前門眺めながらのヘルシーランチ＠Capital M

白くもやっている空が続く北京。
じっとりと纏わりつくような湿度を含んだ空気は、やっぱり不快ですが、
考えてみればもともと日本人は、こんな気候の中で生まれ育ったんだもの、
そう思うと心なしか、そう不快に感じない・・・様な気がしてきます。

そんなもったりした暑さの中、
アフタヌーンティーが美味しいと評判のレストラン「キャピタルＭ」に出かけてきました。
テラスからは、正陽門（前門）望める素晴らしいロケーション、
もともと上海のワイタンあって数年前に北京にも出店された素敵なレストランです。



店内のインテリアも欧米人が好きそうな雰囲気でにこやかなスタッフが
気さくに対応してくれますが、私は、こんな欧米風の対応が苦手でして
よく食事をしていると「enjoys ？」と声をかけられるじゃない？
そんな時「あたしゃぁ、アジア人だから静かに味わわせて！」って内心思っちゃうの。

英語力があればもっと「ぺらぺ～～ら」と気の利いたことも言えたら
カッコいいけどそんな語学力もないのでね・・・・・あはっｗ。




是非、ここのアフタヌーンティーを食べたいって思っているんですが
残念なことに週末の午後３時からしか扱っていないので、
なかなか行く機会がないのよね～。だから今回もランチ&お茶でした。

ココの食器やカトラリーすべてに「Ｍ」というイニシャルが
入っていてすっごくカワイイの。

色もカワイイし、私の名前の頭文字が「Ｍ」だからということもあって
欲しくなっちゃったよ～～。

引越し楽ちん可動式お家

夏バテもせず元気に過ごせる源は、やっぱり食べることでしょうか？

胃腸が弱いので胃薬が手放せないことが多くて
一月の半分以上が不調なことが多いのに
この夏、食欲旺盛でいっぱい食べているせいか、いつもより調子が良い。

中国の食事は、日本よりもボリュームがあって、
すでに胃袋が大きくなっている事は、ずでに自覚があり
日本にいた頃よりもかなりのカロリーを摂取していると思うの。

だから食べ過ぎないように・・・・これ以上真ん丸くならないように・・・と
気をつけなければ・・・と言う気持ちはあるんですけどね～～。

う～ん、どうも体がスタミナを欲しているみたいで
先日のとんかつに続いて「てんぷら」が食べたくなって
新源里にオープンした「天天」に出かけてきました。

その途中、こんな可愛らしいおうちを発見！！
二台に「日本」と書かれているけどどなたのワンちゃんでしょうか？



おうちの中で静かに主が来るのをお待ちかね？

家でひとりでお留守番しているよりも、こうして一緒に外出したほうが
犬にとってもいいでしょうね～。
おまけにハウスごと移動できたら犬も安心できそうだし・・・。

北京は、ペット禁止の場所が多くて公園すらペット連れ禁止、
だから一緒に出かけるところがなくてアリスは、いつも留守番ばかりです。

こんな風に移動式のお家と共に一緒に出かけしたら楽しそう



あんまりハウスの中を覗き込んでいるので
「あんまり見ないでよ～～～」って眼差しですね。

北京で漫画喫茶

どこかに出かけたいけど、行くところが思いつかない・・・・・
でも家にいるのは、つまらないのよね～・・・・。

そんな日は、たまにはボーっと漫画を読む1日があってもいいじゃない。
あまり漫画を読む習慣はないのですが
学生街である五道口に「Ｂ3」という漫画喫茶があって
ときど～き思い出すとふらりと漫画を読みに出かけています。


15元以上オーダーすると90分漫画が読み放題。

コーヒーが15元だからコーヒー1杯でもれなく漫画が読めるなんて
きっと家の近所にあったら定期的に通ってしまいそうだわ。

今回は、友人ご推薦の「君に届け」を読んできましたが
3時間で5巻までしか読めずちょっと消化不良気味です。へへへ。

そして毎回、漫画喫茶とセットにして行くのが「ばんり」という
トンカツ屋さん。

揚げ物が苦手なんでトンカツが食べたくなると　出かけて行き
このボリュームたっぷりのひれかつをいただいてきます。
このセットで35元なんてやっぱり学生街ならではの嬉しい価格ですよね。



