情けないNOと言えない私

北京の花鳥市場は、
上海の市場とは比べものにならないくらい充実していています。

花鳥市場と言っても花と鳥だけじゃなくて
犬や猫、熱帯魚、ハムスターにウサギ、フェレット、モルモット
コオロギ、鳥類、植物なーんでもあります。
ここで私が　釘付けになったのは、可愛い子ぶた。

体調２５ｃｍくらいでしょうか。
２匹が「ブーブー」と寄ってきてほんと！可愛いの！！　

でもね　先日胡同の中で見た巨大なブタちゃんを思い出し
「もしもあんなに大きくなってしまったら・・・　大変だ」と
子ぶたちゃんにサヨナラしました。　

こんな風に動物市場を見て回っていると　
転勤族の自分の生活がとっても煩わしく思えてきます。
ひとつの場所に長く住めないから
ペットも思うように飼えないんだもん・・・・。

あ・・・
北京でも上海でも日本でもどこでも良いから
ひとつの場所に根を下ろしたいわ～
そう　強く願う今日この頃です。


我が家にも少しずつ仲間達が増えてきました。
イヤ・・・増えてしまった・・・と言うべきか？

最初は、このブログでも以前紹介した
一番右端の赤い熱帯魚を飼い始めたのが始まりなんですが

それから何かと熱帯魚をいただく事が多くて
（どうやら私がお魚好きと思ったのでしょう・・）
同じ種類の赤い熱帯魚２匹、
グッピー６匹、エンゼルフィッシュ１５匹、そのほか５匹・・・
ひと月ごとに持ってきてくれます。
そして
今回いただいたのは、なんと大きな大きな金魚。
それも８匹も！！！

ちいさな金魚なら可愛いけれど　大きな金魚・・
正直言って　あまり好きじゃないかも・・・

ウチの金魚鉢では、とても小さすぎるのに
なぜ？どうみたって８匹は、無謀だと分かりそうなんだけど
やはり国民性でしょうか　小さい物より中国の方は
大きい方が良いと思うのでしょうかね～

鉢を購入してみたが　大きすぎて
酸欠業態＆背びれ出ちゃうし　悩みのタネに早変わり。

好意でくれた方には、申し訳ないが
引き取って貰おうかと考えたけれどその方だって
きっと返されても困っちゃうはず。
どの金魚も高価な物だし　このまま弱ってしまうのは
忍びなく・・・・

結局　大きな金魚に合わせて　大きな鉢を買っちゃいました。
それが上の写真の左です。

ようやく３つの水槽に収まりホッとしていますが
これから５リットル、１０リットル、２５リットルの
水を換える生活が始まる事を考えると　うげっ・・・・・。

もう、これ以上増えない事を祈ります！！
もう　これ以上無理です

あ～私ってつくづく「ＮＯと言えない日本人」だって思う！

ノンビリしたいのに・・・。

１週間前まで紅葉が綺麗だった北京の街も
面白いくらい一斉に葉が落ちて　色がなくなりつつあります。
もう少ししたら　灰色の世界になっちゃうのかな～。

気温も低くなってきて　外に出るのが億劫になりがちですが
我家の休日は、家で１日過ごす事は、まずあり得ない。

本当は、休日くらい時間に追われないで
過ごしたい私なんだけど　夫は、６時頃から起き出してしまうから
ゆっくり寝てなんていられないのだ。

まぁ、何事も動作の遅い私は、急き立てられないと
１日を無駄に過ごしてしまうからちょうど良いのかもしれないけど・・
毎週となると　ちょっと疲れるんだよね。

夫は、午前中から外出しちゃうけど
私は、せめて午前中くらいノンビリしたいので
お昼から家を出る事が多い。

でもね今月からアイさん（お手伝いさん）の曜日を変更して
土曜日に来て貰うようになってから
何となく忙しなくて　あまりボケ～としていられ無くってしまった。

あまりだらしない姿で　会うのもね・・
やっぱり　日本人的な感覚が抜けきれませんね～

とくにこの土曜日は、アクティブでしたよ～
午前中から帰国する際のおみやげを物色しに行って
ついでにコートのすそ上げをしてきました。

以前からコートのすそを直したいと思っていながら
２年も経過してしまったので　やっと気持ちがスッキリしましたよ。
でもね～、ちょっとデザイン的にもう少し長めの方が
好看だったかも・・・・。

それから　近所のお粥やさんでお昼を食べてから
車公庄近くの花鳥市場に出かけ
その後　何軒かの楽器店に寄り
王府井書店と東方広場でお買い物して帰宅。

夕食を済ませたあと　ゴルフの打ちっ放しに出かけたのだけど
機会が故障しているようで　ついでにジムで少し汗をかいてきた・・・・・

なんだか私　生き急いでいるようです・・・。

作っちゃった！クリスマスリース

ペキンに住んで私が関心してしまう事のひとつに
「気候の変化」があります。
・・というのは、「立春」「小暑」「立冬」などで
きっちりと気候が線を引いたように変わる事。

