春眠暁を覚えず

何だか最近　とにかく眠くて眠くて仕方ありません。
下手したら　お箸を持ちながら目を閉じてしまいそうなほど・・・。

そして眠いのに　夜になると寝付けないから
始末に悪くて　どうも調子が出ません。

先週末に主人の姉が我が家に滞在され
突然のことだったので　準備もして無くてアタフタ・・・。
一緒に街歩きをしたり　夜はついつい遅くまでお喋りしてしまって
その疲れが抜けきれないみたいです。

それともうひとつ・・・
春になると　誰もが眠くて季節のせいかもしれませんね。
今の季節になると　いつも思い出すのが「孟浩然」の詩。

春暁　　　

春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少

誰もが一度は　学生時代に読んだことがあると思います。
まさにこの詩のとおり
春の眠りは心地が良くて　いつ夜か明けたのかさえ分からない。
下手したら　お日様が高くなってもまだ眠れます・・・。

先日　本を開いたら上の漢詩を訳したものが載っていました。
日本語の表現になると　優しい響きが加わって
日本語の美しさを感じますね。　

春あけぼのの　うすねむり
まくらにかよう　鳥の声
風まじりなる　夜べの雨
花ちりけんか　庭もせに
（土岐善麿訳）