この時期胡同の中で目にするもの

冬が近づいてくると北京の胡同近くに白菜が山積みになって売り出される。

その山積みの量ったら、日本では目にしたことがないくらい半端じゃなくて、
思わず冗談じゃないかと笑いたくなってしまうほど。



これは、まだ少ないほうで、この倍くらいの量が積まれていたり、
葱なんて、もうすでに半分以上は売れてしまった感じ・・・・・。



こんなにたくさん売れるのだろうか・・・って心配になってしまいますが
買っていく量だって「え？！こんなに！」と思うほど、
皆さん大量にお買い上げ～なんで心配無用みたい。



以前は、寒い土地柄なので冬になると野菜と言えば「白菜」と「葱」くらいしかなくなり、
外の気温が冷蔵庫よりも低い気温になるので、軒下とか物置の上などに置いて、
冬を乗り切る保存食にしていたようです。

でもね、今は物流も発達して、冬の寒い時期でもトマトやキュウリなど、
夏の野菜でもなんでも揃っているのに、
未だに保存食として大量買いするのは何故だろう・・・・・・・。

そう思って訪ねてみたら、
「早く買ったほうが安いから・・・・・・」と言うお答えでした。

確かにね、日本でも年末が近づくにしたがって野菜が高くなりますもんね。




この時期、胡同の中では、どこでも葱や白菜をお日様に当てているのを見られると思います。

そして、この光景を目にする度に冬が空くそこまで来ているんだと感じます。