上海で友と再会

湿めった空気がジトッと肌にまとわりついてくる上海。

暑さよりもその不快感にゲンナリですが
再び　先週からしばらく上海に遊びに行っていました。

湿度に負けそうになるものの　やはり体が慣れているのかな？


どんなに汗をかいても・・・
ジーンズが足にピッタリと張り付いても・・
私には、居心地よく感じちゃうから不思議。

そして　良くもまぁ～、毎日　朝から晩まで
１日中出歩いているものだと自分でも呆れてしまうほど
足取り軽く元気になれる自分がいる。

今回は、友達と会いたくてちょっと長めに滞在。
友達と会う事が目的みたいなものでした

暑い中、忙しい時間を割いて
私と会ってくださった皆様、本当に有り難うございました。

皆、とても華やかで生き生きしている姿が
印象深く感じました。

以前は、自分もあんな風だったのかな？と
眩しく感じながら　元気の元をいただいたような気分です

久しぶりに再会して懐かしく感じたり
初対面のお友達もいたり
とても充実した毎日でしたよ。

たくさんの方に会いたいと　ちょっと欲張りすぎましたが
上海を去った私を　温かく迎えてくださった
皆さんの暖かさが　グッと胸にしみました。

北京に引っ越して２ヶ月、生活リズムが乱れて
ちょっと太り気味な私、
暑さと忙しさで汗まみれになって
湿気で　髪もグチャグチャだったし
こんな姿で会うのが　ちょっと恥ずかしかったわ

普段は、もう少しマシなんですよ～　（え？！変わらない？）
まぁ、旅人という事で許して貰って
次回お会いする時は、もう少しきれいな姿で再会したいです。

また　いつの日かお会いできるのを楽しみにしております

七夕ですなぁ～

今日は、七夕ですね
日本では、笹の葉に願い事を書いて　
夜空を見上げているんでしょうか？

中国は・・・・・・いつもと全く変わらずです
中国には、「七夕」の習慣が無いのかもしれませんね

北京は、昨日まで良いお天気でしたが
今日は、少しくもが多かったので天の川は、見えるのかな？
折角なので　時間があったら外に出てみようと
思っていたけど　忙しくて余裕がなかったです・・・。



中国に住み始めてから　そんな情緒的な事には
一切巡り会えなくなってしまったのが残念だわ～。

茶芸館でさっぱりランチ

上海には、
食べ放題のお茶菓子をつまみながら
お茶を楽しむ事が出来る茶芸館多かったのですが
北京では、（私に住むエリアしかしらないけど）
意外に目にする事がありません。

たまにあっても　上海のような
オシャレな感じではなかったりするのですが
先日行った　国子監の茶館は、とても内装が素敵でした！！

　

まぁ、お値段もそこそこなんですが
ちょっとつかれた時に　喉を潤し　疲れをとる場所が少ない
北京では、こんな風にちょっと　ゆっくり出来る場所は
とても有り難い存在です。

そこの店で食べた　ランチがとても美味しくて
ちょっと珍しいものでした。




ちょっと厚めの餅（北京ダックのを包む皮のようなもの）の上に
レタスがのって　何層にも重ねてあります

それに　小鉢に並んだ野菜や　牛肉　豆腐の干したもの　
などを　お好みでのせて　巻き巻き！

甜麺醤に付けていただくというスタイルなんですが
暑い夏には、さっぱりして食べやすい！

最初は、「？これだけでお腹いっぱいになるだろうか？」と
心配だった私ですが
これが　思ったよりも餅が６枚くらいあって
意外にお腹いっぱいになるんです

私がお腹いっぱいになったのだから
一般の女性なら　満足だと思いますよ

お腹いっぱいでも　殆どが野菜ですからヘルシーだし
女性には、嬉しいランチですね。
ただ　飲み物がセットになっていたら良かったのになぁ～




場所：国子監　ランチ（何種類か選択できます）３５元、

承徳⑤ラマ教寺院

外八廟の中で一番大きな「普陀宗乗之廟」という名前のラマ教寺院。

なんと敷地２２万㎡もあるのよ～

この寺院と④で書いた「避暑山荘」がここ承徳の
代表する観光名所じゃないかしら。

乾隆帝が６０才の祝いに　４年を掛けて建設されたそうです。

写真を見て　チベットに行かれた方は「あれ？？」と
思うかもしれませんが
そうなんですよ～～
ラサに建つポタラ宮を真似して作られていて
チベット好きの私には、ちょっと感動ものでした。



