きのこ鍋＠小背篭

良く中国では　寒い季節は滋養のあるスープを飲むのが良いと言われますね。
ここは　鍋料理屋さんですが　きのこベースで出汁を取ったスープが絶品。
それに　きのこ鍋なので少し胃が疲れたときなどにもピッタリです。

北京に住む日本人の中では　有名な店なので
今更紹介することもないとおもいますが
秋に本帰国となった友人が　北京に遊びに来たので
久し振りにきのこ鍋「小背篓」に行ってきました。
いろいろなきのこの種類があって　分からない方は
セットになっているモノが４種あるのでそれを注文されるといいかもしれません。
松茸入りが一番高価で、その次は、１９８元、１５８元、９８元となります。
今回私たちは　１９８元のきのこセットにしてみました。

そして鍋底は、烏骨鶏とキノコベース。（これもいろいろあって選べます）
キノコの歯ごたえを楽しみながら
野菜を数種頼んで　きのこスープと共にいただくと
寒い冬には　体も温まってとっても滋養が出そうです。
湯気に包まれていると　乾燥したお肌にもいいかも？？
それに　ここの付けダレは、芝麻醤、海鮮醤油、サテ醤などの他に
ポン酢（日式）があるのが嬉しくて　私はいつもポン酢で頂いちゃいます。

〆には、これまたお決まりの２種類の麺。
きのこを練り込んだ茶色の麺と、ほうれん草を練り込んだ緑の麺。

各自でのんびり食べたい方は、大きい鍋じゃなくて
１人ずつに分かれたひとり用鍋もあります。
きっと日本人客が多いのでしょうね
日本語メニューもありますし　店には少し日本語を話せる方もいます。


団結湖路北五条甲1号
０１０－６５９３６５９３

上海 路地裏歩き

オシャレなお店も良いけれど
私は、小さな路地裏歩きが大好きです。

上海には、たくさんの路地裏があって　
開発されたオシャレな所からちょっと道をそれると
生活感漂う　ゴチャゴチャした世界が広がっていたりします。
だから人で賑わう路地裏を見かけると
ついつい中に入ってみたくなってしまうんですよね。

その名も「魅惑の路地裏」なのだ。

様々なモノや人達があつまる路地。
今回も「おお～～！！」と思うところを見つけ
ニヤッと夫を見ると「またか？？」と呆れた顔してました。

上海では、人が集まるところには　必ず点心あり！
と言うくらい　どこにでもお菓子が売られていて　
これが案外美味しかったりするんですよね

私が好きなのは　ピーナッツを飴で固めたお菓子。
似たような物が日本にもありますよね？


北京には　ワタシ好みの点心が少ないので持ち帰るべく
早速、胡麻風味を購入してみました。


　
このクレープのようなモノは「煎餅」と言って
中国版　お好み焼き　と言ったようなもの。
お好み焼きが大好きな私は、もちろんこれも大好きなんだけど
北京の煎餅は、甜麺醤味。
どうも好きになれず　もうずいぶん食べてなかったわ。
やっぱり　上海のちょっと甘めの味が最高です。
　

紹興酒の量り売りやさん。
瓶入りや亀のモノもありますが
ペットボトルなど容器を持参すれば　必要な量だけ売ってくれます。
考えてみれば　地球に優しいエコですね。

野菜を売るおばちゃん達の横で
なにやら焼いているお兄さん。
何しているかと思ったら
春巻きの皮のようなモノを作っています。



このおばちゃんは、落花生や
ヒマワリのタネなどを煎っています。
カボチャに西瓜、胡桃など
中国には　こんな種類のお菓子がたくさん。

ここは、漬け物のお店。


たくさん並んでいますが漬け物が苦手な私は、未だに食べたことが
ないので味は分かりません。。。悪しからず・・・・。
・
・
・
おや？私の写した写真って　みーんな食べ物ばかりじゃん！

お昼前でお腹が空いていたからかな？
ランチは、行きたい店があったので
ここでお腹いっぱいに出来なかったことが　残念でした。

優しい歌声に包まれて

日本にいる頃から　絵を描いたりキルトを作ったりする時に
いつも決まって流すのが「小野リサのボサノバ」。

今でも　朝の身支度をしながら聞いているんだけど
特に心が疲れているとき
コーヒーカップを片手にボーッと窓から緑を眺めながら
彼女の歌に包まれていると　心がほぐれてくるのがわかります。

私の生活は、まさに彼女の音楽と共に流れてきた・・
ちょっと大袈裟かもしれないけど　そう言っても良いくらい
我が家では　いつもボサノバが流れています。

そんな彼女のコンサートが
１／１０北京の奧体中心体育館で行われ
彼女の優しい歌声を生で堪能してきました。

トークもわりと少なく　たんたんと流れるメロディー、
静かな歌声なので盛り上がりには欠けますが
彼女の優しい春風のような声に包まれていると
日常の忙しさを忘れ癒されます。

