あの日から2年が過ぎました

東日本大震災から2年。

あの日は、友人とショッピングモールで食材の買い物を終えて
お茶を飲みながら休憩をしていました。

友人のご主人から電話が入り、日本で大きな地震が発生したことを知りましたが、
最初は、大きな地震と言ってもそれほどではなく、
津波もいつものように1～5ｃｍ程度のだろうと思ってしまって、
こんな大変なことが起こっているとは思ってもみませんでした。

カフェでiphoneを使いネットから情報を得ようとしても中国のネット環境はあまりよくなくて、
なかなか受信できず思うように入ってこない状況。
家に帰宅してTVをつけて初めて、ただ事じゃないことを知り、
日本の報道番組を食い入りように見ていました。

早いものであれから2年。
今日は、たくさんの番組で被災地の今の様子を映し出していましたが、
未だに自宅に戻れない方たち、家族と対面できないままの方々、瓦礫が山済みになっている地域、
どうなるのか未来が定まらない状態で復興が進んでいないのが現状にようです。

原発事故でゴーストタウンになってしまった土地に残り、
置き去りになってしまった家畜にエサをあげに廻っている方の生活は、
未だに水道も電気、ガスも無くて夜はロウソクを灯し、食料も野菜を生でかじっていた。
理髪店を再開された方は、毎日洗髪などに使う水を大量に汲みに行き、
それを沸かして営業をされているという。

ライフラインの整っていない場所で暮らすことって、とてつもなく大変で、
想像できないくらい不便な生活を強いられていると思うと言葉を失います。

復興といいながら、なかなか進まない様子を見て、
たくさんの思いがありすぎて何と言っていいのか言葉も見つかりません。

遠く離れた異国で生活していて、
何も出来ない無力な私ですが、14時46分に静かに黙祷を捧げました。

早くみなさんが笑顔で生活できる日が来るように祈りながら、
今日は特別な思いでブログを書いています。

ちいさな幸せ・・・

今日は朝から気持いい青空が広がって気分爽快！！

最近の日課になっている大気汚染数値のチェックをしてみるとなんとｐｍ2.5が10μｇと
踊りたくなくなるような低い数値。

ここ数ヶ月すーっと締め切っていた窓だったので、こりゃ、窓を開けて換気をするチャンス！！と
ばかりに各部屋の窓を開けて空気の入れ替えをしました。

青空が見えるだけで世界が明るくなったようで幸せを感じちゃうのね。

日本だったらこんな青い空は、日常的に見られて何とも感じないのに、
朝から燦燦と降り注ぐお日様のひかりが、
部屋いっぱいに広がるってこんなにも心も体も軽くなってしまうのね。

ありがたや。。。。



こんな日にお家にこもっているなんて勿体無い。
空気もいいことだし日頃の運動不足解消に歩いておでかけ。

目的もないけどとにかく外出しておこう！
だって明日は、また白い空に戻ってしまうかもしれないからね。

おいおい、なんだかちょっとした強迫観念にとらわれているみたいになってるなぁ。





海老餃子と小龍包でランチを済ませ、ショップを覗いて歩いて最後にカフェでひと休み。

なんでもない事なんだけど・・・・幸せ。　

２０１３年の春節ヤスミ

春節期間中、毎晩花火や爆竹で賑やかだったけれど、
去年に増して今年の大晦日は、どうしちゃったの？っていうくらい少なかったな。

数年前に北京の高層ビルが全焼してから規制が厳しくなって、
さらに今年になってから大気汚染問題も加わり、「花火、爆竹禁止」の張り紙が
あちらこちらに張ってありました。
・・・が
縁起物という事で中国の多くの方は、
環境など考えることも無く上げているのが現状みたいだけど・・・・。

数年前まで私の住むマンションでも大晦日は、たくさんの家庭がホテルなんかで使う
キャリーに積みきれないほどの花火をマンション玄関まで運び出している光景をよく見ましたが、
去年から急に少なくなりました。

きっと去年辺りから海外旅行に出るお金持ちたちが増えたことも原因かもしれませんね。

街中が火薬や煙る香りに包まれて、360度どこからでも花火が間近に上がっているなんて
そうそうめぐり合えないから、中国に来たばかりの頃は見ている私たちもテンションが上がって、
それはそれで楽しくてカメラ片手に出かけてみたりしていたんだけどね。

