モッコモコの私と半袖欧米人

暖気が切れて部屋の中が肌寒くなり、真冬よりも多く服を着ているこの頃。

ぬくぬくと暖かな部屋で冬を越したので、感覚が麻痺しているのと
暖かい日があると思えば、グッと冷え込んだり、北京は寒暖の差が激しいから、
この時期、いつも体調を崩しているような気がします。

せめて10日くらい暖気が延長してくれたらいいのになぁ～。

日本もなかなか暖かくならないようで、
今年は春一番が吹かないまま春分を迎えたみたいですね。



でも日差しは、もう春。
つい油断していつも薄着で犬の散歩に出てしまい後悔することが多いので、
今日は、用心のためマフラーを巻いて厚手のフリース着て完全防備で出たら、
空気がモワ～～ンと暖かでビックリしました。

マンションの中庭では、暖かな日差しの中で皆さん軽やかな服装で寛いでいて、
欧米人なんて半袖着てるのに、
私だけ季節に乗り遅れたようで、恥ずかしかったわ。

数日前までダウンを着ていたのに、なんと今日の最高気温20度ですって！

北京の冬は寒くてオシャレができないから、暖かくなるとダウンを脱ぎ捨てて、
軽やかにお出かけしたくなっちゃいませんか？
こんな暖かな日が数日続くようですが、
またその後どれくらい気温が下がるのか分からないのが北京、油断は禁物よね。

来週は、清明節なので今週末あたりから日本に一時帰国したり、
旅行に出る方も多そうですね。
みなさま、どうぞ体調を崩さないようにお気を付けくださいね。


　

少し前ですが今月のフラワー教室は、こんなエレガントで上品なアレンジメントでした。

白いラナンキュラスと白いバラ、そしてグリーンのカーネーションの中に
蘭がアクセントになって好きな色合いでした。
それにコデマリもカワイイ！

つい好きなお花が多いとテンション上がります。

自己流だけと雑穀米

日本よりも雑穀が手に入りやすいこともあって、
少し前から白米に雑穀米をブレンドしてご飯を食べています。

混ぜることによって炭水化物のカロリーを抑えられることと、
気軽にビタミンやミネラルなどを採ることが出来るのが便利かな。

よく雑穀のパサ付いた感じとかニオイが気になると聞きますが、
玄米を少なめにしているせいか、
私は、ぜーんぜん気にならず、白米よりも食感があって結構気に入っています。

適当に購入してみたので名前がイマイチ分からないものもあるけれど、
黒米、赤米、小豆、玄米、小麦、押麦、粟(あわ)、稗(ひえ)、もち黍(きび)
大豆、黒豆、青大豆、白豆、ハトムギ・・とこんな感じかな？



最初のころは、黒米ブレンドする量が多くて、
赤飯のような赤いご飯になっていましたが、今はこんな感じ・・・・。

痩せたとか、体調がいいとか、目に見えて何かを感じることはないけど、
きっと続けていたら体にいいのでしょうね。

しばらく続けてみようと思います。

かわいいクレープ屋さん＠Crêpanini

最近、ちょっと気に入って通っているのが
那里花園にある小さなクレープ屋さん「Crêpanini」。



チーズ好きな私には、軽めのランチで済ませたいときにちょうどいい感じなの。

店内は、狭いからちょっと窮屈で居心地的にはイマイチなんですけどね。
それに2人掛けのテーブルしかないのもちょっと不便。

先日、ここで薄く焼かれたクレープを食べているとき、
ふと中国の煎餅を思い出してしまった。

よく中国風クレープと表現されているが、まさしく！！

薄い小麦粉をクレープと同じように丸く焼いた生地にテンメンジャンを塗り、
卵と油で揚げた薄いパリパリしたものを挟んだもの。
コレにレタスや油条が追加されたものがあったりするのですが、
上品にナイフとフォークを使って食べるんじゃなくて、
そのままかぶり付いていただくのが中国クレープの食べ方。