フワフワとした雰囲気で　手をかざしたら
消えてしまいそうなそんな雰囲気の小野リサさんでした。

最後は、日本語で「ふるさと」、
中国語で「夜来香」ともう１曲唄ってくださったのですが
中国語で唄うボサノバも・・・・不思議な感じで素敵でしたよ。

北京で凧揚げ

中国に来た頃から　ずーっとやってみたいと思っていたのが
「凧揚げ」。
４年越しの夢が　やっと叶いました。

以前　友人に「凧揚げしたいんだけど・・・・」と言ってみたのですが
「いいね～」とは言うものの　行動に移すまでには至らなかったり
皆、笑うだけでイマイチの反応でした。

ひとりで凧揚げしても　つまらないし。。。
上手く揚げられれば　まだいいけど
ひとりで凧をズルズル引きずって走っているだけだったら
　想像しただけで～寂しすぎます・・・。

今年は、勇気出して凧揚げしているオッチャンと友達になろうと
思っていた矢先
いました！！・・・いましたよ！！
同じ事を考えていた友人が！！！

早速　凧を購入しようと言うことになりお店へ。

所狭しと並ぶ凧。
いろいろあり過ぎて　目移りする中
鷲の形をした凧と練習用に三角形の大きめな金魚の凧を購入しました。
そして　リールと糸も！！

このリールがくせ者でして
糸とリールを別々に買って　巻き付けなければ行けません。
これが思いの外　重労働ですぐに二の腕がプルプルしてきます。
・・・・っていかにも自分でやったようですが
ほとんど　お店のお兄ちゃんが巻いてくれんだけどね。
そのスピードの速いこと！！さすがですな～～

準備万端！！腹ごしらえも済ませて
張り切って「天安門広場」へ！！
・・が！！以前は見かけた凧揚げオッチャン達が
誰ひとりいません・・・
今は、安全管理上「凧揚げは禁止」されているようです
残念だぁぁ～天安門広場をバックに上げたかったのに。

これは　以前の風景です→

仕方ないので家の近所で凧おじさんをよく見かける場所に行き
凧揚げ開始～！
・・・が
店のお兄ちゃんは、簡単に揚がるよと言ったのに
ぜんぜん簡単なんかじゃありません。

風が弱かったのかな・・・・。
たぶんそうだ！！そう思いたい

いい大人の女性が凧を引きずって走っている姿・・・
想像してみてください
日本では　きっとあり得ない光景ですよね？
でもね上がったと思ったら　すぐに落ちてきちゃうから
ずーっと走っていないと　ダメなのよ・・・・。

今回は上手く上がらなかったけど　すごく楽しくて
久し振りに夢中になって遊んじゃいました。


次回は、リールと糸のコンディションを整えて
再度　挑みたいと思います



走ったり一生懸命右腕を振り上げていたので今日は　筋肉痛です・・・

あれれ・・・高度低くない？？

元旦に９時のフライトで上海に向かったんですが
この時乗った飛行機ちょっと変だったんですよ～

隣で主人が「なんかこの飛行機ヘンだよ・・」とぽつり。
．
．
．
．
．
．
そう言われてみれば
飛び立って３０分ほどしても高度は　高くなってなくて
逆に１０００ｆと少しずつ低くなっているではないか・・
そして前にあるモニターを見てみれば　
あれれ～～？
大きく旋回を始めて表示される上海までの航路から外れたぞ・・・・。


それからしばらく　私の頭の中は「もしや・・・・・？」と
悪いことばかりグルグルと想像してしまって・・
不安でいっぱいになってしまいました。
それでなくても　飛行機は大の苦手なのに・・・。

隣を見れば　
主人も機内の様子をうかがいながら不安そうな表情を浮かべています。
が・・・何を考えているかは
お互い言葉にするのも恐くて無言のまま
窓を覗いてみたりキョロキョロするばかり・・・。

周りの中国人は　なにも気が付いていないようで
気楽に寛いでしますが　私たち二人は、真剣な面持ちでソワソワ・・・・
きっと挙動不審に見えたでしょうね

今だから笑って言えますが
何かあったら　どう対処しようか・・・などと考えたりして
ホント　恐かったんですよ～～


そうこうしているうちに機内放送がかかって
「機体に故障を発見したためこれから北京へ戻ります。
大きな問題ではないので安心してください」と言う。

放送を聞いて　「何があったの？？」と思いながらも
想像していた一大事でなかったことにひとまず安心。
とにかく今は　無事に北京空港に着陸してくれ～と願うだけです。

今まで笑顔だった中国人達も急に真剣になって
みなキチンと座り直し　指示があった安全ベルトを締め直しています。
すごく素直で　面白いくらいでした。

どこが故障しているかと尋ねてみたら
「貨物室のドアがキチンと閉まっていない」のだそうだ。
だから　高度が上げられなかったのね！！納得です。

それから低空飛行のまま　空港に行き無事着陸。
そして４０分後に再離陸した訳です。

あ～～生きて帰ってこれてよかったぁぁぁ～～