人民大会堂で音楽会

香山から戻って急いで着替えをして
バタバタと出かけていったのは、「人民大会堂」。

入り口では、空港と同様に厳しいセキュリティチェックを受け
彼方此方に軍人さんと思われる鋭い目つきで
警備されている方が目立ち
ちょっと重々しい雰囲気でした。
　　
中には、レッドカーペットが敷かれ　
やはり普通の会場ではないような立派な雰囲気が漂っています。
広いロビーでは、「人民大会堂」とあってか
記念撮影されている方もたくさんいましたが
私は、お腹が空いたので椅子に座って
サンドイッチにかぶりついておりました。
でもね　こんなところで食べても良いのかちょっとドキドキだったけど・・。
　
代表大会の様子　　　　　　コンサート会場

　　　先日ここで
「中国共産党第１７回全国代表大会」が
行わればかりなのに
もうコンサート会場に使っているなんて
凄いですね～信じられません。
日本では、国会議事堂でコンサートなんて考えられませんからね

・・・・で誰のコンサートだったかというと
日本人なら誰でも知っている「陳美齢」。
日本語で言えばアグネス・チャンです。
　特に彼女のファンとか言う訳ではなく
知っている歌は
「草原の輝き」と「ひなげしの花」しかないのですが
日本語と中国語を交えながら
なかなか楽しめました。

嬉しいのは、彼女が話す中国が全部理解出来たこと。

それは、私の中国語レベルが進歩したのではなくて
彼女は、中国語を上手く話せないようで
簡単な表現が多かったから・・・・なのだ。

紅葉狩り＠香山

香山に行ってきました。
前日は、霧がかかったようにスッキリしない天気だったので
ちょっと心配だったけど
スッキリと青空が広がって行楽日和！

紅葉を楽しむには、やっぱり明るい太陽があってこそ
引き立ちますからね　とーっても重要ですよね？

日に光の中では、こんなに綺麗なんだもん！

今の季節、週末の混雑ぶりは、もの凄いようですが
平日なので　それ程混んでいなくて快適。
・・・・と言ってもかなりたくさんの人がいましたけど・・。　

昨年は、１時間半も並んだリフトだって　
１５分程度ですぐ乗れましたからね　ストレスは感じません。
　　

お天気にも恵まれ　時間もちょうど良かったようで
色づいた葉がキラキラと日の光りに輝いて
とっても綺麗でした。

山頂までは、リフトで（１回３０元・休日５０元）登ったのですが
最初は、見下ろす景色に感動しながら　ウキウキしていたけど
だんだん高度が上がるに連れて　感じる空気も冷たく
とにかく風が強くって　寒かったぁぁぁ～
カバーも何にもないので　ひたすら我慢するしかないもんね

それに強風でリフトが揺れるので
コレも怖かった・・・（ある意味中国は、いろんな事が起こりえるし・・）

　

←山頂では、友人が作ってきてくれた
おにぎりをごちそうになったの～

それも貴重な日本米と日本の海苔に具材！
ずーっと美味しいおにぎりが食べたいって思っていたから
もう最高の昼食でした！　感謝感激！！
朝の忙しい時間に　唐揚げやら卵焼きやら
こんなお弁当をチャッチャ！と
作っちゃう友人をもって私って幸せ者だわ！！しみじみ実感。

ちょっと風が強かったけど　新鮮な空気と
絶景を見下ろしながら食べたおにぎりの味、忘れません！！

下りは、山頂から紅葉を楽しみながら歩いて
下山したかったのだけど
この日は、夜にコンサートも行くことになっていたので
私の我が儘で　下りもリフトで楽して降りて来ちゃった！！
歩いて降りると２時間ほどかかるそうです。

本当に寒い日だったので　下りてきた頃には
体の芯まで冷え切ってしまって
香山にopenした「通称猫カフェ」で暖を取ることにした。
五道口とリドにもありますが　
ここは、窓から木々が眺められて　
良い感じの空間が広がっています。


そう言えば、今日は、ハロウィーンでしたね
すっかり忘れていました・・・・。

１２匹目のダック

前回のダック部は、ブログでは、ご紹介していませんでしたが
四川料理店で行われたんですが
今回は、基本に戻ってか「大董」。

私にとって１２匹目のダックです。

私は、それ程アテンドすることもないので
あまりダックを食べる機会は、少ないと思うのだけど
それでももう二桁？！さすが北京に住んでいると違いますね

中でも一番　多く食べているのがこの「大董」で
私は、ダック以外にもここの料理の盛りつけ方が好きです。




いつもは、ダックがメインで料理は少なめなんですが
今回は、いろいろオーダーしちゃいました。
でもダックが　いつもよりも少し小さ目だったので
ちょうど良かったかも？　

