香山の紅葉

すっかり秋の恒例行事になっている香山遠足。

毎年、秋になると香山へ出かけているものの、
空気の乾燥がひどくてカッサカサのパリパリ、色付く前にドライになってしまって
色あせて見える北京の紅葉。
なかなか　日本の紅葉ほどではないので、もう今年は行かなくても良いかな・・・って
正直なところ思っていたんですよ。

でもね、今年は、5年ぶり紅葉で色付きがキレイだと聞いて
これは、行ったほうが良いかも！！なーんて思って懲りずに行ってきました。

生憎、真っ白の霧がかかったようなモヤモヤな天気でしたが
行ってよかった！！

東門をはいると、ごらんの様に黄色く色付いた楓が出迎えてくれて
情報どおり、今までになく色が鮮やかです。

まずは、東門を入って左へいき静翠湖のほとりでランチタイム。



こんな静かな池を眺めながらの外ランチは、また格別ですね。
持参したサンドイッチや唐揚げと何でもないものでも美味しく感じちゃう。

香山には、4つのハイキングコースがあって、この静翠湖から香山寺へ抜けて
山頂へと向かうコースは、皇帝も登山鑑賞したコースなんですって。


腹ごしらえが終わった私たちは、そんな皇帝の眺めたコースではなくて
お決まりの楽ちんコース！！

かつては、なかったであろうリフトでらくらく20分で山頂に到着よ！



たまには、自分の足で山頂まで行ってみたいと思っては見るものの
つい文明の力に頼ってしまってなかなか実行に移せなくって・・・・。
いつかは・・と考えているんですがねぇ～～。




今までは、このリフトから見る景色も黄色だけということが多くて
香山の紅葉は、紅がないのかも・・・なんて思っていましたが
今年は、紅、黄色、オレンジととってもキレイな色合いでした。

今までで一番鮮やかでキレイな色付きでしたが
今までで一番モヤっていて、真っ白な景色でもあり・・・・・。

山頂に到着してみれば・・・・・・・



晴れていたら国貿辺りまでここから見えるのに
残念ながら真っ白でなーーーーんにも見えませんでした。

ちなみこれは、去年の時のもので、晴れていたらこんな感じです。





リフトは、20分乗ってこの高さまで上がってくるので
ちょっとしたアトラクション感覚。
私は、わくわくして楽しくなっちゃいますが
高所恐怖症の人は、曇っていて、ハッキリ見えなくらいのほうが良さそうですね。

そういえば、私が行った2日後、強風のためにこのリフトが突然停止してしまって
9分ほど宙ぶらりん状態になってしまったそうです。

あ～私の時じゃなくて良かった・・・・・。
この高さで放置されたら怖かったでしょうね。



香山

入場料：10元

開放時間　香山公園　6：00-18：30
　　　　　碧雲寺　　8：00-16：30
　　　　　リフト　8：30-17：30（平日）　8：00-17：30　（休日）