「ばんり」で食事をすると漫画喫茶利用が９０分無料になる券をもらえるので
「Ｂ３」にいく時は、この券も利用するとお得意ですよ！


「ばんり」：五道口駅前十字路の西北にあります。ケンタッキーの西側。
「Ｂ３」：華清商務会館の地下3F　（ばんりの向かいのビル）

夏になると食べたくなる炸醤面＠一椀居

北京の夏が来るたびに食べたくなるのは「炸醤面」。
茹でた手打ち麺に枝豆やセロリ、もやし、
そしてキュウリや心里美（紅大根）などの千切りしたものを乗せて
甜麺醤の肉味噌を絡めて食べるこの麺は、1年中あるのに
何故か私は、夏になると食べたくなるんですよね。

それで少し前に農展館北路に新しく開店した「一椀居」が気になっていて
食べに行ってきました。
こんな炸醤面を扱う店ってどちらかと言えば「老北京」の雰囲気がある
庶民的な感じですがここは、庶民的といえば庶民的だけど
ちょっと今風な小奇麗なお店。
北京に初めて来る方へのアテンドにも使えそうな感じです。



それに一般的に北京料理は、塩気が強くて濃い味付け。
炸醤面の肉味噌も味付けが濃くて
食べたくなるのに、塩辛くて実はそれほど好きじゃなかったりします（わがまま？）
でも、一椀居の味噌は、塩辛さも感じなく、ちょっと甘さあってかなり私好みでした。
甘めが好きな方には、お勧めな炸醤面です。　

そしてこんな老北京なお店に来ると食べたくなるのが「爆肚」。
今回もオーダーしてしまいました。



「爆肚」は、牛のセンマイを茹でてゴマタレで食べるものですが
店によってつけだれに個性があって、好みかどうかが分かれる決め手。
ここのは、よく羊肉串に使われている香辛料「クミン」が
入っていて　ちょっと他の店とは違う感じ・・・・。
それに少々、センマイもモツ臭さが残っていてあまり好みじゃなかったわ。



他に卵ときくらげを炒めた「木須肉」
庶民的中華の代表的存在？何処にでもある家庭料理で外れることはないのに
この一椀居のものは、ちょっと塩気が強くて塩辛かった・・・・。



大根の千切りを甘酢につけた冷菜。
麺のこってりした濃い味付けを中和させてくれてサッパリ。



大根の千切りをパイ生地で包んで焼き上げた大根パイ「银萝千层酥」。
珍しく大根だけじゃなくてマッシュポテトも入っていたぁ～～。
サクサクで軽やかな生地の口当たりと柔らかくて
優しい味の大根とポテトの甘さがいい感じ。とっても美味しかった～

今日のヒットは、炸醤面と大根パイかな

一椀居：朝陽区東三環農展館北路甲8号
6766-6688・8049-8889

ひとりカフェの時間

今年の夏は、ホントに毎日雷を伴う激しい雨ばかりでしたが
ここ数日、爽やかな風が吹いて気持ちよいカラッとした続いています。

こんな日は、よく一人で胡同をフラフラしたり、カフェに行ったりしていましたが
アリスが我が家に来てから　一人で出かけることって少なくなりました。

エアコンが苦手な女性は多いと思うけど ここ北京で窓を開けておくと
あっという間に部屋の中はホコリだらけ・・・・。
それでもこんな気持ちよい日は、ついつい窓を開けちゃって
アリスと二人、ソファーの上で寝そべっていると心地よい風が気持ちよくって
ウトウトしちゃう～。これがまた気持ちよくってぇ～。

久しぶりに今日は、足を伸ばしてひとりでカフェに行ってきました。
いつ来てもココで人に会った事がないくらい静かなところで今日も私一人だったよ。



サンドイッチを食べながら雑誌をめくる一人の時間。

もともと一人でいることは嫌いじゃなかったけれど
一人でご飯を食べたり、映画を見たり、散歩したりするのって
どうも手持ち無沙汰な気がして苦手でした。
たぶん一緒にいる相手がいなくて寂しい人って思われることも
気にしていたのかもしれない。
今思うと誰ーもそんなこと気にも留めていないのに。

今では、その無関心さが何とも居心地よく感じます。
少し精神的に大人になった・・・ってことかしら？
他人の目を気にすることが若さなのかもしれないですね。