どこかで気候の番人がボタンを「ポチッ！」と
押してるんじゃないかと思うほど・・・。

秋色だった北京も「立冬」を過ぎてからグッと冷え込んで
もう冬の到来を感じます。
昨日は、－２～５℃の気温ですからね。

冬のイベントで楽しみなクリスマス。
街全体が華やかなイルミネーションで飾られ　活気溢れる雰囲気が
とっても好きだったんですが
ここ北京では、そんな光景も見られず　ちょっと物足りないです。

さて今週は、クリスマスに向けてリースを２つ作りました。

　

ひとつは、毎月レッスンに行っているアレンジメント教室で
作った「生のリース」。（赤いリボンの方）
グリーンの香りが　とっても良い香り

まず木の枝からグリーン小さく切り分けて
ワイヤーで巻き付けながら土台となるリースを作り
そして　ここからは楽しい作業でオーナメントを飾っていくの。
手が傷だらけになちゃうけど　つい無口になって没頭しちゃいます。
今年も昨年同様　先生を置き去りにしてしまったような・・・。

昨年は、大人っぽくしてみたので（昨年のリースはこちら・・）
今年は、赤を基本にしてちょっと可愛らしくしてみました。

そしてもう一つは、花市場で造花を買ってきて
華道家Ｏさんにアドバイスをいただきながら
友人達と一緒に作った物です。
これは、グリーンと白を基調にエレガントな雰囲気に・・。

さ～～て、どこに飾ろうかしら・・・・
こんな風にクリスマスの準備をしているのが楽しかったりしますね。

42ndストリート

　　

ブロードウェイ（ちなみに中国語で「百老匯」）で
1980年の初演以来8年を超え、3486回のロングランを記録した
ミュージカル「４２ｎｄストリート」。

ついに１３日～１８日まで
北京展覧館劇場でリバイバル公演が始まりました。

早速、初日に行ってきましたが
素晴らしいレビューやダンスは、壮観で必見の価値有り、
地鳴りのようなタップダンスは圧巻でした。
あらゆる場面にちりばめられたタップダンスは、
見応え十分で本当にため息が出てしまいますよ。

ストーリーは、Ｎ，Ｙマンハッタンの中心を走る大通り
ブロードウェイでのショービジネス界の裏側を描いたもので、
ディレクターが苦悩しながらも、女性ダンサーたちを統率して
ミュージカルを成功させるというもの。

最後に大勢のダンサーが舞台いっぱいにタップを踏んだり
踊ったり、彼らの息のあったダンスに感動いっぱいで
幕が下りると言った感じです。

でもね～ひとつ舞台に集中出来ないことがあって・・・
それは、前の欧米人カップルがとにかくキスばかりしているのよ！！

ひどい時は、１０分に１度の感覚なので
もう数え始めようかと思ったくらい。。。

初デートなのかしら？（赤い薔薇をプレゼントされたようだったので）
見た感じ男性の方が好きでたまらないと行った様子。
よくも女性も怒らずに応じているわ・・と呆れておりました。
私だったら「いい加減にしろ！」と無視しちゃうかも！

この二人のことは、どうでも良いのだけれど
影が動くたびに　ホント邪魔でさぁ～～
私もあっちに首を傾けたり　こっちに傾けたり・・・・
それでなくても　ひとつ頭が飛び出た欧米人は、
大きくてとっても見辛かったのに・・・

この二人の影が　素晴らしいダンスと歌声が
脳裏に焼き付いて　きらめく世界を楽しめた夜でした。

白雲寺と天寧寺

北京の西側、地下鉄の長椿街駅から少し西に行った辺りの
「白雲観」に行ってきました。


ここは、道教のお寺なので
　みな僧侶てななく
　道師と言って
　男も女も長い髪をクルクルッと結って　
　（女性の修行者もいます）
　
　仙人のような髪型をしています。

敷地内は、思ったよりも広くて　ひっそりとした佇まいが
なんとも風情があって良い感じでした。


色づいた葉を眺めながらの静かな時間も　また良いものです



そして　ここから少し南に歩いて（煙突が見える方向）
今日の目的だった「天寧寺」に到着。

ここの塔の彫刻が素晴らしいと聞いて
早速見たくて行ってきましたが　本当に見事です。

この塔は、木製？と思ったのですが
一度火災にあって再建された物で　石で出来ています。
でも像は、以前の物のようで泥で造られているため
かなり崩れてしまって６面ある内の１面しか
残っていないような有様です。

写真ですと塔の大きさがイマイチわかり辛いけど
とっても大きくてそれは、見事ですよ～。