東交民巷で見つけた横浜？

春になり　お散歩日和の週末。

天安門広場の東に位置する「東交民巷」を
ぶらりと　散策してきました。

ここは、良く北京を舞台にした小説や
北京の歴史の本に良く登場する地名で　
北京に住んでいるうちに　１度歩いてみたかったんですよね。

かつては、各国大使館のあった場所。

現在は、　政府機関が多く集まり
灰色の塀ばかりで　
ちょっと閉鎖的な印象も受けますが
今でも当時の建物なども残っていて
その頃の雰囲気が少し感じられます。

東交民巷天主堂

高い建物が少ない当時は
きっと立派に見えたのでしょうね。　　






←フランス大使館跡
現在は、北京市人事局となっているようで
カメラを向けたら
鋭い視線で見つめられた・・・。
小心者の私は、ちょっとオドオド・



　旧フランス大使館の隣にある
フランス郵便局跡

可愛らしい洋館で
ちょっとひっそりしていましたが
今は、「静園酒家」と言う
看板があるので
レストランになっているのでしょう

「人民郵電」と言う文字が
かすれて残っています。

そして　しばらく散策していると
見た瞬間
「おお～どこかで見たこと有るぞ！」と
懐かしくなる建物発見。

なんだか　横浜に戻ったような様な錯覚に陥ります。

もしかして？と近寄ってみると
やはり　「横浜正金銀行旧址」でした。

始めて見る建物なのに　何故懐かしいかと言うと
地元横浜の建物と　そっくりなんだもの！！

↑
これは、「横浜市開港記念会館」です。

ちょっと角度は違いますが
似てませんか？？

北京でお花見

　
北京でも　さくらが満開になり
週末に、「玉淵潭公園」へ
お花見に行ってきました。

この公園は、
故宮の西側、南三環近くに有って
皇帝が花や釣りを楽しんだ
総面積2055万㎡もある宮廷庭園。

以前　この公園に田中角栄が
友好の証に桜を送り
現在、桜の名所となっているようです。



私たちは、東側のゲートから入場したので
桜園までぐるり池を回ることになったのですが
池と言っても　北京の公園の池は、半端じゃなく大きい。

写真の通り　向こう岸が遙かか彼方に感じます。
４０分ぐらい歩いたかしら？
もう　桜を見る前にへ疲れちゃう～

この池は、清代の乾隆帝が
香山から水を引き、池のほとりで釣りを楽しんだことが
始まりのようです。


でも　その途中には、桃や迎春花など
色々な花々が咲き
充分春を楽しめて　楽しかったけどね



　　　　

北京に住み始めて　良かったなぁ～と思うのは、
自然がたくさんあって　季節を感じられること。

上海は、便利な街ですが　まさにコンクリートジャングルで
あまり季節感を感じられなかったからね。

　

ようやく、公園の西北にある桜園に到着してみると
まるで　日本の花見の光景そのもの。

ここの公園の桜は、見事だと聞いていましたが
これほどまでに桜が有るとは　思っていませんでした。

凄い賑わいです。

さすがに中国では、酒盛りをしてる人たちは
いないけど　みな桜の下で
のんびり過ごしたり　写真を撮ったり
それぞれ春を楽しんでいる。

私も桜並木が連なったトンネルを歩きながら
何度も空を見上げたり　振り返ったり
今年の春は、私も大満足。

　面白いのはね、
着物のレンタルやさんがあるんですよ。

着物と言っても　マジックテープで
簡単に着られる
ペラペラの物なんですけど
若い女性など　この着物を着て
こんな風にポーズをとっているのが　
可愛くて！！

日中間では、いつも「抗日」だとか
問題になっていますが
この場にいると
「本当は、日本がすきでしょう～？」と
そんな事って　政治の上だけのこと
の様に思えます


中には、ちゃんとした浴衣を着ている女性も居たので
きっと　日本人にプレゼントされたのかな？

やはり　海外で母国の文化を受け入れられていることって
ちょっと嬉しいですよね。

桜が結んだ　日中友好の輪、
これからも　その輪が広がると願いたいです

春の北京

このところ風が強い日が続いている北京。

埃なのか黄砂なのか　分からないような砂が舞い
とにかくジャリジャリになりそうな毎日です。

このところ体調が良くない為
あまり外出はしていなかったのですが
久しぶりのポカポカ陽気に
心がうずき　
とにかく日差しを浴びて外を歩きたい！と
思わずジッとしていられなくって
散歩に出かけました。

