新年快楽

毎日渋滞で悩まされていたのが嘘のように静まり返っている北京中心部。

夕方になると車で動かないのに今日は、ご覧のとおり・・
気持ち良いほど車がいなくって目をつぶっても道路が渡れそうよ～（嬉）

毎年、大晦日の夜は、どこもかしこも爆竹と花火で嵐のように大賑わいです。
特に我が家の周りは、半端じゃないほどの花火が打ち上げられて
頭上に広がる大輪の花火を思う存分楽しめるんです。

毎年、ただ見ているだけだったけど
今年は、一緒に爆竹と小さな花火を買って私たちも参加したよ。



日本でも正月が近くなるとお飾りなどの出店が出るように
中国では、春節が近くなるとこんな花火や爆竹専門の出店が現れます。

以前にＣＣＴＶの大火災があってから規制が厳しくなって
今年は、店が出るのが遅め、それに数もずいぶんと少なくなっているような気がします。



爆竹は、日本で売っている爆竹とは、比べ物にならないくらいの大きさで
一番小さくて１０００発２０元前後。

花火は、小さいものだと40元くらいからありますが
音が大きいだけのものや何発も大きな花火が打ちあがるもの、
ロケット花火の連続版みたいなもの・・とたくさんあって
どれがいいのかも分からない・・・・・。

ついつい派手で大きなものを買いたくなってしまうんだけど
現実的なワタシ・・・・・・1瞬で空に散ってしまうことを考えると
あまり高価なものには、どうも手が伸びない小心者なのだ～。



適当に花火と爆竹を購入して　準備OK！！


友人と年夜飯（中国で大晦日に食べる食事のこと）を済ませて
花火を楽しんできました～。
ひゃほぅ～～♪こーゆうのってワクワクしちゃうね。

←　ながーい爆竹に点火中！！


だけど風が強くてうまく火が付かない・・・・・。
付きそうで付かないのが怖くて
私は、遠くはなれて　様子を伺っていただけのずるっ子でした。

この時期に使われる火薬の量は、
半端じゃない量なのでマンションのスタッフたちが
消防用のホースを待機させて見守ってくれていいるから
安心です。



「新年もよい年でありますように」と願いをこめて花火と爆竹を
楽しんだ後、一度、家に戻ってカウントダウンの12時近くに再びマンションの外へ・・・・・

私たちの花火とは比べ物にならないくらい大きな花火が打ちあがって
それはそれは、街中が凄いことになるんです。



日本に居る友人にも見せてあげたいよ～

３６０度どこを見ても花火の嵐の中にいることって想像できますか？


 

火事だぁぁぁぁ～～！！

燃えてます！燃えてます！
昨日の夜、何気なく窓の外を眺めたら　メラメラと尋常じゃない炎が・・・・！！

「なに？？もしかして火事？」と思ったけど、まさかね・・・
きっと空き地で焼き芋でもしてるだけよね？なーんて　
何を思ったかのんきなことを考えてしまったワタシ・・・・。

でも、見ているとどんどん炎が大きくなって来て　ちょっと心配になってきた・・・・。

塀で囲まれた中なので　外側からは全然分からず誰も気が付いていない様子なんだもん。
しばらく見てて「ん？ちょっとヘンだぞ！」と
ただ事じゃない様子を感じ始めた頃、消防車がサイレンの音も無く静かに現れ
迅速な消火活動で無事に沈下しホッとしました。

日本も空気が乾燥しているようですが
北京も湿度が10％ちょっとしかなくてカッラカラの超乾燥状態、
大事にならなくて本当に良かったです。

マンションの南側にあるここは以前、小さなお家が並んでいた場所。



それが昨年12月に取り壊しが始まって、
この敷地の中にあった小さな部屋が横に並んだ長屋を
2.3人の男性がハンマーを振り上げて壊していて
手作業で壊していく様子を眺めながら「大変だろうなー」っていう思いと
見慣れた景色が壊されていく「寂しさ」を感じて思わず写真に撮っていたんです。



ながーい時間をかけてハンマーで壁を壊していくのは、とっても大変そうでした。


そして　2011年になって早々に
朝から騒がしいなー！って音のするほうを見てみると　
今度は、敷地内にあった10本の木をチェーンソーで切っているではないですか？！



まさか木まで切り倒してしまうなんて思っていなかったので
その光景に心が痛んで　
チェーンソーの音と共に木の悲鳴も聞こえてくるようでしたよ～～。




こうして　更地となったこの敷地。

ついこの間、見下ろしてみたら角っこに　たくさんのゴミが山済みになり始めてて、
いやだなーって思っていたら　そこから出火。
タバコの火とかですかね？

どうして中国ってちょっとした隅にゴミを溜めていくのでしょうね？
溜めておいたら誰かがやってくれると思うのかしら？
川の隅や斜面だったり、庭や家の中も物を溜めて追う光景を良く見ます。

あと1週間ほどで春節、中国のお正月がやってきます。
大晦日には、また爆竹や花火で轟く夜になりそうですが
ＣＣＴＶを全焼してしまった苦い過去もありますし・・・
乾燥しているので火の扱いには、十分注意して欲しいですね。




