ヨコハマ メリー

「ヨコハマのメリーさん」ってご存じですか？

横浜に永年住んでいる人なら　
きっと一度くらいは、聞いたことがあるのでは？

真っ白におしろいを塗り　白いロングドレスに
白いハイヒール、紅い口紅が印象的な　背中が少し曲がった老女。

大きな紙袋と荷物を両手に提げて
街の片隅に小さく佇んでいる彼女を横浜の人たちは皆
「メリーさん」と呼んでいました。

私も学校の帰りや仕事帰りに良くその姿を見かけ
白ずくめの不思議な姿に「ギョ？！」としたものです。


こんなにも横浜で有名だったメリーさんですが
いろいろな噂を聞くものの実際の所は
どんな生活をしているのか・・・どんな人なのか・・
名前さえも誰も知らないんですよね。

いつからか彼女の姿を　街角で見なくなって
次第に彼女の名を聞くこともなくなり　私も忘れていました。

しかし彼女の人生を描いた映画「ヨコハマメリー」が
「日本ドキュメンタリー映画交流会」の作品のひとつとして
北京の中央戯劇学院で上映されると聞き見に行ってきました。

満席状態のなか開幕式が始まり
中村高寛監督、鎌仲ひとみ監督、坂部康二監督の
３人がお見えになりましたが皆さん舞台上で緊張されてるご様子でした。

映画は、彼女（メリーさん）自信を追ったドキュメンタリーではなくて
様々な人によって語られていく内容なんですが
映画に映し出される街は　私が育った場所。
どこもすべて知っていて　良くあるいた場所の中で
彼女の謎の生活を少しだけ垣間見ているうちに
涙か溢れて止まらなくなってしまいました。

彼女の孤独な生涯・・
いつも街角で何を思い　何を見ていたのだろうと・・・。

１３年ほど前から　忽然と姿を消して
風の噂で「亡くなった」と聞き私も　そう信じていたのですが
彼女は　現在故郷に戻って「養老院」で生活されておられるようです。

家もなく　家財を毎日持ち歩いて
街角に立っていた遠くを見ていたメリーさんの白く塗られた顔が　
いつも寂しそうに見えていた私ですが
養老院では、優しく微笑んだが素顔がとても穏やかだったのが印象的でした。

素顔の彼女は　上品で本当にキレイでしたよ。
これからも　どうぞ長生きしてください。




日本ドキュメンタリー交流会　２００８ＲＥＡＬ　

キムチに魅せられた夜

おいしい韓国鍋のお店があると紹介されて
旦那様不在の妻友と五道口まで行ってきました。

さすが金曜日の夜だけあって　何処も道路は渋滞してて
思ったよりも時間がかかってしまったが
美味しい物にありつけるなら　なんのその・・・。

韓国に行ったことがある友人曰く「韓国に居るみたーい！」と
　韓国の典型的な居酒屋のような作りらしい。

日本の庶民的な焼き肉屋さんの様に座敷と椅子席とあって
壁紙は、なんと新聞紙・・・・ざっくばらんでチープな雰囲気がまた良い感じです。

今日のメインは、たしか・・「カムジャッタン」だったかな。
ジャガイモと豚の背骨部分の鍋です。

ゴロンと大きなジャガイモとエゴマがいっぱいのヘルシー鍋。
お肉もホロホロと崩れるほど柔らかくて暖まりますぅぅ

トットリムと言って
どんぐりの粉をゼリー状に固めた物の和え物。
ドングリの自体には、ほとんど味がなくて
苦みが少しある程度ですが　食感が良い感じ・・・・
粉唐辛子が効いていて　ちょっと辛めなんだけど
これがまた　韓国のお酒「マッコリ」とベストマッチなのだ。

一番上の右端の白酒みたいな物がマッコリ。
味は、焼酎のヤクルト割り？と言えば分かりやすいかしら・・。
案外の見やすくてクイクイいけちゃいます。

これは、その店の写真でないのですが「ポッサム」と言って
茹でた豚肉をキムチと一緒にいただきます
普通は　白菜など葉もので豚肉を包むのが多いけど
ここは、豚肉とキムチのみですごくシンプルな料理。

でもね～～実は私・・・キムチが苦手なんです。
だから　ドーンとこれが目の前に運ばれて来たとき
「キムチと豚肉だけ？！」と　正直　あまり期待していなかったの。

しか～し　ここのキムチ・・ただ者じゃありませんでした。
もう箸が止まらなくなっちゃうくらい　美味しいのよ。

真っ赤に染まって　一見辛そうに見えるけど
ほとんど辛さは、感じず逆に大根の甘みがきいてうまみたっぷり～。
このシンプルな料理が　こんなに美味しいなんて
目から鱗が２．３枚落ちました・・・・。

うーん　またあのキムチ食べたいなぁ～

結局　土鍋一杯のマッコリを二人で飲み尽くし
食べて　しゃべって・・もう　限界です

おやすみなさい

室内ゴルフ

北京もいよいよ本格的な冬が到来して
最高気温が日に日に低くなっていきますね。

天気予報では　明日の最高気温　マイナス６度だとか・・・・

この春から　週に１～２度のペースで練習していたゴルフですが
冬の期間中は　ゴルフ場も休場になり　
打ちっ放しもそろそろ辛くなってきました。

そこで！！
昨日行ってきたのが　「シュミレーションゴルフ」。
最初は、室内でゴルフしてもどうなんだろう・・・なんて思っていたけど
「とっても面白くて　病みつきになりそう。」



