寒い日にはラーメンが旨いね

いよいよ北京も本格的な寒さが到来して、最高気温が0度言う日も出てきました。

今年は、暖かかった分一気に気温が下がって、寒さが身にしみます。

こんな日は、あったかい鍋も良いけど、ラーメンも美味しいですね。

ラーメンは、1年に1度食べるか食べないか・・と言うくらい遠い存在なのですが
最近、ラーメン好きなお友達と行くことが増えた「月の姫」。



友人曰く「つけ麺」がお勧めなのだそうだが、
私がいつも食べるのは、野菜たっぷりのちゃんぽん。

横浜育ちの私は、ラーメンと言えばサンマー麺！！と言うくらい
塩味ラーメンにとろりとした野菜炒めの餡かけがのったサンマー麺が
定番だったので、ちょっと似ている「ちゃんぽん」の誘惑に負けてしまいます。

友人お勧めのつけ麺も味見をさせてもらったら、
「これぞ日本人の心」と叫びたくなるような濃厚な鰹だしのスープが最高！！

硬水なので普段の料理でも、なかなか素材の旨みや出汁が出なくて
美味しくできないことが悩みなのに、どうやってこんなこゆーいダシを
とっているのだろうか・・・・・・・。

飲み干したくなる美味しさでした。

次回は、必ずつけ麺を食べるぞ！！って毎回思うのですが、
つい誘惑に負けて「ちゃんぽん」を食べてしまうんです(笑)

ちなみにちゃんぽんは、海鮮だしです。

砂絵ってはかないのね。。。。。＠７９８芸術区

先日、芸術区798へ行った時のこと、
偶然にチベットの砂絵曼荼羅を見ることが出来ました。

砂絵曼荼羅とは、チベット密教で、僧侶たちが瞑想を行いながら
砂を使って曼荼羅を描くという修行のひとつです。

７年まえにチベット自治区に旅してから、自分が知らない世界を見せてくれた
チベットの文化に興味をもって、チベットが大好きになってしまった私。

特に僧侶たちが修行として作り上げる曼荼羅キルトやこんな砂絵の
精巧さと配色の美しさに心を奪われて旅から戻ったのでこの製作過程を
実際に見ることが出来てラッキーでした。

ヤクの皮の裏側（つるつるした方）に仏らしき絵が書かれたものと、
たくさんのロウソクが灯された祭壇の前で、
４人の僧侶が緻密な作業をしていました。



アトリエの中は、息使いが聞こえてきそうなくらい静かで、
張りつめた空気間が感じられ、見ている側も自然と小声になってしまう。



金属の漏斗を使用して色の付いた石英（クォーツ）の粉を、
少しずつ下絵にしたがって曼荼羅を描いていくようですが
たぶん下の色をのせてから細かい絵を描いていくみたいですね。

見ていると、つい私も砂絵を描いてみたい気持ちになってしまうが、
これは、神聖なものですものね、一般人が参加するのは無理でしょうね。




砂は、こんな風に保管されていて、触ってみると粒子の細かいものと
大きなものと混ぜられている感じでした。

この絵の大きさでどのくらいの時間が掛かるんでしょう。
出来上がったものを見たかったですが、
この完成した曼荼羅は、一定の手順に従って最後は、壊されてしまうもので
もう、すでに存在しないかもしれません。

この壊すという行為は、砂を最後に川に流すまでで終わり、
「すべては無常であり、空（無）である」という教えから来ているそうです。

そう言えば、以前チベット自治区に行った際に、
チベット人が話しくれた話を聞いて、
いろいろな物事が最後は、無になると言うことに繋がっているのだと感じたっけ・・・。


儚いものですね・・・・。

儚いからこそ、そこに価値があるのかもしれません。






でも、彼らもコーラーを飲むんですね・・・・。

幸せな気持ちになるヨーグルト

三里屯南路にある「紅炉」というレストランのヨーグルト。

とぉ～～～～ってもキメ細やかでクリーミーな舌触りがたまりません。

雲南料理の「中８楼」の姉妹店としてオープンした北京料理レストランですが
お料理は、正直言って特に印象に残るほどではなかったけれど
このヨーグルトだけ食べに行きたいな♪そう思えるほどの美味しさ。



