隠れ家レストラン＠無禅居

美味しいくてお腹いっぱいなのに完食してしまった米粉麺。

北京では、四川料理店が多いと感じますが、それに次いで最近ブームなのか、
雲南料理店も結構多い。

きのこが豊富な地域なので、そのヘルシーさが女性に人気があるようですね。

でも北京で食べる雲南料理は、雲南で食べる料理とは、違って
都会派使用？というか洗練されていておしゃれですよね。

そのおしゃれさがブームの要因の一つなのかも？

米麺と言えば、鶏ベースのアッサリしたスープに
米で作られた歯ごたえのない太め麺と言ったものを思い浮かべますが、
最近流行の雲南料理店の米麺は、唐辛子と肉味噌ベースもの。

もともと米麺と米粉の違いすらよく分からないのだけど、
中国には2000種を超える麺があるそうで奥が深すぎ？！
まぁ、とにかく、この辛い肉味噌ベースの米麺を食べてから、
私の中で「米麺＝おいしい。」と印象が変わったのは確かです。

上の写真は、「无禅居 」と言うお店で最後に出てくる米粉麺。

他の店に比べて、酸味が強く辛さは弱め。
食べやすくて、今回のレストランで印象に残った料理の一つです。



（苦瓜の中にナツメを詰めた前菜、天草のようなキノコの前菜、パプリカと茄子の和え物、
小竹の唐辛子風味の前菜、魚のスープ、串揚げ海老のニンニク唐辛子合え）

以前、何かの雑誌でこの店を知り、行ってみたいと思っていましたが
隠れ家的レストランなのは良いけれど隠れすぎてて、なんとも分かり辛い場所にある。

最近、ブログにて親切に行き方を紹介してくださっている方もいて、助かります。
よし、良し、これで簡単に見つけられるだろう・・・とタカをくくっていたら
目印を見つけられなくて辿り着けず、先に到着した友人にＨＥＬＰしてしまった・・・。(汗



（青唐辛子と五花肉の炒め、牛肉の酸味あるスープ、マッシュルーム炒め、
エリンギなど数種のキノコ炒め、蜂蜜風味の焼きチーズ、青菜の炒め）

コースメニューのみで128元～1000元まであり、今回の料理は、128元コースです。

どれも辛くて早い段階で、舌が麻痺してきましたが、
慣れてくると、それが旨みに変わって欲してしまうから辛い料理って不思議です。

四川料理の辛さは、「麻」の痺れる辛さが際立ちますが、
雲南料理は、ストレートな唐辛子の辛さって感じかな。

辛くないものと言えば、最初の苦瓜の前菜とマッシュルーム、青菜の炒めくらいでしょうか。



この日の一番はこれ。
キノコ（名前を聞いたけど聞き取れなかった）の甘辛炒めも辛くなかったよ。
日本の甘しょっぱい味付けとコリコリとした歯ごたえが何とも言えず美味しくて
これだけ持ち帰って独り占めしたい気分になりました。



友人持参のサービス券をで店からいただいたバラの米酒です。
アルコールが2％しかないのでお酒という感じじゃないけど
ジュースと言うほどの味ではないので、好き嫌いが分かれるかも。


でも、この辛い料理に、ほんのり甘いこの飲み物が辛さを中和して良い感じ、
きっと飲んだら、「なるほど！」と思ってしまうんじゃないかな。



無禅居
東城区金宝街大雅宝胡同67号
010-6559-4158

秋の公園をサイクリング

この週末は、珍しくスッキリした日が続いて、気持ち良かったですね。

天気がイマイチですと、出掛ける気も失せますが、
最近では、空気の悪い日が続くことが多かったので
青空が広がると出かけなきゃソンした気分になるのは私だけかしら？

なんだかいつも天気のことを書いていますが、
北京は、空気汚染の度合いがひどくて、いつも霧のようにカスミのかかってる。
曇りなのか、スモッグなのか分からないけど、頭が痛くなるから空気が悪いんだろうね。
だから青空が広がると嬉しくて、つい言いたくなってしまうのー。
日本にいたら普通のことなのに・・・・・。

青空の広がった週末、秋も終わりに近づき、あとわずかな秋を惜しむように
オリンピック森林公園まで行ってきました。



朝晩の気温がすでに1・2度とぐっと低くなってきたので
銀杏の葉もずいぶん落ち始めました。
いちめん黄色い絨毯を敷いたようで黄金色の地面が綺麗。


公園内には、電動カートや2人乗り、4人乗りの自転車もあって楽しそう。
（二人乗り自転車：デポジットが300元、40元/30分）
ここ数ヶ月右肩上がりに上昇している体重に恐れを抱いているんですが、
せめてもの日頃の運動不足解消にと自転車で園内を散策して見た。



