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成都の旅
さーて 旅行中は、観光と同じく楽しみなのがお食事タイム 料理

四川に来たからには、やっぱり地元の四川を食べなくっちゃね。
・・と言っても 何処が美味しいのか全く知識の無い私たちで
行き当たりばったり飛び入りチャレンジです。

ちょうど昨日の夜、この店の前を通過した際、
見た感じイケていないのに結構 人がいるんで気になっていたんです。




ちょっとだらけ気味の店員さんが気になったけど
野外で緑の下なのが気持ちよさそうです(・・って思うの私だけ?)

img20060907.jpg 

立派な看板が掲げられているけど
そんなレストランといえる様な店じゃなくて
屋台に毛が生えた程度でした (店のひとに申し訳ない・・)
でもね
意外に 柔らかい日差しの中で気持ちよかったです。

img20060907_6.jpg

唐辛子と山椒がいっぱいで 見るからに辛そうな「水煮魚」。
実は、北京に来て初めて食べてから
ちょっと病みつき状態に陥っている料理です。


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唐辛子をかき分けて白身魚を探しながら食べるのですが
まぁ それほど見た目よりは辛くない・・・・。(でも 辛いけど・・)
うぅ~~旨そうで今、見ただけでも ツバがでるぅぅぅ~~

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辣子鶏(ラーズジー)       お店の兄ちゃんのお薦めの1品

この辣子鶏は、鶏肉と同量の唐辛子と共に炒めたもので
これも 最近填っているんですが
今まで食べた中で一番美味しいと思うほど旨かったです。

これだけ 辛いものを頼んでおきながら
実は辛いものが苦手な主人も 箸が止まらず
二人で唐辛子をかき分け完食しちゃいました。
(ビールのお供に最高!!乾杯

お奨めされたものは、塩卵を使った豆腐の煮込みのようなもので
コレも意外に美味しかったです。

img20060907_3.jpg 
彩り綺麗なトマトチャーハン


そして辛いものが苦手な主人が頼んだトマトチャーハンも
食欲そそる彩りで なかなかヒット!

見た感じ イケてなかった店で半分賭けみたいなものでしたが
期待以上に美味しかったです!

お腹もいっぱいになり
その後、「青羊宮」へタクシーでゴー自動車ダッシュ

皆さん、道教って知っています?
私は、今回初めて知ったそんな宗教が有った事知りました。

img20060907_7.jpg


dou.jpg 
  ←中国でよく見るこのマーク 道教のものだったんですね?

そしで 信者の方は、こんなちょんまげスタイル。
男性も女性も髪を結って 白か黒の服を着ています。

どことなく仙人のような風貌で
もしかしたら 仙人のモデルなのかと勝手に想像しています・・。
写真に納めたかったのですが
信者の方にカメラを向けるのも どうかと思って
遠慮がちに写してみたのがコレ

あ!!ちょっとこの方髪が少なくて
仙人と言うより 寅さんに出てくる蛾次郎さんのようでしたが・・・

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知らない街を歩くと 色々な発見があって面白いなぁ~




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北京で初ダック
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「第3回北京ダック部」に参加させて頂いて
「京尊火考鴨店」にて
ようやく 北京ダックにありつけました。

部長曰く「皮は脂っこくなく、肉はジューシーで柔らか・・合格OK!」

さすが部長、的確な短いコメントが素晴らしい!!

私も今まで何度か上海で 北京ダックを食べたのですが
脂っこい印象が強く最後の方は、
「もう要らない・・」と言う感じでした。

しかーし、
さすが北京、本場は違いますねぇ。

サッパリしていて 幾らでもいけちゃうから怖い!!
ぱりぱりの皮と白髪ネギ、そしてキュウリを少々
甜麺醤と共に皮に巻いて食べると どれもが
強すぎず 上手く調和した味が口に広がっていく。
 
さて 秋になると上海がにが待ち遠しかった私ですか
今年の秋は、北京ダックだわ!!

それと ダックも美味しかったのですが
この店で 私的にヒットだったのがじゃが芋を揚げて、
甘酢あんと唐辛子でピリカラに 仕上げた1品。


1.jpg
 お菓子で「すっぱムーチョ」って知ってます?
 そんな感じのもので料理と言うよりスナック感覚。
 これが止められない 止まらない状態で
 箸が止まらず とうとう余ったものまで
 いただいてしまったくらい・・・・。



 第4回北京ダック部の開催が楽しみです


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成都をウロウロ
成都と言えば やはりパンダですが
残念ながら今回の旅では、
「パンダ繁育研究基地」に行きませんでした。

期待していた方がいたら ごめんちゃい・・。
パンダを取るか 成都を観光するか迷って
折角、成都に来たので成都の見所を廻る事にしちゃいました。


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ガッカリしたあなたに サービスショット!!

