていましたよ。


今年は　火薬の価格が値上がりしているようで
爆竹や花火が例年より少なくてちょっと寂しい春節でしたが
最後に「廟会」でお正月気分を味わえて楽しかったです。


地壇公園　入場料10元

もぉ～～幾つ寝ると旧正月ぅ～♪

もぉ～～幾つ寝ると旧正月ぅ～♪

中国に住み始めてから　クリスマスが終わると日本のお正月、
そして今度は　旧正月・・・とこの時期、
めまぐるしい速さで日々が過ぎていくように感じます。

今年は2月14日バレンタインディーが春節、
今週末から1週間ほど休暇になります。

周りの友人たちも暖かい島へ出かけたり
日本に帰省される方が多く北京も少し寂しくなりますね。

え？？私ですか？

私は、またいつものところでのんびりして来たいと思います。
特にプランは立てずお決まりの
そのときの気分でのんびり気ままにね。
美味しいもの、素敵なものに出会えたらラッキー！
出会えなくも「まぁいいか・・・」
そんなゆるゆるの休暇を過ごしてくるわ。

皆様も良い春節をお過ごしくださいね。

チョコレートのテーマパーク

昨年秋に「チョコレートのテーマパーク」に向けて　
兵馬俑や万里の長城を
チョコレートで製作しているとの情報を聞いて
ちょっと楽しみにしていた「世界チョコレートドリームパーク」。

1月29日に開幕したので偵察に行ってきました。

鳥の巣の北側とあるだけで
場所がハッキリしなかったけど　テーマパークだし
行けば標識とか建物が見えるだろうと思っていましたが
甘かった・・・。
それらしきものは見当たらず・・・小さな期待も更に小さくなっていった頃
人に尋ねてやっと到着・・・・・

想像していたような大きな建物は無く
プレハブが４つ並んだだけの簡単なものだったよ。
大丈夫かしら？？？
この規模でチケット80元は、ちょっと高いような気もしましたが
もしかして　中はすごいかも！！しれませんものね・・・。
不安になりながらも　こんなゲートをくぐって入場。
一応　荷物チェックも受けます。


会場は　キャンディ、チョコレート、
お土産販売や参加型のプレイスポット、そして飲食スペースの4つです。


ほとんどはチョコで作られた作品で
実物大の（微妙な）ＢＭＷや絵巻、装飾品など様々で、
こんなマージャン牌も！！
精巧に作られて良く出来ています　

そして　実際にチョコレートを使って花を作っていたり
飴使って可愛い動物たちを作っている様子が見られるブースも有ります。
ホワイトチョコを薄く延ばして　一瞬のうちに花びらを作っている様子は
手品のような早業ですばらしかったわ。

ちゃんと英語で説明してくれるガイドさんもいて　ビックリ！
「色が付いていても食べられるの？」と聞いてみたら
すべて食べられるものだそうです。

作られた花も　花びらが薄くて本物みたいでした。

情報によるとチョコレートで作った兵馬俑や万里の長城、
敦煌の石窟や清明上河図、
そして一番の注目は約1.5トンのチョコレートが滝のように流れるという
中国最大の規模となるチョコレートの滝だそうです。

この記事を読まなければ
それほど期待することも無かったのに
私の頭の中で巨大なチョコレートの滝を想像しちゃったのよね。


　小さなミニチュアが並んだ兵馬俑は　
実物大が3体あって　土のような質感もありよく出来ています。
ココアパウダーとか使っているのかな？？

私が一番楽しみにしていた　チョコレートの滝ですが・・・・・・
「あの・・・これ本当に滝ですか？？？」と
ちょっと悲しくなるくらいショボくてガックリでした。

たぶんこの滝がもっとスケールの大きなものだったら
私の印象もだいぶ違うものなっていたかもしれません。



そして　こんなバックを見つけました。
どこかで見たことありますよね？？
これをチョコで作ろうという発想が　さすが・・ですね。


寿司はアメ細工です。
ご飯一粒一粒が良く出来ていますし
下の布靴なんてどう見ても本物にしか見えないくらいの出来でした。


友人が楽しみにしていた飲食ブース！！
各国のチョコレートやチョコレートフォンデュがならんで・・
なーんて　そんな洒落た物はなく
いつもの軽食屋台だけでした。
せっかくのチョコレートのテーマパークなんですから
いろいろ楽しめたら良かったのになぁ・・・・。
とらえずココアとドーナツみたいなものを食べてみましたが
味が無いくらい薄いココアと　
食べたけど結局なんだか分からなかったドーナツもどきだったわ。

作品は　どれも巧妙で　とても良く出来ていますが
展示の仕方とライティングがイマイチでどこと無く漂うシャビーな感じ・・・。
ちょっと残念です。
個人的な感想ですが　80元はちょっとぼったくり高すぎかも・・・。
でもね中国人たちは　結構楽しんでいましたし
私もキャラクターのイチゴちゃんと記念撮影したりして
なんだかんだ楽しんできました。

　　場　所　：国家体育館（鳥の巣）の北東
　　期　間　：1月29日～4月10日
　　 入場券：80元