天壇で人ウオッチング

　私が好きな公園の中のひとつ「天壇公園」。
人ウオッチングをしたいなら　やっぱりココですよね？


ここ「天壇」は、もともと中国の皇帝が
豊作を願って祈りを捧げた場所（祭壇）でしたが
現在は、その敷地全体が公園として整備され
住民の憩いの場所となっていて

面積は、故宮の４倍もあるので
とても隅から隅まで廻る気になれません。

今回の目的は「人ウオッチング」なので
祭壇や檀廟を見るチケットは購入せず公園の入場料のみにして
東側の門から入ることにしました。

ココから入ると長廊を歩きながら「人ウオッチ」が楽しめます。

　まず目に入ってきたのが
　新体操のような
リボンを操る人たち。

ちょうど　自主練中で　皆それぞれ
ヒラヒラとピンクのリボンをはためかせて
頑張っておられました。



　そして良く目にする
バトミントンの羽の様な物を
足で蹴って遊ぶグループ。

日本の鞠蹴りみたいなものです。

でもね　ココにいる人たちは、
みんなプロ級の腕前で凄かった・・・
後ろを向いたまま「ポイッ！」
足を器用に曲げて　くるぶしで「ポイッ」

ため息混じりに感心しながらついつい見入ってしまいますよ～


さてさて長廊は、寒い冬だというのに
今日もたくさんの方が　集まっていますねぇ～。
　

早速私もこの人だかりに　入って見学開始！！
　
大きな声を張り上げて
合唱の練習をしています。

中には　本格的なグループもいて
小澤征爾なみに髪を振り乱して
指揮棒を振る指揮者のもと　
唄っているんですよ～。


　扇子を広げて楽しそうに
輪になって踊っています。

衣装まで作っているのか
みな艶やかな服を着て　楽しそう





　こちらはおばちゃんふたり組！

楽譜を片手に　歌を唄いながら
自らも踊っちゃってます。
体が動くまま　本能のままって感じで
きっと廻りなんて見えていないんでしょうね～

メチャクチャ盛り上がっていました。


男性が　横笛を吹いて
それに会わせ　女性が
気持ちよさそうに唄っています。







中国ならではの　太極拳や
剣術をやっている人も・・・・。

他に　トランプをする人、編み物をする人、習字の練習をしている人
カラオケ、二胡の練習、など
本当にみんなが好きな事を　
自由に楽しんでいるって感じで
そんな人たちの笑顔がまた　輝いているんです。

そんな中で　私のピカイチは、このおじいちゃん。

キレイ？？に化粧して
女性の衣装に身を包み　踊りながら唄ってます。
それに　また良い笑顔で・・・。

北京の人は、お金を掛けずに
楽しむ方法をよく知っているなぁ・・って
いつも感心します。

よーし私も　老人になったら
日本で家に籠もっていないで
北京に来てこの中に混ざって　何かを楽しみたいなぁぁ～

さーて　何にしようかしらねぇ・・・。

我運動 我健康 我快楽

　

久しぶりにボーリングなんぞに出かけてみた。

意外に北京では、ボーリングをする人が多いのか
レーンが満席なくらいの大繁盛！
写真はちょうど　お昼時の為
皆　引き上げた後なので静かですが
実際は、とーても活気があったんですよ。

そして皆　レベルが高い！！

隣のレーンで練習していたおじさんなんて
クイ?っっとボールが曲がって　
カッチョイイ！！{拍手}
それもそのはず　ボーリング歴５年で
週に２～３回も練習に来るんですって！

年に２～３回しかボーリングをしない私なので
足元にも及ばないね。
「負けないぞ?」っと張り切ってボールを投げたものの
気合いを入れれば入れるほど　
力が入っちゃって　ダメですね！

