あいさつの魔法

最近、震災で各社がTVＣＭを自粛していて、ほとんがAC（公共広告機構）のＣＭですね。

なんども何度も同じCMが流れてちょっと異様な感じがしますが
ついつい「ぽぽぽーん」と軽快な歌であいさつを奨励するこのCMが流れると
キャラクターの可愛さとどの挨拶がどんな動物に当てはめられているのか
気になって　手を止めて見てしまいます。

それで、耳に残るせいか料理している時とか片付けをしているときとか　
ひょんな時に口にしていたりするの。

でもね、気になっていたのは私だけじゃなかったようで
先日のネットニュースでも話題になっていて
多くの子供たちが口ずさんだりしているみたいですね。

ん～～私の精神年齢って子供と一緒？なのね（笑）
ゆる～いキャラで　語尾に動物の名前をつけた簡単さがいいのかな？

　

一番良く耳にするのが「ありがとウサギ」と「こんにちワン」。

　

そして　「いただきマウス」とまだほとんど見られないレアキャラの「ごちそうさマウス」。

　


タテガミが手のひらになった「さよなライオン」もかわいいし、「こんばんワニ」もいい味出してます。

　　

　「おはよウナギ」　　　　　　　　　　　　「おやすみなサイ」　　　

　
　
「ただいマンボウ」　　　　　　　　　　　　　「いってきまスカンク」



　　　
　
挨拶するたびぽぽぽ～～～んと友達が増える・・・・・・っていう流れのＣＭです。

中には、同じCMばかり流れて不快な思いをしている方もいるようで
ACは、謝罪のコメントを出したりしていましたが
こんな時だから、しょうがないよね。
最後に流れる「エーシー」という音声も
少し前から映像だけになっていることが多くて
これも気を使ってのことなのかな？


今日も見てくれてありがとウサギ！！！

1日も早くみんなが笑顔で挨拶できる日が来ます様に・・・。
 

『あいさつの魔法』は、 2010年度AC全国キャンペーン「挨拶の励行」オフィシャルソング。

　

餃子作りと中国語

友人が中国人の友達の家で餃子作りをするというので
私も面識がないのに図々しく一緒に便乗してきちゃった。

ほぼ初対面なのにまるで以前からの友人のように
暖かく向かいいれてくださって　何だか申し訳ないくらい・・・・。

中国の方って友達の友達は、もう友達！！そんな感覚で
日本人のように形式ばったり気を使いすぎたり・・と言うのがなくて
いつも人との距離感をつくるのって上手いなーって感じます。

そんな暖かいもてなしを受けつつ言いたい言葉がなかなか浮かんでこなくって
思うように会話が出来ない私・・・もう2年以上も中国語から遠ざかっているので
みごとに話せなくなっている自分が情けなかったよぉぉぉぉ～～。



シドロモドロになりながらも楽しい話をしながら
お母さんが餃子の餡と皮を作ってくださり私たちは、せっせと包むのだけど
つい作業に専念すると思考回路が止まって無口になっちゃう。

中国語でおしゃべりしながら餃子を包むって難しいのね。

お母さん一人で皮を作って2人で包んでちょうど良いくらいのスピードなんですから
やっぱり北京の女性は、餃子の皮作りが早いわ～。

餡は、ウイキョウと豚肉、韮と卵と干しえびの2種類。
皆さんは、ウイキョウって好きですか？
私は、北京に来たばかりの頃は苦手だったけど最近は、とっても美味しく感じるの。
今度は、自宅でもウイキョウを使った餃子に挑戦してみたいな～て思います。

ワインを飲みながら餃子をパクパクいただいて、
久々に中国語に触れたものだから脳を酷使したせいか酔いも早く
午後には、もう電池切れ状態。

中国語。。。このままではヤバイぞ！！と危機感を感じた1日でした。
 

小さな励まし

3/15で北京の暖房の供給が終了し　一気に部屋の中がひんやりと肌寒くなりました。

日中は、日差しが暖かでまだいいのですが、夕方になると
今までのように素足に薄着のままと言うわけにはいかなくなって
仕舞って置いたフリースを引っ張り出しましたが
どうやら風邪をひいてしまったようです。

北京の春は、昼間と夜の気温差が大きくて夜は、1、2度の寒さになります。
寒い空の下や寒々とした部屋にいるとき
最近は、未だに暖房の供給が思うようにいかない被災者の方々を思う出すことが多くて
もっと寒い思いをしているのかと思うと心がつまされます。