可愛らしい白い陶器の壺に入ったこのヨーグルト、
まずレンゲですくったときにトロリとした感触に感動しちゃうかも、
そしてほんのりと口に中に広がる蜂蜜の甘さとクリームのような食感、
その上品な味に再び感動、幸せな気持ちにしてくれるヨーグルトでした。




北京市朝陽区三里屯南路６号楼（南側６０メートル）

０１０－６５９５－９８７２

雪の日の災難

今日は朝から粉雪が降って初雪となり、昨日の写真とは全くの別世界が広がりました。

朝方、薄暗い窓の外を見たら、空き地に停まっている車の屋根に
雪がうっすらと積もり始めていてビックリ。




昨日、暢気に落ち葉の写真をとりながら、お散歩していたのがウソみたいです。




今日は、雪の中私の中のブームである「タイカレー鍋」を食べに
お友達と出かけました。

　　
甘めのココナッツカレーに野菜や、お肉、海鮮などを入れて、
最後にその出汁がたっぷりのカレーをご飯にかけて食べるのが絶品なんです。

それで、やっと具を食べ終わり良い感じにカレーが煮詰まってきたので、
いよいよカレーをかけて食べるぞ～！！って皿に入れたとき
店内が何やら騒ぎ始め店員さんが私達に向かって叫びだしたんです。

「火事だよ～～早く逃げてぇぇぇぇ～～危険！危険！」

目の前にあるカレーを食べようと思った矢先のことで
すっごく、すっごく後ろ髪を引かれる思いでしたが
とりあえず店員さんも逃げ出しているので、急かされながら私たちも慌てて非難しました。



外に出てみれば、店の前に消防車が3台、放水を始めていて、
近所が火災なのかと思ったら、食事していたタイ料理店が燃えていた！！



厨房が火元のようで黒い煙がモクモク出てて、野次馬さんたちもいっぱい。

ひとしきりしたら火は無事に消えて、
特に怪我人もなく、大事に至らなくて良かったです・・・・・。

さて、火も消えた所で店内に戻り、再びカレーを食べたい気持ちで
いっぱいでしたが、周りを見るとそんな雰囲気でもないので
心残りではありますが、楽しみにしていたカレーは諦めました・・・・。

とっても残念です。
非難する前に一口食べてから出ればよかったわ。へへ。

こんなニセモノに騙されたよ。

今年は、いつもよりも暖かな北京。

例年なら１２月には、木々の葉は、もう全部落ちちゃって物悲しい街並みなのに
今年は、風もなく穏やか日が続いていて、まだこんなに緑がいっぱい残っています。

場所によっては、銀杏がまだキレイなところもあったりしますしね。

普段なら早い時期からダウンを着ていたりする北京の方たちも、
今年は、１まだわりと薄手のコートを着ていて
私も今のところロングダウンを着ることもなく、とっても助かります。

・・・と言ってもここは北国。
油断は禁物で朝晩の冷え込みはきつく、すでにマイナス気温、
ようやく公園を歩いていると落ち葉がドッサリと山積みに成ってきました。



この落ち葉を踏みしめた「ガザッ！ガサッ！」って言う音が
アリスは、たまらないようで一緒になって音を出しながらお散歩を遊んでいます。

ちょっとこの写真に違和感を感じるのは、落ち葉の下が白いから？
今朝、雪が降って・・・・・なーんて言うのは冗談で、
芝生保護のために白い繊維で出来たシートを敷いているからなんです。

今日、たくさんの方たちで黙々と作業していました。
面積も広いので大変ですよね、お疲れ様です。

こうして北京も本格的な寒さに備えて遅め冬支度を始めています。






さて先日、銀杏の葉が残っているところもまだありますが、
こんなに見事に残っているなんて！！
「ここの銀杏は、まだいっぱい葉が付いててなんてきれいなんだろう」って
近寄ってみたら・・・・。



ガーン

ニ・・ニセモノでした！！

ビックリしたよ・・・・このキレイに色付いた紅葉すべてニセモノ・・・・・。



木は、本物で一つ一つ丁寧に枝に偽葉が巻きつけられていて、
北京の冬に色を付けたかった努力を感じたので、これはこれでアリかもね。

素直な私だからさ～・・・・すっかり騙されたよ・・・・。