2日目の最初に向かったのは、詩人である「杜甫」が
住んでいたと言われる「杜甫草堂」。

中国の歴史や文学などの 知識のない私でも
この杜甫(トホ)の詩は、漢文の授業でやったので覚えている。

「国破れて山河あり・・・」と言う詩です。
知っているでしょう?
きっと 何処かで聞いた事があると思います。

年表を見ると いろいろ波瀾万丈の人生だったようで
ここには、4年あまりしか住んでいなかったのですが
240編以上もの詩をつくり 
生涯で一番充実した日々を過ごしたらしいです。

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中国の家と言うより 昔の日本の農村と言った
藁葺きの懐かしい建物です。
敷地が広くて ざ~~とひと周りして
タクシーを探したが タクシーの少ない門から出てしまったようで
ここで 随分ウロウロしちゃいました。

でもね こんな素敵な橋を見つけました
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以前「マディソン郡の橋」と言う小説が話題になりましたが
中国にもこんな 情緒のある橋があるんですね

車の多い表通りと違って ひっそりした裏口?
タクシーは、捕まらなかったけど
川辺では、おじさん達が釣り糸を垂らし 
長閑な感じを味わえたのはいいかもです。

結局、受付で訳を話し 通り抜けした方が近いので
再入場させて貰いました。

そうこうしているうちに 1時間経過し
次の目的地である「武侯祠博物館」(ブコウシ)までの 
無料送迎バスの時間に乗る事が出来ました。ラッキー☆

この 「杜甫草堂」で「武侯祠博物館」のチケットも購入すれば
1時間に1本の無料バスで 送ってくれるサービスがあるんです。

「武侯祠博物館」は、三国志好きなら
1度は、行ってみたい場所じゃないでしょうか?

諸葛孔明(ショカツコウメイ)と劉備(リュウビ)を祀っている場所です。
三国志を知らない私でさえも 
この2人の名前くらいは、聞いた事があります。

主である劉備と家臣である諸葛孔明を一緒に祀ったものは
中国では、珍しいそうです。

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4世紀に建てられ、その後何度も破壊と再建を経て
1500年以上も歴史があるんです。

前にも書きましたが 三国志の知識がない私で
そんなに古い話なのかと 改めて驚いたりして
全く お恥ずかしい・・・・。

37000㎡もの敷地の中 三国志の資料や
お墓、建物が並んで 結構見応えありますよ。
説明も日本語で書かれていたので ちょっと嬉しかったです。

このあと 前回書いた「錦里」が となりなので
再びブラブラいたしました。


あ”~、固い話が続いて ちょっと疲れたので
今日は、この辺で・・・
この続きは、また後日ね。

杜甫草堂・・・草堂路1号

「武侯祠博物館」・・・・武侯祠大街231号

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成都の夜は錦里で
 

img20060904.jpg

「陳麻婆豆腐」で夕食をすませてから
蜀漢時代を再現した街並み「錦里」という所に
散歩がてらに行ってみました。

中国に住んでいるので 旅行雑誌も手に入り辛いし(日本語の)
なかなか情報を集めるのが 難しかったりします。

この場所も知らなかったのですが 
ホテルでちょっと小耳に挟んで 行ってみたら
全長約400mの沿道に並んだ建物はすべてが
明・清時代の建築をそっくり真似て造られていて
とても素敵な場所、 なんだかちょっと得した気分でした。

錦里に一歩足を踏み入れて見ると、
まず目に飛び込んできたのが「スタバ」。
さすが またしても一番良い場所に陣取ってますなぁ~ 

img20060904_1.jpg img20060904_2.jpg

昔のままの綿織物の実演から彫り物をする人など
さまざまな商店が並んで好奇心を誘います。

お店の人達も当時の衣裳を着て
布団を打ったり 銅鑼のような鐘を鳴らしながら
時間を知らせる人が歩いていたり
様々な生活風景を映し出しているので
まるで昔へタイムスリップしたような感覚になれて楽しい。

img20060904_7.jpg


奥には、2つの路地があり一つは、オシャレなBARがあり
もう一方は、四川風の小吃が並んでいて
様々な楽しみ方が出来るのもなかなかいいかもです。

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人だかりを覗いてみると
動物の皮で作った人形で三国志を影絵を楽しませてくれています
色まで付いて とってもキレイ・・・・。

