今日も小さな幸せ探ししています。
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2024/12/29/Sunday
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蒼天にそびえるポタラ宮
2013/08/13/Tuesday
2005年にチベット南部を訪れて以来、チベット文化に惹かれて、
いつか自分の目で見てみたいとずーーーーと憧れていた場所、ポタラ宮。
昨晩遅くにラサに到着し暗闇の中だったので,実感がなかったけれど、
やっと目の前にそびえる宮殿を見てついにラサに来たぞと感動が溢れてきた。
憧れが強すぎたのか?
車の窓から目の前にポタラ宮が現れた瞬間、急に涙がこぼれてきちゃって、
ちょっと自分でビックリしました。
ポタラ宮を見て泣いてる日本人。。。。変ですよね(笑。
ラサ市の中心にあるポタラ山(紅山)の上に建てられたこのポタラ宮殿は、
もともとダライ・ラマが生活してた場所。
壮大で天にそびえる建物が青い空に映えてとても美しいかったです。
建物の壁が赤く塗られた部分と白く塗られた部分の2つに分かれているのは、
ダライ・ラマがチベット仏教の宗教指導者であり、
政治的な統治者でもあったからで、赤い部分(紅宮)で宗教活動を行い、
白い部分(白宮)で政務を行っていたそうです。
宮殿の見学は、いろいろ規制があって、
まずは、敷地に入るのにボディチェックと荷物検査を受け、中庭を抜けて階段の前で、
再び荷物検査と、ボティチェックを受けます。
ここでは、日焼け止めや水など液体物も持ち込めずチェックが厳しいので要注意。
見学は、最上階から室内にはいることができて、
右へ向かって見学ルートが作られているので、
まずは、この階段を上って一番上まで行かなくちゃいけないんですが、
一般のビルで30階相当のあたる高さまで階段であがるのは、かなり辛かったです。
おまけにラサの標高が3650mなんで、階段を5段上がると息が切れて、
心臓がもうバクバク、頭はガンガン痛いし、
少し登っては休みの繰り返しで長い長い階段でした〜。
階段は、体調もあるので時間制限はありませんが、見学には時間制限があって、
建物に入った時間から1時間以内に退出しなくてはなりません。
最上部の入り口はこんな感じ。
たくさんの見学者が入場するために列を作っています。
室内も急な階段が多くて息が上がってしまい、歩くのもやっとの状態なので、
できればゆっくりと見て歩きたいところですが、
時間制限と行列に押されて余裕もない感じで、かなり慌ただしい。
せっかく来た念願の場所なのにちょっと残念でした。
ゆっくりと見学するには、観光客の少ない冬場の方が良さそうです。
ポタラ宮には999の部屋がありますが、観光客が見学できるところは、
ごく僅かで室内の撮影も禁止されています。
なのでご紹介できないのが残念ですが、
室内には、歴代ダライラマの玉座や霊塔があり、中でも3700Kgの黄金と
15000個の宝石が使われているダライラマ5世の霊廟は、
黄金に輝いていて圧巻でした。
そして、一番素晴らしかったのは、立体曼荼羅と言って、
仏陀から見た世界を立体化したものです。
(写真は借り物です)
これもガラス越しに見ることしか出来ず、
立ち止まるなと急かされながらの見学で、非常に心残りでした。
ポタラ宮の最上部は約3765m、
すご〜い、富士山の山頂と同じなんですから身体が辛いわけです。
ここからラサの街が一望できて気持ちいい〜。
ダライ・ラマ14世もここからの眺めが好きだったらしいですが、
どんな思い出この宮殿を後にしたのでしょうね。
主を失ったポタラ宮、少し寂しそうでした。
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青蔵鉄道でラサへ2000kmの旅
2013/08/06/Tuesday
平均な標高が4000mを超え、最高地点5072mのタング・ラ峠を通過する
世界で最も高い地点を走る青蔵鉄道。
青海省の省都・西寧から西蔵(中国語でチベットと言う)を結ぶ約2000kmの
距離を24時間かけて走ります。
距離を24時間かけて走ります。
鉄道は、座席が並ぶ硬座(2等椅子席)と
上・中・下3段のベッドの硬臥(2等寝台)、上・下2段ベッドの4人1室で
コンパートメントタイプの軟臥(1等寝台)の3タイプがあります。
私は、4人1室となる1等寝台席なので客が乗車してもみな静かで、
乗り込むと歯を磨いたり、顔を洗ったりと
皆さんすぐに寝る準備をしています。
私は、すでに顔も洗って歯も磨いてきたので
乗り込むと歯を磨いたり、顔を洗ったりと
皆さんすぐに寝る準備をしています。
私は、すでに顔も洗って歯も磨いてきたので
その夜は、青海湖に行った疲れもあってすぐに横になりました。
でもね、耳栓とアイマスクをして眠りに付いたけれど、
空気が薄いせいもあってか頭痛が始まり、疲れているのに寝られない・・・・
そんな状態のまま朝を迎えてしまって寝不足状態の翌日は、絶不調。
それでも持参したドリップコーヒーで車窓に広がる雄大な景色を眺めながら飲む、
朝のコーヒーは格別です。
どこまでも続く青い空と大草原、鏡のように青く空を映す湖、
雪に包まれている昆崙山脈など目にするの景色は、
どれもダイナミックで長い時間見ていても飽きることはありません。
しかし、夜に始まった頭痛が標高が高くなるにつれだんだんと酷くなり、
昼食も食べられず、動くこともつらくて、
ただ、金魚のようにパクパクと口を開けて深呼吸するばかり・・・。
これまでもシャングリラや黄龍など標高の高いところに行ったことがあって、
その時は、全く高山病の症状が出なくて元気だったのに・・・・・。
駅のホーム
停車するたびにホームへ空気を吸いに出ると楽になるので、
たぶん狭い車内で外に比べて酸素の量が少ないことも理由かもしれません。
私のほかに日本人のご夫婦も乗車していて、やはり女性が高山病で辛そうでしが、
不思議なくらい中国人は、みんなすごく元気。
同じ部屋の中国人女性にも「全然問題ない?」って聞いてみると、
「全く何の症状もない」と言って、寝たり食べたり元気な様子でした。
みんな中国人は、声も大きいのでお喋りしたりして酸素の吸い込む量が多いのかしら?
