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年末も近くなり日本でお正月を過ごすため帰国準備をされている方も多いと思います。
私は、一足早く日本に一時帰国しており、明日の朝北京に戻る予定です。
日本を離れて8年も経つと帰国するたびに、毎回違う感想が自分の中に残って、
「今度はどんな思いが湧き上がってくるかな」と楽しみになるくらい。
日本を離れて1年経ち最初に帰国した時は、空港で「お帰りなさい」という文字を見て
涙ぐんでしまったり、富士山など日本特有の景色や文化がとても愛おしく感じました。
あれも食べたい、あっちに行きたい!たくさんの友人にも会っておきたい!と
多分、最初の頃の方が日本に帰国して一番勢力的に滞在を楽しんでいた時期だったかな。
だんだんと中国での生活が長くなると、日本と中国の習慣の違いに戸惑うことが多く、
5歩ほどで渡れてしまう横断歩道で、
車がいなくてもみんなが青に変わるのを待っている事や、
電車の中で誰もが無言で携帯を見ている光景に違和感を感じたり、
切符の買い方や東京のリズムの早さに戸惑ったり、
少しずつ日本から自分が遠くなってしまったのを感じたものです。
今、8年が過ぎて、ようやくどちらの生活も自分の中で消化できたみたい、
自然体で受け入れられるようになって違和感も感じなくなったかな。
もう、そろそろ日本に戻れるかな・・・。
そう思ってみたりしますが、いざ本帰国が決まったらきっと複雑かも。
どちらが自分にとって居心地が良いのか分からなくなってきています。
今回は、高校時代の友人と再会したり、
これまた長くご無沙汰していた従兄弟たちや叔父、叔母と会って
月日の流れを感じる日本滞在でした。
いつも日本滞在は、10〜14日ほど。
基本的に年に1度しか帰国しないので、やることが多く忙しく用事を済ませると、
自由になる日はわずかなので、なかなか思うように友人に会えないのが寂しく感じます。
中国での生活は、3年ほどで終わるだろうとおもっていたので、
日本に本帰国したら友人に連絡をとってゆっくりと会いたいと思っていたけれど、
会いたい人は、どんどん増えるばかり。
北京から寒そうな雪景色の写真を友人が送ってくれましたが、
聞くところによればなんとマイナス20度越えの寒さだとか!
日本は、家の中が寒くて北京の暖かい家は恋しくなってきましたが、
気温を聞いてあまりの寒さに帰るの怖い気もします。
北京でもかわいいペットは、いつも可愛くしてあげたい!と
ペットサロンに通う方が多くなりました。
以前は、ペットサロンや病院は、飼っている方に伺ったり
探さないと見つからなかったんですが
2年前くらいからかな?一気に増えてペット産業が活発になって一気に増えました。
わが子同様のペットだからお金を惜しまないお金持ちも多くて、
同じマンションに「nene」というティーカッププードルがいて、いつもキレイに手入れされていて、ボサボサのところを見たことないので、
ある日、何処でトリミングしているのか訪ねてみました。
なんと週に1度お家に美容師さんを呼んでカットしてもらっているんだとか。
ちなみに金額も聞いてみたら、アリスの3倍以上のお値段。
げげっ・・・アリスは月1回なのでざっと考えても13倍以上だよ!!
良かったら紹介してあげると言われたけど、丁重にお断りしておいた。
中国も今では、豊かな人が増えて高価なペットを飼う時代がやって来て、
儲かる商売とどんどん開業する人が増えた一方、
サービスや技術が伴っていないのも現状です。
先日、久しぶりにトリミングに出かけたら、
こんなショッキングピンクに染められたトイプーちゃんが迎えてくれました。
私の利用しているペットショップには、 カラーリングされているワンちゃんがいて、
いつもその姿を見る度に可愛いけれど同情したくなってしまうのよね。
この子は、前回背中は甲羅で他はグリーンのカメちゃんになっていた子。
たぶんお店の犬で練習に使われているのかと思うと心が痛みます。
小さなガラスケースに入っていましたが、見る見る間に登って
こんなアクロバティックなことをして、見ている私はハラハラドキドキ。
だってこのガラスケースは、1mほどの足が付いているので
結構な高さなんですよ。
あんな細い淵に起用に立ってまるでパンダの置物みたい。
どうやって元に戻るのか手助けしようとハラハラしている私を横目に、
慣れたものでパンダ犬ちゃんは、元のガラスケースの中に戻っていきました。
このガラスケース、小さく区切られていて別のスペースにあった食べ物を
食べたかったもよう。
いつもこんなことをしているのかと思うと足を滑らせて事故が起きないか心配になっちゃうよ。
こちらは、カラフルに染められて{LOVE}の文字がどうにクッキリ。
街を歩いている犬を見てもカラーリングしている子は、それほど多くないので
少数派なんだと思うけど美的センスが中国人と日本人では、かなり違うのを感じます。
上海蟹が美味しい季節になりました。
中国語では、「大閘蟹」と言われるこのモズク蟹は、蘇州の陽澄湖産のものが
もっとも有名ですね。
今では、陽澄湖以外にもいろいろ養殖されていますが、やっぱり高値で取引されるのが
陽澄湖産の蟹なので、ニセモノも良く出回るため、
はさみの部分にタグを付けたり、レーザーを当てると本物であると表示されたり、
生産者もいろいろ工夫をしているみたいです。
北京ですとかなりお値段もUPしてしまい気軽に食べられなくなってしまった蟹ですが、
やっぱり季節ものは頂いておきたいってことで、
遥遥と陽澄湖から寝ずに陸路で取り寄せたものを分けていただきました。
輸送中に動き回ったり、はさみで傷つけあったりすると商品価値が下がるので、
藁や紐で写真のように十文字に縛って生きたまま売られる事が多いですが、
以前、陽澄湖で買った際に、縛ってもらわなかったので、翌朝、蟹さん脱走。
難なくキッチンで散歩中のところ捕獲したけれど、蒸す際に自分で結わくのが大変でした。
夫の方が手が大きいので足を折り曲げてもてるからとお願いしたら
「怖いから出来ない!」ですって・・・くぅ~小心者め!!