今回は、９ホールしかプレイしなかったのですが
飛距離からスピードなども表示され
いかに自分の実力が低いか一目瞭然。

でも　ちょっと意識をしてクラブを振ると
飛距離が伸びることもすぐに表示されるので　
改善には　良い練習になりそうです。
ただ　パターの時は、距離感がイマイチわかり辛いのが難点ですが
鳥がさえずったり　頭上を飛行機が通り過ぎたり・・。

なかなかリアルで楽しい 。

贅沢を言えば風を感じられたらもっと楽しいかも・・・。

こんな機会が家になったら　楽しくて毎日練習しちゃうよ！
・・・と金額を調べてみたら３５０万円だって！！
ひゃぁ～～やっぱり高いのね！

マンションのスポーツジムに
これが２台あるのだけど　いつ行っても「壊れてて使えない」と
言われるのよね・・・これは　強くお願いして
修理してもらう価値ありかもしれません。

外は寒いですが　この冬は暖かい室内でゴルフ練習・・・
一つ楽しみが増えました。

四葉 別邸

一
昨日の月曜日は、以前記事にも書いた「すず喜」で
ランチにお寿司をいただき
今日は、念願の四葉別邸で寿司をいただいてきました。

北京に来てから　何故かお寿司が食べたいと
思うことが多くなったのですが　
寿司と言えば、「四葉」というように
北京に住む日本人なら　皆知っている人気店。

この「四葉」が今年の夏に「別邸」として２号店が順義にオープンしましたが
順義となると行くだけでも　ちょっと遠くて気軽に行かれません。

でも１号店は、昼時は　開店していないうえ
なかなか予約すら取れない状況だし・・・
２号店も気になるので　「遙々寿司の旅」に繰り出しました。

最初は、ホントに店の目と鼻の先まで行って
改装中だと知り　ショック～１
２度目は、予約をした後、
「生憎その日は　貸し切りになっていた」と連絡があって
再びショック～２
そして３度目、これは個人的な事なんだけど
車のナンバー規制の関係で　行かれなくなってしまった・・・
　ショック～３。

こうなったら「絶対食べたい！！」と
なかば意地になって懲りずに４度目のチャレンジ！！
ここまで３ヶ月もの月日を要してしまったわ～

念願の四葉別邸

１階は、カフェ＆ベーカリーのようで　
ちょうどパンが焼き上がって　香ばしい良い香りでいっぱい。
思わず寿司ではなく　フラフラ～とその香りに引き寄せられて
焼き立てパンを手にしそうでした・・・・。
イヤイヤ・・・今回の目的は、「寿司」です。

焼き立てパンの誘惑を断ち切って２階に上がると
日本人スタッフが出迎えてくれ　そこから「和」の世界です。
メニューは、基本的に１号店と同じようでしたが
ここは、ランチコースがあり
生ものが苦手な外国人客のためか炙り寿司コースやベジタリアンコースも・・・。


味噌汁は、ワタリガニが１匹丸ごと入っていて
良い出汁が出ており　
茶碗蒸しも蓋を開けた瞬間　鰹だしの良い香りが・・。
具も別に１度煮てあるようで味がしみててホッとするし
どちらも出汁が違うので　その違いを楽しむことが出来るのも嬉しい。
「あ～～日本人でよかったぁぁ～」と和んだランチでした。

激辛 麻辣香鍋

北京に来てから　すっかり辛い物が好きになってしまったワタシ・・・。

慣れとは恐い物で　最近では、かなり辛い物を食べても
それ程辛いと感じなくなってしまったような・・・。
体には　あまり良くないんだと分かっているんだけどね～
なかなかやめられないんですよ
すっかり辛さに鈍感になったうえ　
時々辛い物が無性に食べたくなったりもするんです。

でもね　ワタシの周りには、辛い物が苦手な人が多くて
なかなか食べに行く機会が少ないくて・・ちょっと寂しいの　

さてさて　最近私のなかでお気に入りなのが「麻辣香鍋」。
数年前から流行しだしたこの鍋ですが
鍋と言ってもスープがなくて
火鍋のように自分の好みで選んだ食材を
唐辛子と山椒のからーい調味料で和えたような１品です。

辛さは、１～９段階まであって　
今のところレベル４までしか食べたことがないんだけど
それでも　かなり辛くて　大量に投入された唐辛子の辛さと
山椒の痺れで唇の感覚がマヒしてくるぅぅぅ～感覚
堪りません・・・。

食材１品がわりと多いので　できれば数人で行った方が
食材も豊富になって　４人くらいがベストかな。


そうそう、全く関係ない話しなんですが
更新をするためにブログのサイトを開いてちょっと驚きました。

だって２００５年１１月に書いた記事へのアクセスが
昨日今日でメチャメチャ多いの！！

過去１週間の記事なら　分かるけど３年も前の記事ですよ～
なんでそんなにアクセスが入ったのか　凄く不思議だわ

ちなみに　その記事のタイトルは
「ラクダを食す」。　こちらの記事
今、日本でラクダ・・・・流行っているのかい？