両親を見送って

今さっき　両親を空港まで送り出しました。

主人が空港まで送ってくれる事になり
私は、玄関前で見送る事となった。

バタバタと荷物を積み込んで　ゆっくり話す間もなかったが
お互いに　手を振って頷くだけの別れだった・・・。

空港まで一緒に行ったら　きっと泣いてしまいそうだから
ここまで出よかったわ・・なんて思い　部屋に戻ると
ひっそりと誰もいない静かな部屋が　とても寂しく感じます。　

こんなに　部屋って広かったかな？

窓から３人で外を眺めていたのに
いまはひとり・・・・・
家に一人で居る事って　こんなに寂しかったかな？

なんだか　いろいろな事を考え　涙が止まらないよ・・・・・。

　両親が使っていた
スリッパを片付けながら
心の中にぽっかりと出来てしまった
空間をどうやって　埋めよう・・・・。

もっと　優しくしてあげれば良かったな・・
美味しいもの　
もっと食べさせてあげれば良かったな・・・
そして　
もっとたくさん話をしておけば良かった・・・
いろんな事が　頭に浮かんでくる。

別れって旅立つものより　見送る方が辛いのかもしれないね

涙が溢れて　止まらない・・・・

とっておきの笑顔

私の友人に笑顔のステキな方がいます。

笑顔には、魔法の力があって
彼女が　ニッコリ微笑むと
中国人に日本語で話しかけても　通じちゃうんです！

先日、バスに乗る時も　　とっさに　「１元？２元」と　
日本語で聞いてしまった友人に
すかさず運転手さんが　指で１元・・と示してくれて
驚いちゃいましたよ～～♪


それにね　お買い物だって　こんな調子なのよ！

友人　「これいくら？」(中国語)

店員　　「１２０元」

友人　(日本語で）
　　　　「高かいよ～。でも、４０元だったら買っちゃうのにぁぁぁ～。
　　　　　お金ないんだぁ～おじちゃんマケてよ！」
　　　　　

店員　「・・・・・・７０元ならどう？買う？」

(再び日本語で)
　　　友達　　「ケチィ～！お願いもっと安くしてよ～。
　　　　　４０元でいいよね？？」　（ニコッ！）　

すると不思議と店員が、だんだん笑顔になってくるのだ。

店員　「困ったなぁ　　６０元・・・これ以上ダメだよ・」

友人　「いいじゃん！友達！友達！４０元ね？」　（日本語）

首を傾げてニッコリ笑顔で微笑むとあら不思議～♪

最後は、４０元でお買い上げ～～♪　　なのだ！

交渉ごとが苦手な私は、ついつい真面目な顔して
笑顔を忘れてしまいますが彼女の笑顔の力は、絶大です。


他に　「違う色ないのかなぁぁぁ～？」　と言えば
色が違う商品が出てくるし
「新しいのない？」と言えば　新品が出てくる。

彼女と一緒にいると　もう中国語の勉強なんて
必要ないかと思っちゃう！

やっぱり　これって天性の物よね？
自分の気持ちを伝えるのが下手な私には
とても難しい事なのだ～

今度、　ニッコリ微笑んでみるか？
後ずさりされたら　どうしましょう・・・・・。　うぅ～

　

父の思いがけない行動

上海に住んで美味しいものを食べたり
エステやマッサージを受けたり
ステキな場所を見つけるたびに　いつも思うのは、
両親や日本にいる友人を連れてきてあげたいな～～ってこと。

その念願かなって　先日から私の両親が遊びに来ています。
二人だけで海外に行った事のない両親は、
とにかく不安でいっぱい！！

チケットを手配して　出入国カードも書いて速達で送ったんだもの
ただ、飛行機に乗り込むだけで　ＯＫ！
何とかなるでしょう・・・と思ったものの顔を見るまでは、
私も不安でしたが
なんとか無事に上海の空港に降りたちました

