中山音楽堂でコンサート

　
久し振りにコンサートに行って　歌声に酔いしれてきましたぁ。
故宮の西側になる中山公園。

その中にある音楽堂でコンサートが行われたのですが
金曜日は　国慶節に行われる建国６０周年のイベントの予行練習とあって
大幅交通規制が引かれていましたね。

地下鉄も天安門などは通過するというし
いったい　時間通りに辿り着けるか不安でしたが
二環内は　案外車が少なくってスムーズで驚いちゃいました！
・・・却って車が少なくって　いつもより快適。

北京に住む中国人も　こんな規制は慣れたものなのでしょう
みんな　対処法をわきまえているのね～。

・・と言う訳で開演の１時間前に到着してしまって　
軽く夕食を済ませ余裕で席に付くことが出来ました。

今回のコンサート　有名なシンガーでない為か
もともとチケットもそれほど高くなかったので
一番高い「特別席」というのを購入してみました。
てっきり　前列あたりだろうと思っていたら
案内されドアを開けて貰うと　そこから絨毯が全然違って
ふっかふかなボックス席でした。



こんなボックス席でコンサートをみるなんて初めてよ！！
「え？？特別席なのに　近くじゃないのね・・・」と思ったら
上手くできているのね。

椅子もゆったりとした大きなソファで　
背もたれに寄りかかると人の気配が視界から消えて
自分の世界だけでコンサート楽しめてとっても快適でした。
ウロウロする中国人が　気にならないって久し振りだわ！


「小娟＆山谷里的住民」と言う方のコンサートだったのですが
きっとご存じないでしょうね。


以前　２月の寒い中　北京をお散歩中に偶然見つけたカフェで
偶然聞いた彼女の歌声。

小野リサの歌声が　優しい春風とすれば
小娟の歌声は、５月の草原を走り抜ける爽やかな風。

あまりに綺麗な歌声と優しいハーモニーに
思わずカフェの店主にこのＣＤは誰なのか尋ねてみたところ
「小娟＆山谷里的住民」と教えて頂き
「ここで販売しているよ！」と見せてくれたんです。
もちろんこの場で枚購入しちゃいました。

それから彼女のファンで疲れた時など　癒されたくて聞いていたんです。

そんな「小娟」がコンサート開くという小さな記事を雑誌で見つけて
小躍りしながらチケットを買いに走ってしまったという訳。

そして嬉しいのは　このコンサート、「八喜」という会社が協賛していて
チケットを見せるとアイスクリームが貰えるの！！

大好きな音楽を聴けて　その上アイスクリームまで貰えちゃう！
こんな良いコンサートなら　毎月行きたいよ～！



これは帰り道　車のほとんどいないひっそりした道路から
眺めた幻想的な故宮。
国慶節の練習ため　いろいろな場所がライトアップされてて綺麗でした。















 

北京現代アート

我が家へようこそ～～！！
なんて言ってお客様をこんな素敵なお家へお招き出来たらいいですね。

先日　中国の現代美術家・艾未未（アイ・ウェイウェイ）さんの設計した
建物を見学に行ってきました。


北京の象徴とも言われる灰色のレンガを使った
現代的な建物は　さすが現代芸術家といった感じですね。
塀には、レンガで凹凸を作って過去を表現しているのだとか・・・。
でも残念ながら現代アートに疎い私には　何を表現しているのか
分からなかったけどね・・・・。

ところで艾未未（アイ・ウェイウェイ）さんってご存じですか？

私も友人に教えて貰うまで　全然知らなかったのですが
北京オリンピックの時にメイン会場となった
「鳥の巣（Bird's Nest）」の設計に協力した方とか・・・・。

てっきり　鳥の巣の設計は、
スイスの建築家ユニットヘルツォーク&ド・ムーロンとばかり思っていたのですが
芸術顧問としてデザインに協力されたのが
艾未未（アイ・ウェイウェイ）さんでした。