これは、2人乗りね。
背の低い＆足も短い私には、ちょいとペダルの位置がギリギリで
背もたれに寄りかかって漕ぐ余裕さはなかったけど、
紅葉に染まった園内を軽やかに散策できて楽しかったよ。



ススキがいっぱいあって秋の終わりって感じの風景じゃない？

それにしても　北京は、高い建物が本当に少ないですね。
遥かかなたまで　何もない　良く見えます。

この公園、歩いて全部を回る人っているのかな？
面積が広すぎて、今回は自転車があったから、池の周りを一周出来たけど、
自転車でも1時間かかった、それも池の周り一周が最短コースでだよ。




１０ｋｍコースもあったけど、夕暮れまでに戻ってこられる自信ない。



小さな努力にしか過ぎないが、少しは運動になったかな。

天気が悪いと外出する気になれないけど、こんな風に健康的に
体を動かすとやっぱり気持ちが良いですね。

今年は、いつもより秋が長めのように感じます。何だか得した気分！

胡同の中で目にしたもの ２

　

　
胡同歩きをしていたら、もう一つ目にしたのが小さな箱に入ったアヒルさん。


ん？？何か黒いものが動いた！！と思って近づいてみたら
つぶらな瞳のアヒルさんだったので驚いた。

捨て犬ならぬ捨てアヒル？

もしかしてペットなのだろうか？

ん？？？考えたくないけど　しょ・・・しょくざい・・・・・？



箱の底には、砂が敷いてあるのでペットであることを祈りたい。

この時期胡同の中で目にするもの

冬が近づいてくると北京の胡同近くに白菜が山積みになって売り出される。

その山積みの量ったら、日本では目にしたことがないくらい半端じゃなくて、
思わず冗談じゃないかと笑いたくなってしまうほど。



これは、まだ少ないほうで、この倍くらいの量が積まれていたり、
葱なんて、もうすでに半分以上は売れてしまった感じ・・・・・。



こんなにたくさん売れるのだろうか・・・って心配になってしまいますが
買っていく量だって「え？！こんなに！」と思うほど、
皆さん大量にお買い上げ～なんで心配無用みたい。



以前は、寒い土地柄なので冬になると野菜と言えば「白菜」と「葱」くらいしかなくなり、
外の気温が冷蔵庫よりも低い気温になるので、軒下とか物置の上などに置いて、
冬を乗り切る保存食にしていたようです。

でもね、今は物流も発達して、冬の寒い時期でもトマトやキュウリなど、
夏の野菜でもなんでも揃っているのに、
未だに保存食として大量買いするのは何故だろう・・・・・・・。

そう思って訪ねてみたら、
「早く買ったほうが安いから・・・・・・」と言うお答えでした。

確かにね、日本でも年末が近づくにしたがって野菜が高くなりますもんね。




この時期、胡同の中では、どこでも葱や白菜をお日様に当てているのを見られると思います。

そして、この光景を目にする度に冬が空くそこまで来ているんだと感じます。

バザーと寿司ランチ＠四葉

万国公寓で時々開催されるバザーに出かけてきました。

ほとんどが欧米人による出展なんですが、日本の方も数人いらして
丁未堂さんの版画がとっても可愛くてカードを購入してきました。

彼女の作品は、パンダをモチーフにしたものが多いのですが
北京の生活感があふれた可愛らしいものが多く、
パンダが市場でお買い物していたり、カンフーをしていたり・・・・。

見ればどれもが欲しくなってしまうほどで限がないの～。

一度お茶会でお会いしたことがあり、人柄もふんわり温かで
その優しさが作品にも表れているようです。



バザー会場から少し足を伸ばして三里屯北小街にある「四葉2号店」でランチ。

一号店は、人気がある上、店自体が広くないこともあって、
なかなか予約が取れないことで有名な店ですが
2号店は、個室が結構あり、カウンターも贅沢な空間を使って広々しています。

でも、奥の部屋に行く際にカウンターに座る私たちの後ろを
皆さんが通過していくので、少し落ち付かない気も・・・・・。

たまーに寿司屋さんのカウンターで一人ランチする事もありますが
ここでは、ちょっと一人じゃ気後れしてしまいそうな雰囲気なのは、なぜだろう。
靴を脱いでカウンターまで行くせいかしら？。



ランチセットは、「四葉」「まぐろ」「サーモン」と３コースありました。

これは、サーモンコースでこの他に小鉢が４つとちょっとしたデザート付きで150元。

今日は、ちょと贅沢なランチでした。