私の特別な場所

まだ薄氷の張る頃に来て以来、久しぶりの后海。
穏やかな春の空気に包まれているせいか、
いつもと印象が違って優しい風景に見えます。

いつもと印象が違って見えるのは、もしかして？あれか？？

黄色のラバーダック船が新登場してた！
点在するアヒルちゃんのせいで、后海がちょっとラブリーな雰囲気じゃない？

 


スタバのあるバーストリートの路上を占拠していたレストラン外席も
すべて撤去されてスッキリ！

広くなって歩きやすくなったし、なんと言っても水辺をのんびり
眺められるのはいいですね、
蓮花の季節でもレストランのテーブルが邪魔で、
せっかく花が咲いているのに、ゆっくり見ることも出来なかったもんね。

 

この辺りもどんどん開発されてリニューアルしてキレイになりました。

この后海から南鑼鼓巷方面にのびる川も、北京に来た頃から
塞き止められててドブ川状態でしたが、
やっとキレイになって、こんな風に水が満ち満ちてるのを初めて見ました。


 

以前は、よく友人とこの辺りを一緒に散歩しましたが、
最近は、一緒に散策する友達もいなくなってしまったな。

やっぱり東側の方がキレイで便利だからしょうがないのかもしれないけど、
私は、この辺りののんびりした空気感がたまらなく好きなのよね。

爆肚を食べたり、三輪車に乗ったり、散策してランチやお茶したり、
一人でのんびり本を読んだり、考え事したり・・・、
どのくらいの時間をここで過ごしたろうか・・・。

私にとってここ后海は、北京でなくてはならない特別な場所。
思い出のいっぱい詰まった場所です。

空を見上げて＠ｓｕｓｕ

緑が増えて街歩きも楽しい季節になりました。
北京も寒い冬が終わって空気感がやさしくなったと感じます。

何もない無機質な冬が終わり新芽が顔を出し始めて花が次々に咲くこの季節、
北京に居るとすごく生命力を感るんですよね。
芝生も柔らかくてフワフワとしてて、踏んでしまわないように歩くのも、
なんだか楽しくなるのは、春のせいかな。

こんな洗濯物を干してある風景もちょっと可愛くて、
思わず写真を撮ってしまったけど、これってただの変質者よね。。
女性物が干してなくて良かったわ

 


春の日差しを浴びながら、細い路地を入って向かったのは、
久々のベトナム料理店「susu」。

日本で少し過ごしたせいか、食欲も戻ってきて、
毎日、もりもりと食べられるようになって嬉しいです。

うひひ・・・ここのバインセオが食べたかったの・・・・。


  

ベトナム料理って野菜が豊富で大好き！！
きっと男性は、物足りないって感じるのかもしれないけど、
女性にとっては、このヘルシーさがいいのよ。




香草がいっぱいで美味しい♪

もうひとつ、こちらはチキンカレー。
このチキンカレーにバゲットを浸して食べたら、
停まらない、やめられない！！



「カレーにはやっぱりご飯でしょ」と思うあなた、
侮るなかれ、カレーも美味しいけどこのバゲットが絶品で
ｓｕｓｕのバゲットは、本当に美味しいと思う。

できれば、バゲットをお代わりしたいくらいでした。

あはっ、もちろんチキンカレーも美味しいかったですよ！！




ここから空を見上げるのか好き！



まだ、芽吹いたばかりで緑は、少ないけど気持ちいい～。


ある時期を境に生活環境も変わって単調な毎日、
こんな日々の中、知らず知らずにストレスも堪っていたようで、
自分では気付かなかったけど、身体がシグナルを出してきます。

時々、心をリセットしたくなる時や疲れた時、
以前は良くふらりと胡同を散歩していたな。

忙しい日々に追われて、ゆっくりとした時間が持てずにいますが、
久しぶりに胡同を歩いて、少し原点に戻ってみようかな・・って
そんな気持ちになりました。

これから季節もいいし、以前のように北京散策と繰り出してみようかな。

オーダーで絵に額を

  