ではなぜ　北京でオリンピックを開催した際に
設計者として彼の活躍を大きく報道しなかったのか・・・・。

それには　いろいろ訳があるようで
のちに艾未未はオリンピック開催に失望し反対する考えを示し
国家体育場建設やオリンピック関係のイベントから手を引いたからだ。

社会活動にも参加されている艾未未さん。
文化大革命も経験し　海外に住み活躍されてきたからこそ
中国に戻って様々なことを感じ、発信しているのかもしれませんね。
でも中国国家とぶつかることも多いようで　彼のブログも削除されてしまったようです。

中国に住んでいろいろなことが分かってくると
複雑な中国内情が更に奥深くて　
とうてい外国人には理解出来ないことだと感じます。

おっと　最近　建国６０周年でやたらと厳しくなってきたので
私も削除されないように気をつけなくっちゃ！！
今日はこの辺で・・・・・。



中庭には　ザクロの木が数本あって
赤く色付いた実が　とてもかわいかった・・・・。
私　初めてザクロが木になっているのを見ました。

フランスの風に吹かれて

ボンジュール！　
青い空に白い教会のコントラスが綺麗なモンマルトルの丘・・・。

”夏休みで今　フランスにいます”



・・・・で滞在しているのがここ。


と言いたいところですが
分かりますかねぇ～？
これってパリじゃなくて北京の金宝街にあるホテルです。
ははは。。。ちょっとフランスっぽくないですか？？

週末にパリには行けませんでしたが
友人宅にお邪魔して存分にフランス気分を堪能してきました。


すべてフランスから買って来た食材を使っての食事会
まずは　白ワインで乾杯し
フォアグラとベリーのコンフィチュール！
これをパンにのせて頂くのだがこんな組合せって有りなんですね？
今までに食べたことのない美味しさに思わず
感嘆の声を上げてしまったほど美味しかった！

デザートワインのように甘めの白ワインとフォアグラ、
そしてサラミソーセージが何とも絶妙で　ワインも進むし
あっという間に籠にいっぱいあったパンを平らげちゃった。

チーズ好きの私は　もうテンション高め！
たくさんのおいしいチーズにチーズをふんだんに使った大好きなキッシュ！
そして美味しいワインで　もう幸せすぎぃぃぃ・・・・。

チーズの中には、山羊のチーズもあって
これは、まさに「羊肉串」の味！！
チーズと羊肉を一緒い食べたような味で　
羊が苦手な人は、ちょっと無理かもね。
でもね　それが案外食べていると病みつきになりそうなんですよ～。
スッキリとした渋みのある赤ワインが進みます！

　
最後にご主人がメインのステーキを焼いてくれることになっていたのに
最初のフォアグラが美味しすぎて　ちょっとパンを食べ過ぎたよ～
残念ながら　メインまで辿り着けなかった～。（　心残りです）


さてデザートと珈琲をいただいて再びエキサイティング！！
今度はこれでゲーム大会

ゲーム好きの私は　一度やり始めたら朝までやってしまうこともあるので　
ここ数年　ＴＶゲームは自分の中で禁止令を出している！
だから新しいゲーム機には疎くて　じれった～い””
　
やりこなして　是非今日のリベンジしたいところです。

楽しい時間はあっという間に過ぎて　
帰宅は　せめてもの運動にと歩いて帰りました。

夜も遅いのでほとんど車のいない北京の道路を歩きながら
アレも美味しかったね！これも最高だったね！と
主人と話しながら　不思議と全然疲れなかったよ。




モンマルトルやセーヌ川を散歩して
シャンゼリゼでお買い物したあとは街角の小さなカフェでひと休み。
　あ～再びフランスに行ってみたくなりました。













 

久し振りに青空が広がって

いつもならこんな青空が広がる北京の夏なのに
今年はどうしちゃったの～？と言うくらい雨が多い。

日本も雨や曇り空で夏らしい天気が少ないらしいけど
これって環境破壊のせいかしら？？

昨日纏まった雨が降ったので　今朝はスッキリと晴れ渡った北京の空。
あんまり気持ちよくって朝からジムに行って運動しちゃいました。

ジムとミストサウナで汗を流し　午後からリドにある「ＳＡＬＴ」で
友人とお茶ｔｉｍｅ。。。のはずだったけど
「ＳＡＬＴ」ってランチは良いけど　午後茶に来る客はいないようで
メニューを開いてから後悔の荒らしが吹き荒れました。

