梅花（米羔）

梅花｛米羔｝って言うお菓子　ご存じですか？

以前は、上海人のおやつ的な存在だったものが
今では、扱う店も少なくなってしまったようです。

その梅花（米羔）が　王家沙で販売されているのですが
何処でもある訳じゃないんです。
石門一路にある王家沙でしか販売していないとか・・・。

販売時間も決まっており　その時間になると
何処からともなく女性が集まってきて長蛇の列になるんです。

上海人のなかで流行っているのでしょうか？

そんなに人気があるなら　やっぱり食べてみたくなりますよね？

　
こんな感じのお菓子です。

上から見た感じが梅の花に見える事から

この名前が付いたんですって！

毎日、１１時半に販売開始です。



１５分過ぎに到着してみれば　
もうすでにオバチャンが群がって行列をなしています。
それを見たとたん　私達も急いで最後尾にダッシュ

初めて見るお菓子に期待を膨らませ
次々購入していくオバチャンの袋の中味が気になって仕方がない私。

ようやく次の次・・・・いよいよだわ～～
・・・・・とここに来て　売り切れ～～だって！！
もう　肩の力がガクンと抜けそうになったよ

放心状態になっていたら　店のオバチャンが
「また、焼くからちょっと待ってね」

でも、その「ちょっと待っててね」が　全然、ちょっとじゃないのだ。


こんなにたくさんの人が待っているのに
作っているのは、たった３人。

それも写真のような小さな鍋ひとつだよ・・・・・。

これがまた　中国チックでマイペースなのさ！！

お喋りしながら
誰も急いで作ろうなんて思ってない様子です。

最初は、笑顔で並んでいた私ですが
１５分経過してもまだ出来ない

仕事そっちのけで　レジのおばさんも加わり
楽しく笑いながらお話　花盛り・・・・
まだかまだかと待っている私の目がキラリ

お～い、手が止まってるぞ！！
喋っても良いが　手は動かさんかい

小心者ミントは、日本語でブツブツ言うのでした・・ﾌﾞﾋｯ　情けない

どれくらい待ったでしょう～かなり待ちましたよ。

じゃ～ん　

　
上から見た図　　　　　　　　　　　　　全体像

上の部分には、南瓜の種やクルミ、ピーナッツ、
ナツメ、小豆などとお餅を蒸したちょっと甘め。

そして、焼き色が付いている部分の中には、
たっぶりの餡がつまっていて
なかなかの食べ応えがあります。

特に焼き色が付いた部分が香ばしく
しっかりした「たい焼き」のような感じで
日本人の味覚にあいそうです。

最近、気にしていると豫園や路上で売っている店もあったりします。
土家焼餅の次は、これが流行るのか？？

気に入ってしまい　昨日も主人を連れて
買いに行ってしまいました。

きっと女性だったら　これだけでお腹一杯になる事でしょう～

あ！！
ちなみに私は、この他に　これらを食べました。





王家沙
南京西路＊石門一路　
梅花（米羔）販売開始：１１時半～