土日は、かなり混雑するようなので平日がお勧めです。

宇宙人かい？

今日は、天気予報どおり朝から冷たい雨が降っていました。

家の中にいたら、雨が降っているのか全然分からなくて
いつも通り、アリスを連れて散歩に出て、初めて気が付いたのだ。

傘も持ってきていないし雨の中、散歩なんてしたくない気分でしたが
散歩という言葉にはしゃいで付いてきたアリスは、外に出る気満々！

ウサギのように飛び跳ねて嬉しそうなのに
外だけ見せて帰るのは忍びなく、少しだけならと中庭を散歩。

小雨なのであまり汚れないだろうと思っていたら　とんでもない。

結構、撥ねが上がってしまって足もお腹もびしょ濡れ
で帰宅後、速攻シャワー行きとなったアリス。



「あのぉ・・・・・シャワー嫌いなんですけど・・・・」

そんな訴えに気がつかないフリをして、準備を進めていると
こんなベッドの下に避難している・・・・。


「ここなら見つからないもんね～」

「いえいえ、すぐに見つかりましたよ」



小さな抵抗をしていましたが、大人しくシャワーされせてくれました。

プードルってふわふわモコモコの巻き毛で大きく見えますが
濡らしてしまうとこんな貧弱な姿に・・・・。

何だか、宇宙人みたい・・・・。

されるがままに洗われているこんな小さなアリスが
ホント健気で愛おしくなってきます。

　
「頑張ったから　いつものやつおくれ・・・・」

風邪引かないように早く乾かすからね～～。

おやつで釣って静かにしているうちにドライヤーでブローしていくんですが
片手にドライヤー、片手にスリッカーでこれが大変なんです。

先日、どうやったら楽になるかって考えて
今日は、こんな風にやってみました。

　
ドライヤーをトイレットペーパーホルダーに入れてみた。

角度がイマイチだけど、これで両手が使えるからちょっと楽でしたよ。（笑）






「シャワーは、つかれるのよ～～」

こんなに色付いてきました。

秋が深まり葉もずいぶん色づいてきました。
少し中心部から離れたところにひっそりとある緑いっぱいのレストラン。

もう少ししたらどっさりと落ち葉になって緑がなくなってしまいますからね・・・
まだ緑があるうちに自然の中で食事したくて足を伸ばしてみました。




ここは、北京に来たばかりの頃からホッとしたくなると
出かけているレストラン。

こんな窓の外に広がる中庭を眺めながらのランチしていると
時間が過ぎていくのも忘れちゃいます。



周りには、なーんにもなくてよく見てないと通り過ぎちゃうくらい目印がないの・・・。
今日もまた、通り過ぎちゃったよ。

水郷の村、朱家角を訪ねて

少し話は戻りますが上海に行った際、
ちょっと足を伸ばして水郷の村「朱家角」まで行ってきました。

上海中心の人民広場から車で約1時間ほどで行かれる距離です。

以前行ったのは、２００６年の秋。
まだまだ青浦あたりは、なーんにもなくて素朴な雰囲気だったのに
あれから５年、ずいぶん整備されてちょっとビックリです。

水辺の民家はほとんどがお店に改築されて、
玄関先で宿題する子供や食事時にテーブルを外に運び
家族揃ってご飯を食べている光景がもう見られなくなってしまってちょっと残念です。



アクセスが良くなったこともあって近年では、観光スポットになった水郷の村、
何処も水郷の村に入るために入場料を取るようになっていましたが
そんな入場料がなくなっていました。




名物なのが「紅焼肉」、日本で言う豚の角煮です。



ササの葉に包まれたバラ肉が大きな鍋の中でコトコトゆっくり煮込まれ、
味がしみしみの角煮は絶品です。
北京の角煮よりも甘さが強く、どちらかというと日本のものに近いかな・・。
口の中に広がる甘さが何ともいえません。

そして、この角煮が入ったチマキもおすすめ。



店の前でおばあちゃんが角煮を作り、それを奥で息子が調理する、
そして嫁が店頭で売っている・・・そんなお店が多いようです。



店頭に並んだチマキは、蒸し上がったものと生米の物とあって
私は、生のものを真空パックにしてもらって、北京まで持ち帰ってきました。
うふふ。。。ひとりご飯のときのお楽しみです。

麻辣香鍋＠川成元

久しぶりに辛いものを食べに川成元に行ってきた。

ここ川成元は、麻辣香鍋の専門店でこの数年で
店舗が一気に増えた人気の店です。

店内に入ると咽るほどの唐辛子の辛さに鼻が刺激されて
咳き込んでしまったほど・・・・。。

この「麻」とは、痺れる、「辣」が辛いという意味で
山椒の痺れと唐辛子の辛さが際立った特性の調味料を使って
蒸した野菜や肉を合えた痺れと辛さを楽しむ鍋なのだ。

まずは、基本の調味料のレベルを5段階ある辛さの中から選ぶのですが
とりあえず私は、いつも微辣のレベル２なのよね。
辛いものは好きなんだけど、辛すぎて味が分からないほどもイヤ・・
それに小心者なのでなかなかレベルアップできずにいます。



野菜と肉類は、好きなものをチョイス！
好きなものを好きなだけ・・・・・でいいんです。
･･･と言うと
つい、あれもこれもと注文してしまいがちですが欲張りすぎちゃうと
とんでもなく大量に来ちゃうから注意しなくっちゃ！

今回は、１０種類選んで、エリンギ、えのき、蓮根、湯葉、木耳、
山芋、豚バラ、鶏肉、イカ団子、腐竹。

店員さんは、「少ない！もっと入れたほうが良い！」と言っていたけど
女子４人では、こんなもんでかなり良い感じの量でした。

主婦なので大きい声じゃ言えませんが
辛いものを食べながらビールは、進みますね～。

本当は水が飲みたかったけど、水が無いって言うからさぁ～～、
そう、仕方なく、しかたなく・・・・飲んだのよ。