胡同のある風景

上海から北京に越してきた頃は、
習慣や人柄、街の色など　何もかも違う北京に
随分戸惑っていた私ですが
「住めば都」とはよく言ったものですね。

北京の情緒ある町並みに魅せられ
北京を離れたくなーい！
なんて言っているのですから。

私にとって北京で最大の魅力なのが胡同（フートン）。

石畳やレンガの塀がずーっと続く
灰色の路地。

カワラ屋根は、朽ちて崩れていたり
枯れ草が生えていて　
「もう少し手入れすれば違うのに・・」
なーんて思いながらも　
そんな無造作な雰囲気に風情を感じたりします。

車１台がやっと通れるくらいの路地には、
布団が干されていたり　洗濯物がはためいていたり
老人達がおしゃべりしたり・・・・。


　
小さなお米やさん　　壁に貼られたスローガン

長い年月、北京ではこんな風に
時間がゆっくり流れてきたのだろうね。

オリンピックが近づくに連れて
古い町並みと共に
そんな胡同がひとつ、またひとつと消え
私が来てからまだ　１年経たずというのに
どんどん開発されていくのが　
何とも惜しい気がします。

取り壊しが決まった胡同は、
こうして張り紙で知らされる。

この日歩いた小道も　また消えていくようです・・・。

caffe' il sole

　

　　　　　　杏仁豆腐　　　　　　　　　　　　　　冬季限定のぜんざいもお勧めのようです

以前にもブログでご紹介した「神奇的杏仁豆腐」。

この杏仁豆腐を作られている
北京在住のカメラマンの方がカフェをオープンされましたね。

北京に住んでいる方でしたら　
すでにご存じの方も多いと思いますが
場所は、カフェのたくさん集まる南鑼鼓巷の
黒芝麻胡同と沙井胡同の間。

今回は、お勧めだという
チョコレートシフォンケーキを頂いてきました。

　

私、生クリームが苦手で　良くコーヒーに乗っていると
避けているんですが
珍しいことに　美味しくて完食してしまった・・・・。

そしてコーヒーも久しぶりに
「美味しい」物に出会ったと言う満足感。

２階は、靴を脱いでリラックスできる
屋根裏部屋みたいな空間があって
ほとんど個室状態。

ほんとうに　リラックスした時間を過ごしたわ～。

。






杏仁豆腐　２２元
自家製チョコレートシフォン　２２元
コーヒー　１８元（注：うろ覚え）

Vineyard Cafe

雍和宮から
ちょっと北に行ったあたりにある五道営胡同。

冬休みのせいか　こんな風に子供達が
無邪気に通りで遊ぶ小さな胡同。

何をして遊んでいるのか　のぞき込んでみると
石蹴りをしていて　日本の物とほとんと同じ。
（私の時代は、「かかし」と言っていました）

国が違っても子供の遊び方って同じなんですね？

そんな何処にでもある胡同に
ちょっと不釣り合いな看板と　大きな窓が目印の
フランス風Ｃａｆｅがあります。

　

重い扉を開けると
店内は、木の温もりがいっぱいの優しい雰囲気。
午後の日差しが降り注いで　居心地良さそうです。

今日の目的は、らん♪らん♪・・ランチ

　　

フレンチと聞いて行ったのに
何故か私は、芝麻ピッツァと珍しさに惹かれ
オーダーしてみたけれど
生地に胡麻が入っているわけでもなく
胡麻の味がするわけでもなく
たぶん　このバジルの様な葉が
エゴマの葉だったのかな？
（食べても分からない・・・私。）

でも　薄い生地でパリッと仕上がっていて
とっても軽く　美味しかったですよ。


また、友人が食べたキッシュも少し
味見をさせて頂いたのですが　
これまた　素材の味も良く出ていて深い味わい。　


そしてここのお店の嬉しいことは、
サラダのボリュームがたっぷりな事。
キッシュの場合は、大きなサラダボールの他に
お皿にも２種類のサラダが付いてきます。

冷菜＋メイン（ピッツァ４種、キッシュ２種からひとつ）
＋ドリンクで　４５元でした。

次回は　キッシュを食べに行ってみようと思います。

女優気分で

もうかなり前の事になりますが
上海に遊びに行ったときに　
ショーウィンドウでみたウェディング写真館。

綺麗なドレスを着て　
モデルのようにポーズを取ったり微笑んだり
まるで別人のように美しく変身していて
自分も　こんな風に撮ってみたいなぁ～って
憧れてながめていました。

街を散策していると　
上海には、こんな写真館がたくさんあって
「よし！！記念に試してみよう」と
　飛び込みで　写真集作って貰ったことがあります。

ウェディング写真屋さんなので
一人で撮っているのは、ちょっと恥ずかしかったけど
今思えば　楽しい体験でした。

あれから数年経った今、
肌に張りもなくなり　少し老けましたが
白いドレスじゃなかったらＯＫ？と
再び　チャレンジしてきました。

　

朝、１０時にメイクを開始して
帰宅したのが夜の１０時近く、
ほぼ１２時間も掛かった写真撮影でしたが
綺麗な服を着て　キレイにメイクして
スポットライトの下に立つのって

なんて気持ちが良いんでしょう
もう、クセになりそう～

クタクタになってしまったけれど
とても楽しい一日でした。

また　写真が出来たらご紹介したいと思います。

キャビアのある食卓

　

最近、私のお気に入りは、クラッカーの上に
自家製のレバーペースト＆キャビアをのせたもの。。

レバーペーストをちょっと多めに作ったので
一人の夕食は、これに　ワインやシャンパンを添えて
至福のひとときを味わっています。


そして　ある日のサラダにも　キャビアを乗せてみたら
何でもないサラダが　ちょっとおしゃれな品に見える。



このところ　我が家の食卓には、よくキャビアが登場し
もう食べ飽きたわ～
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なーーーんて　書いたら
ものすごく贅沢な　食卓に見えますが
実は、この間ハルピンに行ったときに
どこにも決まって
キャビアがあるので　買ってみたんですが
正直のところキャビアって　
どうやって食べて良いのか分からない。

レストランで　飾りで乗っている物しか
食べたことがなかったんで
キャビアの味ってこんな味なんだぁ～なんて
改めて　味わいましたよ。
でもね
決して　美味しい物でもなく、まずい物でもなく・・
あってもなくても良いような　そんな存在・・。



さて、どうやって食べようか考えて
頭に浮かぶのは
クラッカーに乗せて食べることくらい・・
他には、どのような食べ方があるのでしょう・・。

お気に入りのレバーペーストは　もう食べちゃったし
折角のキャビア　無駄にしては勿体ない！！

みなさん、どんな風に食べているのでしょう？
美味しい食べ方　ご存じの方がいたら教えてください！！