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これは かき氷にいろいろなフルーツをトッピングしてくれるもの、
色がとってもキレイで 心ひかれちゃいました~
ちょっと 歩き疲れたのでコレを食べながらしばしの休憩タイム。

結局 夜だけでは、飽きたらず
場所が三国志で有名な武候祠の隣に位置しているので
翌日も「武候祠」を観光した後、また歩いて
きなこの飴を購入。
注文すると飴をグイグイ伸ばして糸のように細くして
一口大に丸めてくれます。
ひとつ口の頬張ると 溶けていく感じがたまらない。

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なんだか 日本のお祭りや縁日のようで楽しかったなぁ~

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パンダの都、成都へ
ただいま~~です。

北京はすっかり秋なのに 今頃遅めの夏休みを頂き
四川省の成都、九賽溝、黄龍など巡ってきました。

そうそう連絡の取れなかった主人ですが
天候不良で機内に4時間も缶詰状態になっていた上
携帯電話を無くし 連絡も取れ無かったとか・・・・。
結局、午前2時にようやく帰宅しました。

こんな事って重なる物ですね~?
自慢じゃないけど我が主人、これでいくつ携帯を紛失した事か・・・。
「買って半年だし今までので十分じゃないの?」と言う私の声は、
全く聞こえないようで買い換えたばかり・・・
まだ1ヶ月しか使っていないのにもう紛失しちゃうなんて~悲しい

まぁ、携帯の事は、どうでも良いのですが
予定通り 夏休みの旅行に出発出来ました。

北京~成都まで海南航空を利用したのですが
なんとラッキーな事にファーストクラスにランクUP。
いやぁ~ 
広々で快適空の旅でございましたよぉ~。
ただし・・・食事までは、ランクUPされなかったけど
伸び伸び寛げて昨晩の寝不足解消ZZZをさせて頂いたわ!にっこり

四川省の玄関口である成都。
想像していたよりも都会で緑が溢れ とっても素敵な都市ですね。
ちょうど暑さも和らぎ良い季節なのか
涼風が気持ちよく 都市と緑が上手く調和された街を
歩くのがとっても気持ちよかったです。

成都というとパンダが売りなだけあって
街中には、パンダをモチーフにした物がいっぱいです。

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img20060904_2.jpg img20060904_3.jpg

タクシーにアドバルーンにも・・パンダ、
道路の中央分離帯の柵までもパンダがいっぱい並んでいるし
至る所にパンダのオブジェがあり
パンダ好きには、たまらない??

そして四川料理と言えば、日本人にとっては
「麻婆豆腐」ですよね??
食いしん坊の私は、機会があれば麻婆豆腐の発祥地である
「陳麻婆豆腐店」に行ってみたかったんですよね

そうそう、麻婆豆腐の由来ってご存じですか?

清の時代、ここ成都の「陳富文」氏の奥さんが
来客の時にあり合わせの物で作ったのが最初なんですって!

その奥さんの顔には、アバタ(中国語で「麻」)があって
妻を意味する「婆」からアバタの奥さんの豆腐=「麻婆豆腐」と
呼ばれるようになったみたいです。


現在は、国営でチェーン展開して
街中で良く目にする事が出来ます。

貧しくて材料が無くて作った料理が
こんなに有名になって 陳さんの奥さんもビックリでしょうね?

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店内入り口       魚香肉絲

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 本場の麻婆豆腐

真っ赤に染まって いかにも「辛いぞ!!」と
PRしている「麻婆豆腐」を一口パクリ。
むせるような辛さではあるけど
思ったよりも辛くなくて どちらかというと
山椒の痺れる感じの方が強い味でした。

それに とにかくラー油がいっぱいで脂っこい。
これが本場の味なのかぁ・・・と
額にうすら汗をにじませ味わってみるが 
やっぱり北京や上海で食材の良い物を味わってしまった分
質素な本場の物では 物足りない気がするかな・・・。

とっても綺麗な店内だけど どことなく国営店らしさが漂っています、
なんだか そんな雰囲気も今の時代
懐かしく感じたりして・・・・。
麻婆豆腐のレトルトパックまでおいてあるので
おみやげにしても良いし 
自宅で四川の味を再現するのも良いかもしれませんね。



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ミント
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女性
自己紹介:
横浜から上海、北京と移り住んで、 よっと疲れが出てきた10年目にしてやっと日本に帰国しました。今度は横浜で日々の楽しみや小さな幸せを見つけて生きてます。
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