不思議な野菜達

所変われば　食べ物も変わるもので
ここ上海に住み始め　いままで見た事もない
不思議な野菜を目にすることが多くなりました。　


ぞんいえさんのブログで紹介されていた生のザーサイ。
私も初めは、「なんだ？このヘンテコなものは？」
そう思い　この得体の知れない物体を　遠目から眺めていたんですが
生のザ－サイであると教えられ
漬け物が苦手な私は、全く興味のない物に・・・・。

今日は、スーパーでこんな野菜を買ってみました。
大きさは、だいたい１０ｃｍくらいでしょうか。

　十字になっていて
ヒラヒラした感じのこのお野菜。
不思議です～。

さて、買ったは良いけど
このお野菜　
いったいどうやって食べるのが
美味しいのだろうか？

中国野菜＝炒め物
しか浮かんでこないよ

って事で　シンプルに塩味で炒めてみました。


出来上がりを写真に撮ろうと思っていたのに
ごめんなさい。
食べた後に気が付いて　出来上がり写真ありません

シャキシャキした食感がたまらなく　クセもないので
美味しいお野菜です。

ただ、ちょっと火の通りが悪いので
弱火で時間をかけて炒めた方が良いと思いますよ。

創作日本料理 「ＴＯ」

ここ最近、毎週木曜日が定例化している
香港人と台湾人の方との食事会。

上海料理、広東料理・・・と来て今回は、日本料理に決定！

でもね～意外に日本料理店を知らないミントでして
利用するのは、夜の飲み食べ放題ってな感じ！

ここならば！！！と一押し出来る日本料理屋さん　や
美味しくて、雰囲気も良くて・・・そんなオシャレ～な店って知らないのだ。

外国の方に紹介するなら　やっぱり美味しいものを
紹介してイメージＵＰを測りたいもんね～

ブログを通じて皆さんから　情報を頂けば良かったわ

・・・ってことで無難な「ＴＯ」に皆さんをお連れしました。

　　
ここのランチって
店雰囲気も落ち着いているし
小鉢がチョコチョコと女性が好なタイプ。

大食いミントには、ちょっと物足りないけど　
上品な盛りつけが外国の方にも良いかも？

　それになんと言っても
食後に出される
クレームブリュレが美味しいのだ。

ん？
しかしなぜ、日本食なのに　いつも
フレームブリュレ？？





香港人の友人は、食後の飲み物をきかれ
「ジャパニーズ　グリーンティー」と応えた。
しかし答えは、「没有！」

私達日本人は、食後の珈琲（紅茶）が当たり前になってきていますが
やっぱり　この際、
「美味しい日本茶」と「季節をあしらった和菓子」
って言う組み合わせも　選択肢にあったらいいのに！！

海外の方にも食後に日本の和菓子食べながら
季節感を大事にする菓子の素晴らしさ、是非紹介したいもの。

今回の食事会は、中国語だけじゃなく、英語も飛び交って
非常に疲れました。
中国語を勉強し始めて　もともと話せない英語なのに
すっかり簡単な単語さえ　忘れてしまい
考えれば考えるほど浮かんでくるのは中国語。
頭の中で外国語＝中国語になってしまっている私・・
もう聴くだけで精一杯！
中国語では、言葉少なに・・・・
英語になると　がぜん無口なります・・・。