シャワーを浴びるとき、暖かいお湯が使えることに・・・、
美味しい食事を食べられることに感謝、
必要なときにガスが使え簡単にお湯が沸かせること、
暖かなベットで眠れる幸せ
明るい電気の元、本を読めること、ＴＶがみられること、
今まで当たり前だと感じていたことがすべて
恵まれていることなんだと気づかされる事が多くなりました。

北京にも春が来て硬い乾いた土から草が芽吹き始めていて
そんな小さなことだけど　力強い生命力に励まされたような気がします。
 

頑張れ日本！！

ＴＶに映し出される悲惨な状態に言葉を失って呆然としています。
美しい三陸の景色が一瞬にして瓦礫の山と化し、壊れた家や車の無残な光景。
津波の恐ろしさを実感するばかりです。

避難されている方々の不自由な生活、
今でも家族の安否が確認できない様子に本当に心が痛みます。

地震の知らせを受けたのは、ちょうど買い物を終えて友人とお茶しているときでした。
まず友人のご主人から連絡が入り、
次いで夫からも「日本で大きな地震が起きた」と知らせを受けたんですが
地震大国日本のサガで慣れっこになっているせいか
地震と言ってもいつものように「たいしたこと無いんでしょう？」とのほほんとしていた私。

帰宅早々，ＴＶをつけ映し出される映像を目にして
やっとことの重大さに気づいた有様です。
それからもうＴＶの前に釘付け。


私の実家は、横浜でそれほど大きな被害は受けていない様子、
でも自宅に電話しても繋がらず・・・・ついつい悪い子ばかり頭に浮かんじゃって・・。
夜になってやっとメールに返信があり無事であるとの確認が出来てホッとしました。

母も父もそれぞれ違う場所に旅行中で
母は帰路の途中、観光バスの中で地震にあいバスが倒れるかと思ったそうです。
高速道路は通行止め、町中も停電でいつ帰宅できるか不安な状態でしたが
　幸いにも翌日、無事に帰宅できました。
父は、４日後にやっと電車が動いて帰宅できたそうです。


地震から６日目ですが未だに思うように捜索が進まず、
物資の支給もままならず、電気も無い生活。
そして原発の問題も加わり、昨日は静岡でも震度６の地震・・・・。
なかなか光が見えこなくて
遠く離れてＴＶでの報道でしか様子を伺えませんが
「日本・・・・どうなっちゃうんだろう・・・」って不安でたまりません。

そんな中、たくさんの国が援助を表明してくれていると聞き
海外に住んで海外での報道や海外から見た日本を身近感じる環境だけに
心にグッときて熱いものがこみ上げてきます。

親しい中国人は、もちろん　犬の散歩に中庭でチラッとしか会わない方も
私が日本人だと見て分かっていたようで心配して声を掛けてくれてます。
そして「日本人は、こんな時でも人をいたわっているのが素晴らしい」と口々に言います。

ほんとうにこんな時でも秩序を持って、冷静に行動している様子を見ると
自分も日本人であることを誇らしく感じます。

頑張れ日本！！



 

Ａｇｕａでほろ酔い

前門23号にあった西班牙レストラン「Ａｇｕａ」。
この冬に三里屯の那里花園に移転されて行きやすくなりましたね。

前回は、お得なランチコースをいただきましたが
今回は、夜に友人たちと美味しいワインと料理を堪能してきました。

でも、ここのメニューって文字だけで写真が無くて
どちらかと言えば皆でシェアして食べると言う感じじゃないので
何を食べて良いのか凄く迷っちゃった・・・・。

メニューを広げて迷っていたら　お勧め料理をいろいろ紹介してくれました。
その中でメインに薦められたのが「子豚のロースト」。

ワインも程よく廻ってきた頃に北京ダックが登場するように
大きなトレイに乗って丸焼きになった子豚ちゃんが運ばれてきた。

てっきり切り分けられたロースの塊が登場すると思っていたので
ｗａｏ！！って思ったけどメニューには、「乳豚」って書いてあったみたい。
そう、まだ生まれて間もない子豚ちゃん。

大きさで言えばちょうど我が家のアリスくらい・・・・・？
（いやぁ、変な例えですみません
思わずいつもアリスを抱いているので不謹慎にも真っ先に浮かんじゃった）



シェフがテーブル脇で切り分けてくれてくれて
スペイン産のワインとともに美味しくいただいて来たけど
何だかちょっと切なくなったよ・・・・・。


・・と言いつつ
いい感じにほろ酔い気分で楽しい夜と美味しいディナーを楽しんできました。