度胸が据わればオンナの方が強い。
しょうがないから意を決して恐る恐る蟹の足を折りたたんで掴んでみるが、
手が小さいから鋏がでてきて挟まれるんですよ。
最初はおっかなびっくりでしたが2匹3匹目になってくると慣れたもので、
紐の端を口でくわえてクルクルと出来るようになって以前よりも早くなりました。
お陰で今ではもう全然平気なので困ったときは、ご一報くださいな。
だけどね、やっぱり生きている蟹を蒸してしまうのは、ちょっと心が痛いのよ。
まして歯ブラシでよく荒い洗い場においておくと泡を吐きながら「チチチッ」ってカニ同士が
逃走の相談をしているようで「いつもごめんね~」と言いながら
蒸し器のなかに並んでいただきます。
15分~20分ほどで真っ赤に蒸しあがった蟹さんになって再登場。
上海蟹は、海の蟹と比べると小さくて正直なところ、脚の肉などは身も少ないし
食べにくくて、食べた気がしないから、非常に食べ終わった後の疲労感が大きい蟹。
蟹味噌の味がべったりと濃厚で美味しいのですが、
この為だけにどれくらいの蟹さんが蒸されているのかと思うと感慨深い蟹でもあります。
いよいよ最高気温が「0度」を切ってマイナスの寒さになってきた北京。
少しの日差しでさえ貴重に感じるほどでできれば、日陰よりも日向を歩きたいって感じです。
北京に来たばかりの頃は、よく出かけていた「南鑼鼓巷」。
当時は、まだ「晩報!」と叫びながら新聞売りが歩いていたり、
鐘を鳴らしながら包丁砥ぎ屋さんの
自転車が通り過ぎていったりと生活感の漂う胡同でした。
カフェも2.3件ほどしかなく、舗装もされていない道だったので、
歩くと黒い靴が埃で白くなっていたなぁ・・・。
その頃は、カフェと言えばスタバくらいしかなかったので、
2環内に住んでいた私は、南鑼鼓巷まで行って、よく宿題をしていたものです。
以前からここ「南鑼鼓巷」には、ドミトリーがあったので
宿泊している外国人相手のカフェが出来て、そこに数少ないカフェを求めて
外国人も来るようになり、どちらかと言えば外国人の多い通りでした。
あれからどんどん様変わりして、今ではすっかり観光化された賑やかな通りになりました。
そして、北京にカフェが増えると共に外国人が減って連日中国人でいっぱいです。
古い家が店舗に変わり、玄関先で日向ぼっこをしていた老人、立ち話していたおばちゃんの姿が、
若者やカップルに変わった。
ん~、短い年月なのに変化が大きいから、なんだか歴史を見てきたような気持ちになるわ。
私が最初にこの南鑼鼓巷に来た目的は、「文字奶酪店」で、
西太后も食べていたと言う宮廷ヨーグルトなるものを食べること。
まず最初に、この通りの火付け役となったカフェバー「過客」でご飯を食べて、
ヨーグルトを食べに向かったんですが、
埃っぽくて全体的に黄色掛かった通りを今でもハッキリ覚えています。
今では、こんなに行列が出来るほどの人気店になりましたが、
当時は、ガラスケースの中にヨーグルトが並んで、
買い物帰りの主婦やお爺ちゃんが、休憩がてらヨーグルトを食べにふらりと立ち寄るような、
近所の老北京人に愛されていた店。
ガラスケースの中から陶器の茶碗に入ったヨーグルトを取り出してもらうと、
冷やされた器がとっても冷たかったのを思い出します。
雑誌に紹介されて連日たくさんの人が訪れるようになってから、
簡易化のためか今では、店内のテーブルも無くなり、
注文カウンターで希望のものを言って、受け取り窓口でヨーグルトを受け取るシステム。
器もプラスチックの容器に変わりました。
昔の佇まいが今思い出すと時間がゆっくりと流れていて良かったよな~、
なんて・・・・当時を知っている人は、少し寂しさを感じるんじゃないかしら・・・。
でも、時代と共に変化していくのは、当然のこと、お洒落な店内もまた素敵でした。
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