木曜日の午前中は、中国語学校
そして午後は、この食事会、夕方は、ヨガ（中国語）。
ほぼ１日　中国語漬けになる為
夕飯以後は、脳が休息状態になる木曜日です。


　　
生春巻き　　　　サーモンと鯛の刺身　　　大根の煮物

ゴマだれのロールキャベツ　　　焼き魚　　　ちくわとアスパラの揚げ物
お薦めランチ　６０元

「ＴＯ」創作日本料理
四川中路２２０号　＊福州路
６３２９－０５３８
ランチ６０元～

梅花（米羔）

梅花｛米羔｝って言うお菓子　ご存じですか？

以前は、上海人のおやつ的な存在だったものが
今では、扱う店も少なくなってしまったようです。

その梅花（米羔）が　王家沙で販売されているのですが
何処でもある訳じゃないんです。
石門一路にある王家沙でしか販売していないとか・・・。

販売時間も決まっており　その時間になると
何処からともなく女性が集まってきて長蛇の列になるんです。

上海人のなかで流行っているのでしょうか？

そんなに人気があるなら　やっぱり食べてみたくなりますよね？

　
こんな感じのお菓子です。

上から見た感じが梅の花に見える事から

この名前が付いたんですって！

毎日、１１時半に販売開始です。



１５分過ぎに到着してみれば　
もうすでにオバチャンが群がって行列をなしています。
それを見たとたん　私達も急いで最後尾にダッシュ

初めて見るお菓子に期待を膨らませ
次々購入していくオバチャンの袋の中味が気になって仕方がない私。

ようやく次の次・・・・いよいよだわ～～
・・・・・とここに来て　売り切れ～～だって！！
もう　肩の力がガクンと抜けそうになったよ

放心状態になっていたら　店のオバチャンが
「また、焼くからちょっと待ってね」

でも、その「ちょっと待っててね」が　全然、ちょっとじゃないのだ。


こんなにたくさんの人が待っているのに
作っているのは、たった３人。

それも写真のような小さな鍋ひとつだよ・・・・・。

これがまた　中国チックでマイペースなのさ！！

お喋りしながら
誰も急いで作ろうなんて思ってない様子です。

最初は、笑顔で並んでいた私ですが
１５分経過してもまだ出来ない

仕事そっちのけで　レジのおばさんも加わり
楽しく笑いながらお話　花盛り・・・・
まだかまだかと待っている私の目がキラリ

お～い、手が止まってるぞ！！
喋っても良いが　手は動かさんかい

小心者ミントは、日本語でブツブツ言うのでした・・ﾌﾞﾋｯ　情けない

どれくらい待ったでしょう～かなり待ちましたよ。

じゃ～ん　

　
上から見た図　　　　　　　　　　　　　全体像

上の部分には、南瓜の種やクルミ、ピーナッツ、
ナツメ、小豆などとお餅を蒸したちょっと甘め。

そして、焼き色が付いている部分の中には、
たっぶりの餡がつまっていて
なかなかの食べ応えがあります。

特に焼き色が付いた部分が香ばしく
しっかりした「たい焼き」のような感じで
日本人の味覚にあいそうです。

最近、気にしていると豫園や路上で売っている店もあったりします。
土家焼餅の次は、これが流行るのか？？

気に入ってしまい　昨日も主人を連れて
買いに行ってしまいました。

きっと女性だったら　これだけでお腹一杯になる事でしょう～

あ！！
ちなみに私は、この他に　これらを食べました。





王家沙
南京西路＊石門一路　
梅花（米羔）販売開始：１１時半～

COLABO

COLABOの
新しい店が
汾陽路に
オープンしましたね。





上海にもたくさんのイタリア料理店が
ありますが
私は、ここのお味がとても好きです。

古北店は、私の家からちょっと遠いし
静安寺にある「COLABO」は、ビルの通路？？って
感じでイマイチ居心地が良くないしけれど
今度の新しい店舗は、とても静かな洋館で
とってもステキ。

店内のは、ゆっくり出来そうなソファー席もあり
今の季節　風が気持ちいいテラス席もあります。

夕食には、早めの時間だったので
テラス席でゆっくり食事をとりながら
夕暮れから夜になる間の時間、
空がオレンジから紫色へ・・・そして藍色へと
移ってゆくなかでの食事
すごくステキで上海にいるのを忘れそうでした。

汾陽路は、もともと交通量も少ない静かなところ。
テラスからは、「ＣＯＬＡＢＯ」の敷地なのか？
何処かのお家の庭なのか分からないけれど
木々や緑がいっぱい見えて　ホントに気持ちいい～です。


　　　　

メニューも日本語なので　オーダーするにも
ストレスが無く　やっぱりラクチン！

・温野菜のサラダ
・鯛のカルパッチョ
・魚介のパスタ
・白身魚のガレット
・クラムチャウダー

どれも美味しかったけど
特に温野菜サラダがとっても美味しかったです。

本当は、ピッツァも食べたかったんだよね～
だって　ここのピザ釜はColaboの中でも一番高温なので
おいしいピザが楽しめるというんだもの。
でも今回は、お腹一杯で断念。
残念だから　また食べに来たいな～～

私が行った時間は、夕食にしては、ちょっと早めだったので
誰もいなくて　静かな空間でしたが
「ＣＯＬＡＢＯ」は、老房子の３Fにあり
下には、「dragon club」というクラブがあるので
もしかしたら　
時間帯によって　雰囲気も変わるかもしれません。

「COLABO」
徐匯区汾陽路１５６号
ｔｅｌ：[phone]

虹口 散歩

この１年、随分上海を歩き回ったけれど
魯迅公園あたりは、もう随分行ったきりです。

３号線に乗って　初めて「虹口足球場」まで向かったが
上海駅近くでは、こんなにたくさんの列車が停車していたり
バスが　ぎっしりと収められているバスの車庫があったり
またちょっと違う景色が見えて　新鮮な気分がしました。

　

３年ほど前に母を連れて上海に遊びに来た時に
まだ中国語も全く分からなかったので
おっかなびっくりタクシーに乗って向かったのが
「多論路文化名人街」
あの時は、４０度を超える真夏の時期だったので
グッタリしながら歩いたのを思い出します。

この辺りは戦前、魯迅、葉聖陶などの
文人が活動していた場所で
当時の面影を残して再建した通りです。

　

何年前だったかなぁ～まだ上海も今のように高層ビルが
立ち並んでいない頃、出来たばかりのこの通りに
初めて行った時、
石畳にレトロな建物が凄くステキに見えたんですよね～

今でも全然変わっていないなぁ～～



古い洋館や茶館、骨董品店、カフェ、露天の本屋さん、
それに　この辺は戦前、日本人がたくさん住んでいた所なので
日本語の看板もあったりします。

　　　
特に何も無い通りだけど　暖かな日差しの中
そんな風景をのんびり散歩するのも悪くない。

この後　私は四川路のお店を覗きながらブラブラと南へ
歩いて行ったのですが　この辺りも随分綺麗になったのね。
淮海路ほど　オシャレな雰囲気でもないところが何となく好きかな。

ここも　あと何年かすると変わってしまうんでしょうか？
近代化が進むのも良いけど
ノスタルジックな雰囲気漂う上海の街が消えていくのは
ちょっと寂しい気がします。

布市場やシャンヤン市場、海鮮市場と
最近どんどん移転計画が決まっていますよね～
住んでいる者にとってはそれほど頻繁に行く場所でもないけど
住居人のないマンションが増え
高層ビルばかりの街・・・って言うのもねぇ
何だかつまらないなぁ・・・・。