私も負けじと口をパクパク深呼吸してましたわ。
車内の気圧は、調整しているとうたっているこの鉄道で安心していましたが、
時々駅で乗車して、ドアも開いたりするので、たぶん今は、調整していなのかも・・?
なんてそんな気がしました。
この青蔵鉄道の計画が始まったのは、50年代です。
西寧からゴルムドまでは、1984年に完成しており、
更にゴルムドからラサまで開通したのが2006年夏。
永久凍土層や塩湖地帯、低酸素と悪条件の中、かなりの予算と長い月日をかけて
完成したこの鉄道は、チベットの発展を促して
「経済」「観光」「国防」「政治」などの
様々な役割を果たす大きな1歩になったようです。
同じ部屋の中国人女性は、30代前半の寧波の方で女性3人でラサからネパールへと、
国境越えするのだとか。
私も行ったことのある西安の華山では、岩壁にへばりついて、
しがみつく様に進む狭い登山路もあって私は挫折したんですが、
彼女の友人は、TRYしてきたらしい・・・・今まで行った旅行の面白話や
ビックリ話で盛り上がり楽しい時間を過ごしました。
寧波の彼女が食堂車からスイカを買ってきて、お裾分けしてくれました。
何も食べれずに苦しくて深呼吸している私にとって、
一切れの冷たくてサッパリしたスイカがとっても美味しく感じて、
お腹に何か入れたほうがいいと食堂車へ買いに行ってきました。
一切れの冷たくてサッパリしたスイカがとっても美味しく感じて、
お腹に何か入れたほうがいいと食堂車へ買いに行ってきました。
食材を持ち込んで奥の壁の向こうで料理人が中華料理を作っていて、
ここで食べることも出来るし(要予約)、
時間になるとお弁当にして売りに来てくれたりもします。
時間になるとお弁当にして売りに来てくれたりもします。
夫は、お昼にお弁当(30元)と鶏モモの照り焼き(30元)にかぶり付いていて、
なかなか美味しそうでしたよ。
カップラーメンやお粥などの販売もありました。
私は、ここでスイカを2皿(@10元)平らげて少し元気になしました。
青海省から西蔵自治区へ変わると景色も少し変わり、崑崙山脈が近くなってきます。
下に見える白い点々は、羊の群れ。
ヤク(標高3000m以上に生息する毛の長い牛)や馬なども見られて、
そのたびにテンションが上がります 。
長江の源流
窓の外に広がる景色は、素晴らしくて
地球の始まりを見ているような気持ちなりますが、
地球の始まりを見ているような気持ちなりますが、
標高の2,250mの西寧で1泊してから鉄道に乗車すれば、
高山病になりにくいと聞いていたのに
この鉄道での移動1日は、かなり私には辛い1日でした。
この鉄道での移動1日は、かなり私には辛い1日でした。
チベットは、日が暮れるのも遅くて21時にしてこの明るさ。
22時半にやっとラサ駅に到着し改札で、パスポートと乗車券、入蔵許可書のチェックを受けると軍人さんが一緒に来なさいと私たちと外国人の8人を従えて歩き始めました。
「??」面倒な手続きとかしなきゃいけないのかと高山病で思うように歩けず
重い足取りで付いていくとゲートの向こうに居るチベット族のガイドさんが、
重い足取りで付いていくとゲートの向こうに居るチベット族のガイドさんが、
私たちの身請け保証人として、書類にサインして駅から出ることが出来ました。
2008年以降、チベットへ外国人が入ることは制限されていて、
自由旅行も禁止されています。
これから数日間、このガイドさんと共にチベット観光が始まります。
青藏鉄道でラサへの旅
2013/07/31/Wednesday
青海湖から戻って市内で夕食を済ませてから夜10時発の青藏鉄道に乗車し、
チベット拉薩に向かっています。
駅に向かう前にホテルに寄って化粧を落とし、お湯をいれるカップを購入し、
準備万端で駅に向かったいましたが、
人が溢れかえっている駅は、もうぐちゃぐちゃ。
駅の中に入るのに荷物検査や本人確認書、列車のチケットを確認するので、
それを待つ人が押し合いへし合いで体力消耗しました。
まして私のような外国人が、チベットに行くには、制限もあってかなり厳しく、
駅に入るにはパスポートと拉薩への入藏許可、列車のチケットを確認してから、
列車のホームに行く際、乗車の時、列車の中でも確認があって面倒〜。
列車は、座って行く硬坐と寝台付きの軟坐があって私たちは、軟坐なのと、
