四合院で料理教室

迷路のような胡同に佇む四合院。
１２７０年頃から１３７０年にかけて
もともと商人や官職など裕福な人たちの
屋敷として建てられたもの。
外敵から守るため外側の窓は小さく四方に囲って
閉鎖的に作られていることから
「四合院」と言われており
以前は６０００棟もあったそうだ。
でも現代は　都市開発が進んで　ほとんど取り壊され
わずか１０００棟あまりしか残っていないという。

近年では、そんな四合院をレストランとしたり
敷地の大きなものは、ホテルとすることが
流行っているようだが
今日訪れたのは　全くの個人のお宅。

このお宅で「春餅」と「炸醤面」の作り方を教えてくれると言うイベントがあり
参加してきました。

まずは　四合院の一角に設けられた部屋で
「春餅の皮」作りから・・。
すでに生地は　用意してあって
湯との配合がイマイチ分からなかったけど
湯を足しながら見よう見まねで出来るかな・・・？
（生地はちょっと固めに見えた）
目の前でシェフが１個見本を作ってくれた後
友人が３人代表して　１つずつ「餅」を作ってみたりして
とりあえず　作り方はなんとか分かったような気がする。
・・・が　餃子の皮作りもそうなんだけど　私の場合
なかなか丸く出来ないので　形になるかが一番の問題だけどね。

　
　おっちゃん　シェフが材料を紹介したあと　調理開始・・。
目の前で作り方を見られるのかと思いきや
厨房が狭いためか　安全のためか　
別の部屋に移され　冷菜を食べながら出来上がるのを待つことになった。
　結局作り方も見ることが出来なくて　これまた残念だ。

お茶を飲みながら　たくさんの冷菜を楽しんでいると
じゃ～～ん！！
蒸された春餅の皮と共にほうれん草と春雨の炒め、
黄ニラと挽肉のため、もやし炒め、ニラ玉、
卵焼き、豚肘肉、香腸、小肚など春餅の定番が８種類が並んだ。
やはり末広がりで８種は縁起が良いのだろう。

あっさりした味付けでとっても美味しいが　
あまり食べてしまうと　まだこのあと麺が３種出てくるので
控えなければいけないのが辛いところだった・・・。

「炸醤面」と「トマトと卵の面」「茄子とピーマンの面」が登場。
すべて味見できるように　気を遣って頂いて
小さなお椀を使ってくれたのでありがたいわ～。　　

面三種を食べてみて　今日のお気に入りは「茄子とピーマンの面」。

作り方も見られず　使った調味料も分からないままで
料理教室と言うよりもレストランで普通にいただいた様な感じでしたが
やはり四合院でいただく味は格別でした。
今日　食べた味を思い出して　早いとこおさらいしなくてはっ！！