　

　

　　ラマ教寺院は、太陽に光が
　室内に入らないように
　設計されているんですって！

　ですから　小窓も階段状になっていて
　上手い事　光が室内にはいらない。
　
　ラマ僧侶たちが　
　煩悩を捨てて修行する為だそうですが
　私にとっては　強い日差しから守ってくれる
　有り難い設計。
　

上の写真にある金色の屋根ですが
すべて黄金のメッキがされています。

でも　よく見ると　２階部分はみな、何かで
削り取った後がいっぱいで　ほとんど金が無くなっているんです

「どろぼう」と思いきや
日中戦争の時に　日本軍が削り持ち去っていったそうで
生々しい削り後でいっぱいでした。

こんな場所にも戦争の傷跡があるなんて驚きました。

この寺院にいると　まるで中国ではなくて
チベットにいるかのような気分になります。
ガイドさんが　全部中国語で　何を言っているのか
さっぱり分からず　非常に残念でしたが
最初の列車体験と言い　良い旅行でした。

帰りは、空調有りの快適列車で
窓から流れる景色を眺めながら４時間。

　

「承徳」
もう少し近かったら　何度も足を運んでみたい場所です。




アクセス：北京駅：普通列車５時間、空調列車４時間
　　　　　快速列車もあるらしいです。
列車料金：普通列車　２０元　　空調列車　４５元

承徳④避暑山荘

承徳と言えば　避暑山荘
その名の通り　皇帝の避暑地として作られたものです。

清の時代（１７０３年）に工事が始まり
９０年の歳月を掛けて完成した　この避暑山荘。
なんと敷地面積１０万㎡で　故宮の５倍に相当するらしい。

もう考えられないくらいの広さで　想像もつきませ～ん

当時は、１２０もの建物が建っていたらしく
歴代の皇帝が夏の間は、紫禁城ではなくて
ここで政務を行っていたと言う。

ですから　本当にこの承徳は、湿度が少なく
風が爽やかで本当に気持ちいい場所でした。

　　　
杭州や蘇州に訪れた皇帝が
その美しさに　その風景を再現して作らせた澄湖。
この庭を　皇帝たちや　西太后も散歩したのでしょうね
ちなみに　向こうに見える山も敷地内です！！

麗正門をくぐり、２つ目の門「内午門」に掲げられている
額の文字は、康熙帝の直筆なんですが
一つおかしなところがあります。
さて　何でしょう？？
・
・
・
・
・
・
気が付きましたか？

「避」という文字の横棒が　一つ多いんです！！
間違えに気が付いても　誰も皇帝に対して
言う事が出来ず　そのままになってしまったんですね～

皇帝が住んでいた部屋は、こんな木造建築で
すごく雰囲気のある建物です。

　　

すべて　楠で作られている為　楠木殿とも言うのですが
窓や梁には、細かい細工が彫られていて
一切着色のないのが　何とも落ち着いて雰囲気です。

床は今では、手に入らない高級な大理石で
室内は、ひんやり冷たく　まったく暑さを感じない！！
まるで　エアコンがあるように涼しいの！
昔の人は、すごいなぁ～～

１０万㎡もある広さ、とても歩いてなんて回れないので
バスに乗って山頂まで行ってみました。

　これが　ジェットコースター並みにスリル満点！！
　タイヤの幅しかない細い道を　
　猛スピードで走っていきます！



　　

さすが　皇帝の避暑地！　湖あり山あり　すごく広くて
鹿との出会いもあったりします。

夕暮れになると　観光客も一気にいなくなるので
ずっと　落ち着いて静かになる敷地内。

地元の人は皆、この時間帯を狙って涼みに来るという。

舟に乗ったり　水辺を散歩していると　
時を超えて　皇帝のいる時代にタイムスリップしたようだ。

西日が塔を輝かせ　昼間の風景とまた違うので
午後にいろいろ見所を廻って　夕暮れにのんびりするのに
おすすめな時間帯です。