一緒の部屋になった女性一人と男性も静かな人でとても快適です。
その日は、すぐに寝てしまったけれど、標高の高い場所を走るので、
寝ると呼吸が浅くなる為だんだんと頭が痛くなってほとんど眠れず、
翌朝は辛かったよ。
でも外の景色はきれい〜(≧∇≦)
中国で一番大きな湖@青海湖
2013/07/30/Tuesday
北京から2時間くらい飛行機移動して青海省の省都、西寧にきています。
ここは、漢族の他にチベット族、土族、白族、回族が住んでいて、
中でも漢族以外では、白い帽子を被ったイスラム教徒の回族をよく見かけます。
西寧では、チベット仏教タール寺を見学し、
翌日110km離れた青海へ出かけてきました。
周囲360kmの中国で一番大きな湖で琵琶湖の6倍の大きさもあるんです。
出発した時は、曇りで途中雨も降ってきましたが、
湖に到着したら雲も晴れてくれてこんな青い湖面を見ることができました。
今の時期は、菜の花が一面に咲いて湖の青さと黄色のコントラストが見事で、
何キロもの長い菜の花畑が広がっていて、こんなにたくさんの菜の花を見たのは、
もちろん初めて。
まるで童話の世界のいるようです。
青海湖では、船に乗って少し移動してみましたが、
船の中は中国人の観光客がいっぱいで賑やかなのと、湖が大きすぎて、
船から見た景色は、ほぼ変わらないので乗らなくても良かったかも・・なんて
思ったんですが、岸に到着してみると景色も変わり、
青海湖のいろんな一面をみる事ができました。
この辺りは、砂浜のようになっているので、みんな靴を脱いで
水遊びをしている姿が楽しそうでした。
このあと湖近くのレストランでランチを食べのだけど、
物価の高さにビックリ!
まあ、観光地だから仕方が無いのだろうね。
中央左のヤク(標高3000m以上の高さに消息する毛の長い牛)の炒め物が、
すっごく美味しかったわ。
北京のラーメン事情@舞心
2013/07/25/Thursday
ラーメンって中国から伝わって来たものだけれど
日本と中国の麺は、全くの別物で、
中国の麺は、スープも麺も日本の物とは違ってすごくシンプル。
それに種類も民族が多い分、様々なものがあって、
私は中国に来てからの方が麺類をよく食べるようになりました。
日本人は、島国で新鮮な魚も手に入り、
水も豊富なことから農作物もよく育ち、
鋭い味覚を持つようになったと何かで読んだことがあります。
ラーメンも日本で独自に進化して、
スープや麺にこだわりを持って、今のラーメンが存在するのでしょうね。
北京は中国の首都なので、中国各地の麺を食べることができますが、
なかなか美味しい日本のラーメンに出会えないようです。
私は、もともと日本にいた時からラーメンを食べることが少なかったので、
特に不便を感じていないけど周りから時々、
「最初の頃は、美味しかったんだけどね」と嘆きの声が聞こえてきたりします。
やはり中国人には、日本のこだわりが理解出来ていないからか、
日本人の手から離れると味が変わってしまうみたい。
中国で美味しい味を守り続けるってきっと難しんだろうな。
すぐに周りに感化されちゃう私は、ラーメン好きな友人が増えたせいか、
以前よりもラーメンを食べる機会が多くなって、
最近、美味しいな♥と思ったのが、
工体北門を入ってすぐのところにある「舞心」の豚骨ラーメン。
中国では、魚が少ないためか豚骨ラーメンが一般的で、
こってりしたものが多いのに、舞心のラーメンは、
とてもアッサリしててサラッと食べられる。
器も小さめなので男性だったら少し物足りないと思う量ですが、
麺や煮卵、焼豚は増量出来ます。
私も少し物足りなく感じたのでギョウザをプラス。
これが日本の餃子のように皮が薄めで、
外パリパリ、中ふんわりで美味しかったー。
ただ、このお店、看板もなくてちょっと分かりにくいのよ。
工体北門を入って門を背にして左手にある白い建物の中にありますよん。
ここ数年で美味しいと評判のラーメン店も増えてきました。
ラーメン好きな方は、みなさんそれぞれ行き付けの店があるのだろうな、
プロフィール
HN:
ミント
性別:
女性
自己紹介:
横浜から上海、北京と移り住んで、 よっと疲れが出てきた10年目にしてやっと日本に帰国しました。今度は横浜で日々の楽しみや小さな幸せを見つけて生きてます。
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