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承徳④避暑山荘
承徳と言えば 避暑山荘
その名の通り 皇帝の避暑地として作られたものです。

清の時代(1703年)に工事が始まり
90年の歳月を掛けて完成した この避暑山荘。
なんと敷地面積10万㎡で 故宮の5倍に相当するらしい。

もう考えられないくらいの広さで 想像もつきませ~ん汗

当時は、120もの建物が建っていたらしく
歴代の皇帝が夏の間は、紫禁城ではなくて
ここで政務を行っていたと言う。

ですから 本当にこの承徳は、湿度が少なく
風が爽やかで本当に気持ちいい場所でした。

img20060706.jpg
   
杭州や蘇州に訪れた皇帝が
その美しさに その風景を再現して作らせた澄湖。
この庭を 皇帝たちや 西太后も散歩したのでしょうね
ちなみに 向こうに見える山も敷地内です!!

img20060706_1.jpg


麗正門をくぐり、2つ目の門「内午門」に掲げられている
額の文字は、康熙帝の直筆なんですが
一つおかしなところがあります。
さて 何でしょう??






気が付きましたか?

「避」という文字の横棒が 一つ多いんです!!
間違えに気が付いても 誰も皇帝に対して
言う事が出来ず そのままになってしまったんですね~

皇帝が住んでいた部屋は、こんな木造建築で
すごく雰囲気のある建物です。

img20060706_2.jpg img20060706_4.jpg img20060706_3.jpg

すべて 楠で作られている為 楠木殿とも言うのですが
窓や梁には、細かい細工が彫られていて
一切着色のないのが 何とも落ち着いて雰囲気です。

床は今では、手に入らない高級な大理石で
室内は、ひんやり冷たく まったく暑さを感じない!!
まるで エアコンがあるように涼しいの!
昔の人は、すごいなぁ~~


img20060706_5.jpg

10万㎡もある広さ、とても歩いてなんて回れないので
バスに乗って山頂まで行ってみました。

img20060706_6.jpg これが ジェットコースター並みにスリル満点!!
 タイヤの幅しかない細い道を 
 猛スピードで走っていきます!



img20060706_8.jpg img20060706_7.jpg img20060706_9.jpg

さすが 皇帝の避暑地! 湖あり山あり すごく広くて
鹿との出会いもあったりします。

夕暮れになると 観光客も一気にいなくなるので
ずっと 落ち着いて静かになる敷地内。

地元の人は皆、この時間帯を狙って涼みに来るという。

舟に乗ったり 水辺を散歩していると 
時を超えて 皇帝のいる時代にタイムスリップしたようだ。

西日が塔を輝かせ 昼間の風景とまた違うので
午後にいろいろ見所を廻って 夕暮れにのんびりするのに
おすすめな時間帯です。

















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ミント
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女性
自己紹介:
横浜から上海、北京と移り住んで、 よっと疲れが出てきた10年目にしてやっと日本に帰国しました。今度は横浜で日々の楽しみや小さな幸せを見つけて生きてます。
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