うまい具合に同じ場所をとっていて経過報告書のようになりましたが
今度、新しい建物が完成したらまた報告しますね！（え？いらない？？）

あったかスープで栄養補給

土曜日に出かけたスペインレストランが寒くて
なかなかコートが脱げず、コートを着たままワインを飲んでいたら
すっかり風邪を引いてしまった夫。

中国では、これからが年末でいろいろ忙しいこともあり
風邪なんてい引いていられない。
それに風邪を引きずったまま新年を迎えたくないですもんね～


中国では、いろいろな食材から栄養を補給して体を作ることを
生活の中に取り入れている方が多く
私も住み始めてから興味を持っていろいろ食材を買い集めてみたり・・・・。
でもね、すぐに飽きちゃって結構余っているものがたくさん。

それでそれらを使って栄養たっぷりの鶏スープをコトコト煮込んで作ってみました。

名づけて【ミントの簡単薬膳風スープ】

ナツメ・・・・滋養強壮作用、鎮静作用
龍眼・・・・・滋養強壮効果、疲労、不眠、貧血、胃整腸
八角・・・・・喉の炎症を抑え、冷え性の改善、消化促進、新陳代謝
クコの実・・血行促進、疲れ目、ドライアイ
生姜・・・・・血行促進、発汗作用、咳止め
干しいたけ・・・・ビタミンB2貧血や高血圧に効果
蓮の実・・・・滋養強壮、リラックス効果

上の食材に鶏の手羽元、長ネギ、を加えて煮込むだけの超簡単スープ。
（調味料は、しょうゆ、塩、砂糖、こしょう）

体温が上がると免疫力もあがると言うので　しょうがを摩り下ろしていれてみたら
止まらなくなって、いろいろ滋養のつくものを
入れてみただけ・・・と言うのがホントのところ。

手当たり次第に食材を入れたので　どんな味になるのか
不安でしたが大成功！とっても美味しいスープが出来上がりました。

それにね、食べ終わったあとは、体がポカポカしてきたので効果アリかも？

夫は、ソファーの上で居眠りしたり、ＤＶＤを見たり、ほとんど動いていない1日でしたが
私は、アリスと一緒に走り回るのが日課となっていて
今日も元気に鬼ごっこをしてきました。




 そのせいか毎年ひどい風邪を引くのに今年は、まだ元気です。

夫の風邪が移らないように気をつけよーっと！！

スープを作った理由・・・実は自分の為だったりして？？


 

デジタルとアナログの狭間で

この間、お茶を飲みに行ったカフェ。
何を注文しようか迷っていたら　こんなiｐａｄを使ったメニューを差し出された。

おお～～～ipadをメニューに使うなんて！なんとも中国らしい。

こんな使い方もあったのね。
これからこんなメニューがどんどん登場するかも？

でも1ページに1つ・・・ちょっとページを捲るのが面倒っちい。
それに角度によって明かりが映りこんでちょっと見にくいのも難点かも。

こんな最新的なメニューでデジタル化に感動していたら
あれれ？オーダーは、手書き・・・・・・なの？

アナログとデジタルと入り乱れて今の世の中、何が便利か分からなくなる～～ぅ。
 

北の空を見上げて

昨日は、風がビュービュー吹いて寒かった～。

東六環近くまで用事があって出かけてきましたが
中心部よりもずっと気温が低くて鼻と耳が取れそうになるくらい冷たい風で
耳は、帽子があるからまだ良いけど
鼻が・・・・痛くてジンジンでした。

風が強いせいか空を見上げると雲が帯状になって
青い部分と白い部分とくっきり・・・・・。

こんな空を見ると「あ～、北の地にいるんだ」と実感します。

北京で迎える5度目の冬です。




部屋の中は、半袖でも大丈夫なくらい暖かで　快適だけど
地味な北京は、やっぱりどうも肌になじまないみたいです。

賑やかで可愛いものがいっぱい並ぶ日本でお買い物したいよ～。
　寒くてどこにも行く気になれないこの季節は、特にこんな欲求でいっぱいになっちゃうわ。

冬になると　気持ちがどうもスッキリしないことが多いんですが
「冬季うつ」って季節性のものあるみたいですね。
日照時間の短い冬、気が滅入ったり食欲旺盛になったり、
無性に眠かったりする傾向にあるのだとか・・・。
 

　　　　　　　　　　　　　　　□　以前ならやれた仕事をうまく処理できない
　　　　　　　　　　　　　　　□　考えたり、集中する力が明らかに落ちる
　　　　　　　　　　　　　　　□　しょっちゅう悲しく、泣けてきてしまう
　　　　　　　　　　　　　　　□　自己否定的になる
　　　　　　　　　　　　　　　□　普段より睡眠時間が数時間長くなったり、朝起きられなくなる
　　　　　　　　　　　　　　　□　一日中、横になって過ごしたい
　　　　　　　　　　　　　　　□　炭水化物に偏る食事をコントロールできない、体重が増える

どんよりとした日が続く北京は、やっぱり陥りやすいのかな？

寒くて外に出たくないし、行って楽しむ場所も少ないですしね。

晴れ間の広がった日は、積極的に外に出なくっちゃ！！と思います。