エキサイトな夜

日本のギターりスト「村地香織」さんの
コンサートに行ってきました。

学校が終わってランチのあと
少し、体力充電・・・と
ソファで横になっていたらウトウト・・・・

目が覚めたらなんと待ち合わせ時間の５分前。
ぎゃぁぁぁ～～～

大急ぎで飛び出してタクシーを探すが
ちょうどラッシュアワーで　
空車が一向に捕まらない・・・汗・・汗

オロオロ慌てている私に　バイクタクシーの
おじさんが声をかけてくるが
こんな季節にバイクは、寒いでしょ・・？
それに事故にでも遭ったら命はないかも？？
どんなに急いでいても　バイクは勘弁して～！

急いで連絡すると相手も遅れるというので
ちょっと安心・・・
しかし　タクシーに乗るのに２０分も掛かるなんて・・。
上海でタクシーを捕まえるのは、時間帯によっては
意外に難しいのだ・・・
ようやく捕まえたと思ったら　横取りされたり
まるでＮＹのようだと感じます。
　　　　　（映画でしか知らないけどね）

急いでいるから地図なんて持ってきて無くて
行き先を上手く伝えられるか心配だったが
「運転手さん、真っ直ぐ行って下さい」
「この辺で止めて下さい」
授業の内容を思い出して言ってみると
ちゃんと通じて　ちょっと嬉しい。

余裕を持って２時間半も前に
待ち合わせしたので　そのあと
ゆっくりお茶していよいよ　コンサートへ。

初めて入る「上海音楽庁」。
ウェッジウッドブルーと白を基調とした
ホールは、音楽ホールと言うより
ベルサイユ宮殿？？と言う感じ。

クラシックのコンサートと言えば、
シーンとしているはずなのに
ここは上海とはいえ　やはり中国。
・カバンを落とす人
・ＤＶＤ化して販売するつもりなのか
　　　　　ビデオで隠し撮りをする人、
・フラッシュ撮影する人、
・携帯電話が鳴って話し始め
　　　中央の席なので退出するにも
　　　みんなが立ち上がり大迷惑だったり
・私の後ろでは、「イエスタディ」を
演奏し始めると鼻歌を歌い出したよ・・・
これは、ちょっと予想外

１曲終わる毎に　ワサワサ人が立ち上がり
なんだか　落ち着いて曲を聴いてる感じじゃなかったのと
後ろの安い席なのでギターの音が
ちょっと小さかったのが残念でした。



それから　次にクラブでの
ライブイベントに向かった。
ローカルエリアで　洗濯物がぶら下がる
誰も歩いていない暗がりを
ひたすら歩いて古めかしい煉瓦倉庫に向かう。
だんだん　不安になって
「怪しかったら帰ろうね」と話していると
入り口では、欧米人がたくさんいるので
ちょっと安心して入場。

レゲエの世界は、全然知らない私・・・・。
会場の盛り上がりに圧倒されつつ
一番前でライブを見ていると　中国語で歌われる
レゲエって　全然違和感が無く　とっても良い感じ。
すでに　クラシックの余韻は、吹っ飛んでしまって
正反対のリズムもまた心地よく
だんだん　体がリズムに合わせて揺れ始め楽しくなってきた。


そのうち欧米人は、激しくダンスを始め
夜が更けると共に　盛り上がり熱気が満ちてくる。
ディスコやクラブすらあまり言ったこと無い私
こんな世界は、初めてだが
ダンスをしたい人は、ダンスを・・・
唄を楽しみたい人は、静かに耳を傾け
それぞれが音楽を楽しみ　体で感じ心を解き放す・・
とても　楽しい夜でした。

レゲエというと　ジャマイカの三つ編みした
おじさんが歌っているイメージしか無かったが
一口には、語れないほどジャンルが多いらしい。
感化されやすい私は、
レゲエの世界もちょっと知りたくなったぞ！

１３０元で２ドリンク＋ライブは、安い！