今回の成績は、散々なものでした。（ホント言えないくらい！）

こんなへたな私だけど
やっぱり体を動かすのは気持ちが良いものです。
今度は　お友達を集めてボーリング大会でもしたいなぁ～！

ラッフルズで午後ティー

甘い物が苦手な私ですが
時々　あまーい誘惑に誘われてケーキなんぞ食べに行きたくなります。

アフタヌーンティを楽しみながら　友人とのお喋り♪
女性には、たまりませんねぇ～～

アフタヌーンティと言えば、シンガポールのラッフルズホテル。
そのラッフルズが北京にもあり
そこのアフタヌーンティの噂は、かねがね聞いておりました。

うふふ♪　今日はそれを楽しみにお昼を抜いて準備していたのよ～

　こーんな中国チックな飾り棚に
サンドイッチやムース、タルト、
クレームブリュレにスコーンなど
いろいろ盛りだくさんに飾られて登場♪

目移りしちゃいます

お腹が空いていたので
「なーんだ、これならペロリと食べちゃうわ！」と
サンドイッチ系から食べ始めたのだけど
思ったよりも　ボリュームたっぷり
結局　完食出来なかったよ～。

これに紅茶か珈琲がふたり分　選択出来て
１９８元＋１５％

回転扉が廻るたび　外の冷たい風が入ってきて
ちょっと寒かったので　
もし行かれるなら
暖かくなってから行った方が良いかもしれませんよぉ～

まるジャガ ごろりん♪

最近　なんだか食欲が無くてねぇ～

・・・って書くと　友達からランチのお誘いを貰えなくなりそうで
ちょっと恐いけど
上海では、あんなに大食いだった私が
信じられないことに外食を減らしちゃってるのよ～！

そのせいか美味しいものとの出会いもなくて
すっかりブログでレストランを紹介する事も減ってしまった様な気がします。

今日は、久しぶりにひとりランチに出かけてみたの。

場所は、リーズナブルでボリュームたっぷりのランチが食べられる
お気に入りのカフェ。
オープンした頃は、人も少なくて
居心地がとっても良かったのだけど
久しぶりに行ってみたら　廻りにオフィスが増えたせいで
ビジネスマンが次から次へとやってくる！

それも　４人とか８人とか大人数で・・・・。

最初　ゆっくり食事をしていた私だけど
何となく落ち着かない・・・・　
それに席待ちの人も現れて
そそくさと珈琲を飲み干して待っている人にテーブルを譲り退散。

良くココでひとりランチしていたけど
食材も以前ほど豊富じゃなくなり
ボリュームも心なしか減っているうえ　値上がりもしているのだ。

そして　何よりも店に流れる空気が変わってしまったのが
一番ショックだわ～

オリンピックを控えて　どんどん変わりゆく北京
物価の上昇と共に
いろんなことが　変わちゃうのよね　　ふぅ～。

あ！！そうそう　上の話しとは全然関係ないのだけど
先週「Ｖｉｎｅｙａｒｄ　Ｃａｆｅ」で食べたベイクドポテト。

ジャガイモがゴロリん♪とお皿にのって
ディップが　８種類の中から３種類チョイス出来るんです。

今回は、サワークリームにチリコンカン・コールスロー。

まさかこんな形で来るとは・・・・。


ここのベジタブルキッシュが好きなんです～

あ！！写真は、注文を間違えちゃったのでベーコンキッシュだけどね！

Ｖｉｎｅｙａｒｄ　Ｃａｆｅ：東城区五道営胡同

「珍妃井」

故宮の中にある有名な「珍妃井」。
　　
故宮散策の続きになってしまうけれど
北京では、有名なこの井戸。
でも日本に住んでいる方は、知らない方もいると思うので
どんな場所か簡単に説明すると

光緒帝が１９才の時、
西太后が決めた縁談で
西太后の弟の娘である「隆裕皇后」と結婚をした。
しかし皇帝は、この皇后が一番苦手で
妾であった「珍妃」を一番寵愛したのだそうだ。

西太后は、自分と血が繋がった「隆裕皇后」が愛されず
「珍妃」を疎ましく思っていたことと
「珍妃」が清の改革運動を支持していたことで
紫禁城の一角に幽閉してしまうのだ。

その後、八国連合軍が北京に侵入してきた際
西太后は、西安に逃げ出す前に「珍妃」を
この井戸に投げ捨てて殺すように命令し
２５才だった「珍妃」は、この井戸に落とされ
命無くしてしまうのだ。

光緒帝がそのことを知ったのは１年後、
「珍妃」の遺体が引き上げられ　北京郊外に埋葬されたそうだ。

小さな井戸とは聞いていたが
本当に小さくて　ここからどうやって人を投げ込めるのか
不思議になる・・・・。

先月　日本に帰国したとき
買ってきたこの本。

ゆっくり読んでみたいと思います。