やっぱり大董の鴨は、ほどよい脂加減で　サッパリといただきました
注文したお料理は、定番の物が多いのですがどれもＧＯＯＤです！


オレンジのスープ・エビのマヨネーズ和え・空豆と干しエビの和え物
鴨心の香味焼き・栗と白菜のサフラン煮・柿のヨーグルト和え
（お薦めです↑）
他にスープと胡麻糊粥・鴨レバーのゼリー寄せ。

秋を満喫

昨晩の雷雨のお陰で霧が続いていた天気が一転、
今日は、スッキリと青空が広がって気持ちいい朝になりました。

紅葉の見頃を迎えた北京、
こんな青空が広がったら　行くっきゃないですよね？

でも香山は、混んでいそうだし・・どこに行こう・・・・。

慕天峪長城から更に東へ行ったあたりに有る「龍清湖」、
そして「神堂峪」へと向かったのですが
ちょっと日陰が多そうで　紅葉を見るのはイマイチかもと
中には、入場せずにその近くを適当にお散歩することにした。

ビルが建ち並ぶ北京の中央から車で１時間ほど離れると
こんな長閑な景色が広がる北京、
そんな自然の中で季節を感じることが出来るって幸せだわ～。

北京は、急に寒さが来るせいか
紅葉も色が鮮やかで　とっても綺麗ですね
太陽に照らされて　葉がキラキラと輝き　とっても綺麗でした。　
　　
北京は、霧の翌日は気温が下がり
その翌日は、晴天になるらしいが　まさにその通り！

青空が広がって気持ちいいけれど　
今日は、随分と気温が下がって冷えてきました。

少し肌寒くなってきたので
通りすがりに素敵な建物を見つけて行ってみると
まだオープンする前のプチホテルだった。
次回、友達と１泊で遊びに来られるように
下見をさせて貰って
そこでしばし珈琲を飲みながら休ませて頂いた。

そして　この子に一目惚れ・・・・

私の靴の紐が気に入ったらしく
珈琲を飲んでいる私の足下でじゃれてきて
ずーっと一緒に遊んでいました。

あ～～～やっぱり犬を飼いたいよ～！！

帰り際にクルミや果物を売っている露天に立ち寄って
秋の味覚をＧＥＴ！！クルミや栗、瓜を購入。
　　

さて　ＧＥＴした栗で今度は、秋の味覚を楽しむとするか！！

シルクロードのオアシス

今回旅をしたシルクロードは、降水量がとっても少ない土地です。

このトルファンは、年間の降水量が
わずか日本の夕立１回分にすぎないんです。

そんな乾いた土地に潤いをもたらすオアシス。
このオアシスの存在する都市が点在していると言った感じです。

オアシスには、３つのタイプがあって
１，河川の水を利用したオアシス
　　　　　　（カシュガルやホータンなど）
２，わき水を利用したオアシス
３，地下水路を利用したオアシス

トルファンは、３の地下水路を利用したオアシス都市なんです。

天山山脈の雪解け水を地下水路で
街まで引いて生活用水や農業に利用しています。

なんとその総延長は、５０００ｋｍ！
こんな距離に水路を通すことは、きっと大変だったでしょうね

だって　今の時代のように大きなシャベルカーや
器具など無いため　人の手による地道な作業。
ホントに気が遠くなるような話しです。

　

この広い砂漠の中、どのように作ったのかというと
まず、水脈を探して　ひと１人が通れる穴を掘る
↓
写真のように一定の間隔で縦穴を幾つも掘下げる
↓
その縦穴を横に緩やかな傾斜をつけながら結んでいく。

そして住宅区域まで地下水路が届くようにするのです。

何もない道路に無数のそんな縦穴を掘った時の
たくさんの砂が盛りあげられていて　それが何キロも続いています。

そんな地下水路を利用したオアシスをカレーズと呼ぶのですが
その貴重な水を利用して
たくさんの葡萄が豊富に実っている光景を見ると
トルファンの人たちの汗と力で成し遂げたオアシス作りに感動してしまいました。