・・・・で昨日から　上海の街を案内していますが
アテンドって　やっぱり大変ですね～～
この２日間　どれほど歩いた事か・・・・。

１日中買い物を楽しみ　もう、３人ともクタクタ・・
ヘロヘロです。

主人が出張で留守なので
今日は、時間を気にしなくてもOK。
疲れた体を癒しに　３人でマッサージへ行き極楽気分

母は、オイルマッサージ・・　なので専用の服に着替え
父がトイレに行ってる間に　私と共に施術を始めていると
片言の日本語で小姐の「良い・・いいよ・・・」と言う声

何事かと頭を上げてみると
ステテコと下着姿で笑ってる父が・・・・・

上半身の下着も脱ごうとして小姐に止められたのだ・・・・

だってお父さん・・・全身マッサージだよ
全身マッサージは、脱を脱がなくても良いんだよ。
私も言っておけば良かったけど　まさか　脱ぐなんて思わなかったさ！

　きっと言葉が分からず緊張したんだろうね
母が着替えたのを見て　おもむろに服を脱いだらしいが
可笑しいの何の・・・私は、必死に笑いをこらえていました。

そんな父も　マッサージが気持ちよかったらしく
イビキをかいて寝ちゃってるし・・・・
まぁ～本人は、全然気にしていないようなので　良しとします！

さぁ～～～まだ、これから１２日間もあり
我が家に滞在しているわけですが
何処を案内しようかな～～～
２日目にして早くも　体力の限界を感じている私です。

海外生活で支えになるもの

１月１５日でちょうど　上海に来て一年経ちました。
ん～　早いです・・・・あっと言う間でした。

小学生の頃は、すっごく長く感じていたのに
どうして歳を重ねるたび　月日の流れを早く感じるのでしょうね？

以前、会社の先輩に「３０歳すぎたら　もう階段を転がりおりるようだよ～」と
言われたのを　いつも思い出すのですが
まさに　階段を転がり降りる毎日です・・・。

１年前、上海の生活は、どんなものなのか
不安でいっぱいだったけれど

　「ここで日本と同じ生活は、無理なのだ」と　

まず、いろいろ求めない事にしたら　意外に気持ちが楽になった。

そして「上海の生活を　楽しもう！」と前向きに考えて今に至っています。




日本では、大人になってから友人を作る事って
難しいように感じていたけれど
海外では、思ったよりも出会いが多いものなんですね。
駐在員奥さん同士、生活パターンが似ていたり
お互い友達を求め合っているからかしら？

でも残念なのは
出会いも多いけれど　別れも早い？

この１年で　早くも本帰国されてしまった友人が３人。
同じ頃に上海に来た事もあって　中国語レベルも同じくらい
ドキドキしながら仲良く一緒に街を散策したり　
食事に行ったり　楽しい時間を過ごさせて頂いた分
とっても　寂しく感じています。

出張が多かったり　仕事で帰りが遅かったり
子供のいない主婦は、一人の時間が多くなりがち。
いくら一人の時間が好きと言ったって
言葉も分からない外国では、日本にいた時とは違うんだよね。

私が今、上海でのほほんと暮らせるのも　みな友人のお陰。
何も彼女たちには与える事は、出来ないけど
私は、たくさんの物を与えて貰っていると感じます。

海外生活で私の一番の支えになっているのは、
友人なのだと思う今日この頃でした。

　

雪景色の上海

今朝、起きてカーテンを開けると
薄く雪が積もって　白く染まった街が広がっていた。

上海では、年初めての雪？。
でも　すでに日本で　大雪に遭ったせいか　さほど感動もないが
白く染まった景色は、やっぱり綺麗。

昨日も外出していたら　昼頃から粉雪が降りだした。
粉雪がだんだん牡丹雪にかわり
バスのフロントガラスに　ぶつかってくる。

雪の舞う上海の街を　バスの中から眺めるのも
何となく良いものだった。


今日の雪も　昼前には止み、もうすでに薄日が差し始めていますが
白く染まった屋根や公園が　元の色に変わり始めると
ちょっと残念な気もします。
寒いのは、苦手なんだけど・・・・。

日本に１ヶ月の滞在中　２度も雪が降り
子供のように　外に出て　雪だるま　作りしてました～・・・