まっくら暗闇

中国に住んで　初めて停電というモノを体験しました。

夕食をすませ
さぁ～～て、珈琲でも飲むか！と
「やっぱり珈琲には、チョコだよね！」と
言いかけたとき、
一気にまっくら暗闇の世界になってしまったのだ。

一瞬、ブレーカーが上がったのかと思ったけど
特別な電化製品を　使っている訳じゃないし・・。

壁も扉も全く見えない世界
いつも生活している部屋なのに
意外に　感覚だけで歩くのって難しいですね

上海のように　外が明るかったら　わりと
部屋の中も見えるのでしょうが
全く　家具の陰すら見えなくて
ゴツンとおでこをぶつけそうになりながら
手探りで　ようやく玄関の扉を開けてみた。

案の定、廊下も非常灯だけが点灯しているだけで
我が家だけじゃないことに　ちょっとホッとしたりして・・。

フロントに電話しようとしても
今の電話って電気が使えないと使用できず
全く役に立たないのね。

じゃ、フロントに行ってみるかと
エレベーターホールに行ってみたが
あちゃ～～　エレベーターも止まってるよ。

エレベーターは、停電の時に
自家発電に切り替えられるのかと思ったら
考えが甘かったです。

とにかく　エレベーターの中に
いなかった事を幸運に思う。

今は、何でも便利な世の中だけど
電気に頼りすぎている怖さをちょっと感じた夜でした。