あれれ・・・高度低くない？？

元旦に９時のフライトで上海に向かったんですが
この時乗った飛行機ちょっと変だったんですよ～

隣で主人が「なんかこの飛行機ヘンだよ・・」とぽつり。
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そう言われてみれば
飛び立って３０分ほどしても高度は　高くなってなくて
逆に１０００ｆと少しずつ低くなっているではないか・・
そして前にあるモニターを見てみれば　
あれれ～～？
大きく旋回を始めて表示される上海までの航路から外れたぞ・・・・。


それからしばらく　私の頭の中は「もしや・・・・・？」と
悪いことばかりグルグルと想像してしまって・・
不安でいっぱいになってしまいました。
それでなくても　飛行機は大の苦手なのに・・・。

隣を見れば　
主人も機内の様子をうかがいながら不安そうな表情を浮かべています。
が・・・何を考えているかは
お互い言葉にするのも恐くて無言のまま
窓を覗いてみたりキョロキョロするばかり・・・。

周りの中国人は　なにも気が付いていないようで
気楽に寛いでしますが　私たち二人は、真剣な面持ちでソワソワ・・・・
きっと挙動不審に見えたでしょうね

今だから笑って言えますが
何かあったら　どう対処しようか・・・などと考えたりして
ホント　恐かったんですよ～～


そうこうしているうちに機内放送がかかって
「機体に故障を発見したためこれから北京へ戻ります。
大きな問題ではないので安心してください」と言う。

放送を聞いて　「何があったの？？」と思いながらも
想像していた一大事でなかったことにひとまず安心。
とにかく今は　無事に北京空港に着陸してくれ～と願うだけです。

今まで笑顔だった中国人達も急に真剣になって
みなキチンと座り直し　指示があった安全ベルトを締め直しています。
すごく素直で　面白いくらいでした。

どこが故障しているかと尋ねてみたら
「貨物室のドアがキチンと閉まっていない」のだそうだ。
だから　高度が上げられなかったのね！！納得です。

それから低空飛行のまま　空港に行き無事着陸。
そして４０分後に再離陸した訳です。

あ～～生きて帰ってこれてよかったぁぁぁ～～