そう思うとクレープも中国人に受けそうな気がするのだけど、
ここを訪れる中国人は、カップケーキを食べている人が多かったかな。
やっぱりチーズを食べ慣れなれないのと値段の高さがネックになっているのかな？

煎餅は、だいたい4元前後なのに、コレはその10倍～だからね。

　

クレープのほかにもワッフルやパニーニなどもあって、
ひとりでサクッと食べたい時にお勧めです。

春の雪

３月になってから、なかなかUp出来なくてご無沙汰しておりました。

気がつけば、もう3月も中旬が過ぎようとしているじゃないですか・・・。
つい先日、3月になったばかりのような気がするのに、
月日が過ぎるの、早すぎるーぅ！

そして、春めいてきたかと油断していたところに、
昨日の大雪で、今朝は白銀の世界が広がりました。



いつもなら北京の雪は、水分の少ないサラサラな雪なのに、
今シーズン2度目の雪も前回同様、水っぽい雪で、
午後には、だいぶ解けて消えちゃいました、
でも久しぶりに空気に湿度を含んだ重さを感じています。

最近、空気汚染が酷くて、モヤモヤのスモッグに包まれていましたが
今朝は青空がすっきり広がって、陽の光の中で雪がキラキラと、
とってもキレイだったよ～。



元気だったらね、カメラ片手に飛び出して行きたいところだけど、
どうも体が本調子に戻らず、寒の戻りで気温も低いので
今回は、静かに窓辺で
雪が解けていくのを眺めているだけで・・・ちょっと残念。

北京で一番古い寺に行ってみた。

北京で一番古いと言われる「法源寺」へ出かけてきました。

イスラム教徒が多く住む牛街の小さな路地を入ったところに、
ひっそりと経つこの法源寺は、696年に建てられたと言うから、
ざっと数えても1300年以上の歴史あるお寺。

そんなお寺が、普通に存在するのが北京のいいところかも知れません。

法源寺は、牛街の大通りの東側にある教子胡同を、
更に東へ入る人通りの少ない小さな路地（法源寺前街）にあります。



あんまり無造作すぎて歴史あるお寺だと言うオーラも感じないから、
下手したら中には入らず通り過ぎてしまいそうなくらいなんでもないお寺。

門構えも大きくないけれど、中に入ってみると奥へと結構広い敷地の中に、
経堂やがいくつもあって、のんびりと散策するには、ちょうどいい大きさです。



奥には、神学校も併設されていて、時々若い僧侶たちとすれ違ったけれど、
携帯でメールをしていたり、笑顔でお喋りしていたりして、
日本で言う修行僧と少しイメージが違って自由な感じに見えました。
（本当は、ものすごーく厳しかったするのかもしれないけど・・）



静かに足を進めていくと、ここへお参りに来る人だったり、
私のように散歩がてら見学している人だったり、ぽつりぽつりと人とすれ違う。

でも、北京で一番歴史ある寺にしては、訪れる人も少なくて静かでした。

私は、中国の歴史もあまりよく分からないし、北京についても詳しくないから、
この寺でどんなことがあったのか読んでも、あまりピンとこないけれど
唯一この寺で歴史を感じたのはこれ。



もしかして　そう古くはないのかもしれないけど、使い込んだ感たっぷりじゃないですか？


この寺でなによりも一番印象的だったのはスズメの多さ。

　

スズメのためにエサや水があっちこっちに置かれていて、
冬の食べるものが少ない時期の優しい思いやりにちょっと感動したりしてね。



日が暮れ始めてて、少し暗いですが、たくさんのスズメが居るの分かりますか？

今はまだ冬の寒々しい景色でしたが、このお寺はライラックの季節になると、
境内が花でいっぱいになるらしいです。

またその季節に行ってみたいなー。




住所： 宣武門外教子胡同の南側長椿街
アクセス：バス6、50、53、109路バス教子胡同下車