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神聖なる泰山に登る


2日目は、済南市のホテルを8時に出て南へ200kmにある泰安市にある、
中国の5代名山のひとつ泰山へ登山に行ってきました。

泰山は、秦の始皇帝から清代までの2000年にわたって、
宗教の中心となり、皇帝が即位した時に
国家統一を天に報告する儀式を行った神聖な山です。

これも世界遺産に登録されていて今回の一番の目的がこれ。

でも、3月はずーっと体調不良だったのに登山なんて体力がもつか心配でしたが、
行ってみたら、ぜーんぜん心配無用でした。



と言うのも麓からバスで中腹まで行き、そこからロープウェイで
南天門まで一気に行けてしまうんですね~。

その南天門が下の写真の矢印のところ。

写真下に写っているのが天外村広場を出発して到着した中天門なので、
もう山の半分ほどの距離まで上がったところから撮影しています。



歩いて登る場合、6時間ほどかかる距離をバスとロープウェイを利用して
あっという間の1時間ちょっとで到着できちゃうなんて、ホント楽ちん♪



このロープウェイは、かなり勾配がきついので一緒に行った高所恐怖症の方は、
かなりビビッて縮まっていましたが、私はスリル満点で楽しかったわ。

ちょうど私の前で強風のためか、ロープウェイが停まってしまったのは、
怖かったけど、すぐに再開して問題なくて良かったです。

南天門へと続く急な登山道、見えますか?



アイヤー!!ほとんど垂直に近い階段じゃないの?
ここを登っていくなんて、怖すぎる!!
自分の足で登ってみたいと思っているそこのあなた、
安心してください、現在は新しい登山道が出来て、もうここは使われていません。

現在は、こんな感じの少し緩やかな道ですが、写真で見るよりも
実際のほうが勾配がきつくて大変そうでしたよ。




泰山に行った日は、雲ひとつない青空が広がって気温が22度もある暖かな日でしたが、
南天門について頂上に向かって少しずつ標高が高くなっていくたびに、
どんどん風が強くなって、飛ばされそうなくらいで気温も下がり、
頭がキンキンに冷えて痛くなるほどの寒さでした。
風除けと紫外線防止にサングラスをして、パーカーのフードを被り、
さらにジャケットのフードも重ねて完全防備の私は、格好は、二の次です。

折角体調が戻りつつあるのに、ここで風邪を引きなおしては大変だわさ。



南天門から歩くこと30分ほどで泰山1545m頂上に到着!!



たくさんの皇帝がこの山を訪れているが、
こんなに楽をして登ってしまっていいのだろうか?

楽をしすぎてあっけなく登頂してしまって、何だかありがたみがない感じ・・・、
逆に文明のありがたみを感じたわ。




















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孔子を訪ねて曲阜の旅 2


こちら孔府は、孔子の直径の子孫が暮らしていた邸宅。

やはりこちらも年々敷地面積が拡張されていって、現在は460部屋もあり
2000年以上の間、大切に保存されてきたそうです。
でも、生活感のあるものが一切ないので、
イマイチただの空間にしか感じられなかったのが残念かな。

中国ってたくさんの文化遺産や素晴らしい物が残っているのに、
展示の仕方や保存の仕方が悪くて、どこへ行っても残念ですよね。

孔廟も孔府も専門のガイドさんが付いて熱心に説明してくれましたが、
中国の歴史が分からない上、孔子ともなると複雑すぎて理解不能、
おそらく日本語で説明されても良く分からないかもしれないなー。



孔廟を出たところでこんな可愛らしい馬車発見!



孔廟から孔林まで少し離れているので、そこまで乗せて行ってくれるようです。
パッカパカと蹄の音を聞きながらのんびり行きたかったのに、
時間の都合で電動カーで素早く移動した私たち・・・お馬さんに乗りたかったよう。


電動カーでスイスイすっ飛ばしてあっという間に到着した孔林は、
孔子と1万人にもおよぶ孔子一族専用の墓地。
一族が1万人よ!2000年以上も続いている一族なんて凄いですよね~。



広大な山林に16万箇所点在しているのだから広さも半端なく2k㎡もあって、
お墓参りで迷子になりそうだわ~。
墓石がないものもあったりするので、本当に自分の目的地が探せなさそうよ。

私たちは、迷うことなく往復20元の電動自動車で楽々コースでしたが、
さすが墓地で薄暗い雰囲気の中、歩く気がしないです。



ガイドさんに「墓地の写真を撮ると霊がカメラに入っちゃうよ~」と
脅かされたけれど、写してみた。



大丈夫かな?変な影が映りこんだりしていないよね?



そしてこれが孔子の眠る場所。
土の盛りが他とは比べ物にならないくらい大きくて立派ですが いたって素朴な墓地でした。
当時は、土葬だったのでまさにこの下に眠っていらっしゃるのね・・・・。







世界遺産を見た記念に・・・と石碑を探してみたら、
売店が並ぶ陰の案外目立たないところにありました。
お店のおばちゃん、気持ちよくお昼寝中で邪魔しないように・・パチリ。



こんな長閑な雰囲気、好きだわ~。

そして このあたりでよく売られていたのが、こんな中の紅い大根。



北京でよく見かける心里美と似ているけど、形は細長くて大根そのもの。
大根をかじりながら歩く気になれず、試してみなかったのが今になって悔やまれます。
おばちゃん曰く甘いらしい・・・・・。




さて、今晩の宿は、済南のクラウンホテルなので
三孔を見学したあとバスで移動です。





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孔子をたずねて曲阜の旅



曲阜東駅で下車すると、北京とは違って優しい空気が心地よく、
気温も暖かで400kmほどしか離れていないのに、
黄河を超えるとこんなにも気候って変わるものなんですね?