今日は、今まで額装しようと思いながら先延ばしになっていた絵を持って
中国美術館前にある額装店に出かけてきました。

女人街や雑貨市場の中などにも額装をしてくれるところは、たくさんあって
中国では気軽に額を作ってもらえるのは、とっても便利よね。

以前、日本で額をオーダーしたことが有りますが、
その1/10ほどで作れちゃうのも中国に住んでいるからこそ。



今回は、夏にチベットで買ってきた「曼荼羅」と自分で書いた中国画、
そしてサイズの小さな農民画の合計4点をお願いしました。

まずは、マット選び。
たくさんのサンプルの中からピンと来るものを選んで、
実際に絵にのせてみるとイメージが掴みやすいので、
いろいろ合わせてみるといいです。。
お店の方も親切にアドバイスをしてくれるので、迷ったらプロの目線で
選んで貰うと心強いかも。



額もたくさん有って迷っちゃうけど、
マット同様、人それぞれ好みが出る物だからだ、
自分のイメージをある程度決めていくとスムーズに出来ると思います。



出来上がりは、1つだと3~4日程度で数が多くなると1週間くらいかな。

どんな風に出来上がるか楽しみじゃわ＾＾。

さくらさくら

横浜生まれ、横浜育ちの私は、帰国するとこの景色が見たくなります。
そして「あー帰ってきた〜」とホッとするの。

今回も少し長めの一時帰国。
帰ってきた時は、まだ冬の服装でウールの厚手のコートをきてたのに、
どんどん気温が変化して、今日は桜が満開。



季節の変化と共にみなさんの服装も春色に変わって、
ウールのコート、革のコート、ライトダウンを持って帰国した私の服装も
季節外れでおかしくなってきました。

それに長いこと日本を離れていると、ガラスに映る自分の姿が
イケてなくてギョッとすることもあります。

毎年、この時期に一時帰国することが多いから、
季節の変わり目でいつも着るものに悩むのよね。




桜を見に行きたいと思いながら、忙しくて車窓から流れる桜をうらめしく見るだけでしたが、
買い物に行くついでに少し遠回りをして
今日は、桜の下を歩き目的地まで行ってきました。

ここは、小学校も中学校もこの桜並木の下を通って登校した近所の川沿い。
子供の頃は、まだこんなに大きな木じゃなかったけど、
今では、桜の名所と言われるくらい大木が並んで見事になってます。



薄いピンクの花で包まれた今の季節、本当に綺麗でため息が出ちゃう。
桜を見ると日本人に生まれて良かったなーって思います。

北京も花が一斉に咲き始めて春真っ盛りの様ですね。
アリスも待っていると思うので、早く北京に帰らなくては・・・・。

B級グルメの旅

上海で食べた美味しさが忘れられず彷徨っているB級グルメがいくつかあって、
その中のひとつにあるのが生煎包。

日本語だと「焼き小龍包」と呼ばれていて、
小龍包よりも少し厚めの皮を揚げ焼きにしているもの。
カリカリ焼かれた表面をかじると肉汁がドッと溢れ出てくるので
注意が必要なのだがその美味しさたるものや・・・・・。

長い長い旅でしたが、やっと美味しいものに出会うことが出来て、
最近お気に入りの店になっているのが「阿三生煎」。

間口が小さくて小さなお店で、
ガラス越しに作っている様子も見ることが出来るんです。



美味しそう～～と思ってパクリと食べたら火傷するので、
まずは、レンゲにのせて端っこをひとかじり・・・。

熱さに注意しながら肉汁がこぼれないように少し飲んだら、
黒酢をひとたらし、
ほどよく冷めた頃を見計らってパクリといっちゃってください。

小龍包みとも肉まんとも違った美味しさが何ともいい感じに口の中に広がるのよ。




私好みの葱油麺との出会いも続行中ですが、ここの葱油麺（中央の黒い器）も
まだまだ私の中での1位に並ぶものはなく残念だけど、
それなりに美味しいのでいくと必ず食べちゃいます。

北京では、美味しいB級グルメと出会うことが少ないので、
こんなお店を見つけるとテンショが上がっちゃうよ。