ケーキの種類も少なく　珈琲もケーキもメチャたかっ！！
オマケに服務員の態度も良くないし　３時には店を追い出されちゃいました。
うう～～！
今度　午後茶を目的にした日は、カフェを探すことにします。反省

でも　空を見上げれば　青空が広がって気持ち良いから
なーんでも許せる寛大な気持ちになっちゃうわ～～！！

ダック部よ再び・・・・・。

部長が本帰国されてから一気にトーンダウンしていた「ダック部」。

前回、部活動が開催されたのはいつだったのかと思えば
な・・・なんと２００８年６月２３日でした。（その時の記事はこちら）
いやぁぁぁ～～１年以上も前の事じゃないですか！！

「久し振りにダックが食べたい～」と言う友人の言葉から
「ダック部よ！ふたたび・・・！！」と言うことで
久し振りに本日ダック部２０回目の部活動が開催されました。

今回たくさんの新メンバーも加わり更に美女度がUPしたダック部。
頼もしくなりそうな気配充分です！

１９回のダック部で北京の有名店は　ほぼ食べ尽くしてしまいましたが
前回「利群」で開催された時は　お休みしてしまって
なんとワタシ今日が「利群デビュー」でした。

胡同の家にある利群は　分かり辛いことで有名でしたが
現在　北京も開発が進んで
店のすぐ側まで大きなアスファルトの道路が出来る！！
「無事にさがせるかな・・・」と不安でしたがメチャ分かりやすくて拍子抜けです。

タクシーで行く際は　前門東大街から正義路に南下し西打麿上街を過ぎたら
要注意！ゆっくり車を走らせて貰って
右手にこんなダックの絵が見えたら下車しましょう。

そのダックの絵に導かれるように５ｍほど西に進むと目の前に
こんな小さな店構えの「利群」が登場・・・・。
あまりに小さな入り口で　ワタシは裏口から入ってしまったかと思ったくらい。

噂では　かなり混んでいて昼時は　外で待つ人も多いと聞いていたんですが
今日はガラーンとしていて私たち以外１．２組しか客がいません。
朝から強い雨が降っていたせいかしら？？

混雑してザワザワしているのも落ち着きませんが
ひっそりとしているのもちょっと寂しいです。
それにしても　どうして今日は客が少なかったのだろう・・・・。

肝心のダックは　こんな感じです。

１匹でこの皿が２つ出てきます。
前回「発達鴨」で食べた時は　１匹で一皿分しかなかったので
「利群」のダックは結構お得感ありかもですね。

ダックの付けだれや胡瓜、ネギは１人１人ではなく
回転テーブルに置かれみんなで共有して使うシステム。
最近では　こんなシステムも随分少なくなりましたよね。

決め手となる付けだれは　甘さ控えめの正統的な味で
ちょっと懐かしくなりました。
ダックそのものの味は　からのパリパリ感はないものの
肉自体に味がしっかりあってサッパリタイプ。
それと　ダックを包む「餅」が薄くて時間がたってもしっとりしていて
美味しかったです。（季節によるかもしれませんが）

他に写真にあるのは 芥末鴨掌（ダックの足の芥子和え）と
火燎鴨心（銀紙のヤツはハツの塩焼き）、他に魚香茄子、凉菜金針菇、
古老肉、腐竹の冷菜、エビ炒め。
お料理は　普通に美味しくいただきましたが
この量とサービスから考えるとちょっと高め？？かなと思いました。

印象に残ったのは　ダックを切り分ける際、
普通はパフォーマンス的にこちらに見えるようにしてくれるのですが
ここは・・・・・

こんな感じで後ろ向きに　ひっそりと控えめだったこと。
お兄さん　背中を丸めて黙々と作業してくれる姿に思わずパチリ！。

今日もご馳走様でした。


「利群」崇文区前東大街北翔鳳胡同11号(正义路南口)
また行きたい度　★★★☆☆
０１０－６７０２５６８１／６７０５５５７８（個室あり）
北京ダック１６８元