中国では、黄河で南地方と東北地方に分けられますが、
建物もどちらかと言えば、北京と言うよりも上海の豫園を思わせる建築式ですし、
木蓮や菜の花、杏の花が満開で見ごろを迎えていました。

曲阜には、孔子にまつわる主な見所は、孔廟、孔府、孔林と3つあって、
これを三孔と呼び世界遺産に登録されています。



最初に行った孔廟は、孔子が亡くなった翌年(紀元前478年)に
孔子を祀るために建てられたお寺で、
ここでたくさんの弟子たちが孔子の思想を学んだ場所です。

当時は、3部屋しかない質素なものだったのに、
時代と共に増築が繰り返され今では、466部屋もあるのだそうです。

とても回りきれないのでさらっと見学。



これは、杉の木なんですが、孔子がここで木に手を付いて休憩したら、
木の表面がジグザグに曲がったのだとか・・・・。



そんな伝説はさておき、何とも不思議な木でした。








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山東省へ列車でGO!


3月の終わり、北京南駅から済南(ji3nan2)へと小旅行に出てきました。

朝8時10分にホームから静かに電車が滑り出し、最初の目的地である
曲阜(Qu1fu4)まで高速列車で1時間半で到着です。

朝の空気に包まれたホームって日本にはない空気感があって、
何だか好きなんですよね。

中国の列車と言うと「汚い、混雑している」と言うイメージがありますが、
それは、以前のことで今では、新型車両や高速列車も増えて、
日本と変わらない快適な旅が出来るようになりました。
(もちろん行く場所や金額によって様々ですけど・・・)



改札も自動改札が導入されて、出発が近くなると通過できるようになり、
乗車もスムーズになったので本当に楽になりました。



車内もこんな感じ。

朝食にと簡単なお弁当を作ってきたので、駅のSPRでカフェラテを購入し
列車に揺られながらの朝ごはん。

ん~~、なんだか電車の旅って感じがしていいですなぁ~。

北京南駅には、マクドナルドもケンタッキーもキングバーガーもあるので、
面倒なお弁当を作らずに、ハンバーガーを買ってしまえば良かったと思ったものの、
やっぱり卵焼きやミートボールを口に運ぶたび、「作ってきて良かった」
と幸せな気持ちなれて美味しかったわ。

曲阜は、山東省の済南から南へ156kmのところにある小さな町で
孔子の故郷です。

紀元前552年に孔子は、ここ曲阜で生まれました。

初日は、曲阜で孔子にゆかりのある世界遺産から始まりです。





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宝石箱のようなランチ@皇家慕喜


以前、ブログでご紹介した「皇家慕喜 ROYAL SMUSHI HOUSE」。

あれから何度か、お茶したりサンドイッチを食べに行っていましたが、
ここのウリである「SMUSHIスムーシ」は、未体験でして
先日、友人のお勧めで初めてSMUSHIなるものをいただきました。


まず「SMUSHI」とは、なんぞや??と言う方も多いと思いますが
コペンハーゲンの伝統的なオープンサンド”smørrebrød”と
日本の寿司”Sushi”とを融合させたネーミングでSMUSHIとなったようです。

なのでオープンサンドと寿司のコラボと言うわけで
手まり寿司の様に綺麗で、食べてしまうのがもったいないくらいのオープンサンド。
ん?手まり寿司というよりケーキみたいかな!!


SMUSHIは、16種類あって、どれを選ぼうかワクワクしながら迷うのも楽しい。

もちろんお腹と相談して単品で選んでもOKだし、
好きなものを3つ選び、スープと珈琲or紅茶で90元のランチもあります。
(4つ選ぶコースもあり)

サーモン好きの私は、サーモンは外せず、他に小海老と野菜を選んでみました。

冒険心から何だか分からない野菜をオーダーしてみましたが、
結局食べても分からず・・・・。
食べた感じは、「うど」のような感じでしたよ。
間には、レモン風味のリンゴがサンドされていてとってもさっぱりしたお味。

私的には、SMUSHIも美味しかったけど 最初に来るスープも最高でした!



そして ラズベリータルトの可愛らしさに惹かれて、
食後に珈琲と共にタルトをいただきました。
甘酸っぱいラズベリーが口に広がって、
小さなタルトがちょっと甘いものを食べたい欲求を満たしてくれてこれまた◎。

見た目に楽しめる美味しいランチでした。






☆ROYAL SMUSHI HOUSE
朝阳区东直门外大街12号东门小楼(三里屯酒吧街北口)
64130577














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横浜から上海、北京と移り住んで、 よっと疲れが出てきた10年目にしてやっと日本に帰国しました。今度は横浜で日々の楽しみや小さな幸せを見つけて生きてます。
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