なんだか　散歩をせがむ犬の気持ちが理解できそうです。

久しぶりに外に出てみれば
人々の服装　や　芽吹いて優しい色に包まれた街並み
桃の花のつぼみも随分と大きくなって
もうすっかり北京は、春になっていました。

つい先日までは、枯れ草だらけだったのに
風邪なんて引いている場合じゃないですね

そんな小さな春を楽しみながら
景山公園まで行ってきました。

　

ここの見晴台から見下ろす景色は、
自分が北京にいるのだという実感を与えてくれる場所。

現在、故宮は修復中なので
ちょっと見晴らしは悪いけど
ここから見る故宮が　大好きだなぁ・・・。

この場所から、東西南北すべてが見渡せるので
日が沈む頃に　登ってみたいんですよね・・・
きっと　綺麗に違いない！！

これから　どんどん日が延びるので
いつかチャンスが訪れるはず・・・。
今年こそは、時間を見計らって行くぞ～～。　

北京の桜も
チラホラと咲き始めました。

やっぱり　桜は良いですねぇ～～
　

廟会へいこう♪

　大晦日の今日も暖かい北京。

　青空に赤い春節の飾りが映え
　あ～、中国にいると言う
　実感を得ています。

　昨晩は、咳が止まらず
　ゆっくり寝られなかったが
　目覚めてみると
　意外に元気で良かったです。　
　

だって今日は、廟会に行きたかったんだもん！

白雲観や地檀公園、東岳廟など
北京の様々な場所では、
縁日のように出店が特産物がいっぱい出て
お祭りムード花盛り！

地檀公園の入り口辺りに
こんな銅のオブジェが・・・・。
よくこんな風に写真を撮っている人を見かけますよね？

しかし、よ～～く見てみると・・・

ものすっごく　リアル！！
と思ったら　本物の人間がオブジェの振りをしている！！

いやぁぁ～～本当に良くできています。

　
　

この廟会は、もともと１０００年以上も前から
お寺などで宗教活動の為に開かれていたらしいです。

上海では、こんな縁日のようなイベントは、
なかったので
やっぱり　伝統的な色濃く残る北京ならでは
なんでしょうかねぇ～？

夜の散歩

今年の旧正月は、２月１８日。

中国では、明日が大晦日です。

少しずつ地方から仕事に出ている人が帰省し始め
今日の北京は、すこしガランとした雰囲気で
交通もスムーズだし　何処を歩いても
割と人が少なくて快適でした。

ちょっと風邪気味のため
今日は、大人しく外出しないように・・と
思っていたのですが
友人とのランチの誘惑に負け
ランチを終えて早めに帰宅したんですが
日が暮れてから　お散歩に出かけてしまいました・・・

（ホントは、風邪を早くなおしたいので
　　　　こんな事してる場合じゃ無いんですけどね～～）

天安門広場も　規制されて人の立ち入りが出来ず
観光客も殆ど　いないので　今日の天安門は、
とっても静かで　とっても良い雰囲気でしたよ。

天安門をくぐって　故宮の入り口にある
「午門」まで歩くと
もう　人は、数人しかいなくて　
なんだか自分が皇帝になった気分で
真ん中を歩いて　気分が良かったわ～。

ピリッと引き締まるような冷えた空気の中で
人影もなく　ひっそりそびえる故宮。

とっても幻想的でした。