最近、日本で騒いでいるPM2.5の体に及ぼす影響を見てから、ちょっと怖くなり、
外には出かけず窓越しに見て終わった2013年の花火でした。




例年のごとく廟会に出かけてみましたが、人も多くて疲れるのと、
出店も以前とは変わってきて、あまり見たいものも無いのでサラッとみて終わり。



地元の人の話では、テナントを出す場所代金も年々、高騰して
利益の少ない店は出店しなくなっているとか・・・。
以前は、工芸品や食器、衣服、本、特産品とかも結構多くて買わないにしても、
店を覗いてのお宝探しが楽しかったのだけどね。





翌日、空気も良いので（天気じゃなくて空気って変だけど）琉璃厂に出かけてみました。

ここも以前は、廟会が開かれていて、もしかして？って思っていってみたけど無くなっていたわ。

地壇公園の廟会とは打って変わってひっそり～。

どの店もお休みかと思ったら営業していたので、版画のお店を一巡りして、
紙や中国文具店を回り、目の保養をしてきました。

これは、嗅ぎタバコをいれていた瓶で小さな瓶の内側から絵を描いたもの。
瓶の口から筆を入れて書いて行くのだけど、その細かさが素晴らしい。

外国人向きにクリスマスオブジェとして書かれたものもあって色艶やかでカワイイかったな。




賑やかな廟会も紅のオンパレードでお正月気分になるけれど、
こんな風にひっそり静かな雰囲気もまたお正月気分になれますね。

冬眠から覚めたクマだな

手が不自由なこともあって春節は、北京でひとりDVD三昧。
ほとんど外出もせず、静かに過ごしておりましたが
久しぶりに青空が広がって気持ちよかったので近所のカフェまで出かけてみたら、
いつも満席状態で席がないのにガラガラ。

やっぱり人が少ないっていいな♪ いつも、こんなだったらいいのに・・・。

春節期間、人が少なくてひっそりとしていた北京でしたが、
昨日から仕事も始まり、少しずつ人や車が増えて、
またいつもと変わらない日々が戻りつつあります。






12月から春節か終わるまでの数ヶ月は、クリスマスがあり、新年のお正月を祝い、
春節で再び新年を祝ったりで、和洋中のイベント目白押し。

特に何かするって訳じゃないけど心がどこか浮き足立っていて、
友人たちも日本に帰ったり旅行に出たりして、誰かがいつもいない期間でもあり、
何となく落ち着かなくて私は、毎年この時期がすこし苦手です。

でも今シーズンは、風邪を引いてから、体調がなかなか戻らなかったり、
アリスの看病、そして先日の骨折と余裕が無いままでした。

大気汚染がひどかったことも重なってこの冬は、外出も少なかったから、
窓の外を眺めているうちに冬が終わっちゃった。。。。。って感じで、
私の中でスッポリと抜け落ちてしまってる。

気が付けばもう日差しの中に春の訪れを感じるようになり、
なんだか冬眠から覚めたクマみたい。。。。。な気分です。

春節前にやっちゃいました

ただいま中国は、年末で明日土曜日（2/9）が大晦日。

北京からも人が減って静かな雰囲気になって来ました。

いつもなら冬は、春節の飾り物溢れる市場に繰り出したりで、
私もお正月気分になるのだけど、今年は全くお正月気分なしです。

12月から体調を崩していたり空気の汚染がひどいこともあって、
この2ヶ月、ほぼ引き篭もり生活だったからね。

やっと行動を再開した矢先、アリスが体調を崩して、ふたたび家篭りの生活、
そして、アリスが良くなってホッとしたのもしたのもつかの間
今度は、雪道で滑って右手首負傷しちゃったよ。

そんな訳で外出していないから、全く年末の慌しさとか賑やかさとか
味わうことなく今年は、静かな冬を過ごしています。

それにしても、右手にギプスをしているので全く使えず、生活が不便で極まりない！

食事はおろか洗顔やお風呂、着替えなど基本的なことも一苦労です。

昨日は、友人と会うので朝シャワーして、洗髪したもののドライヤーができなくて
首を曲げたり、体を捻ってみたり・・・奇妙な姿で鏡に映る自分をみて可笑しくなってしまった。

健気ちゅーっか、滑稽っちゅーか、
そこまで無理して頑張る姿に自分で自分を褒めてあげたくなったよ。（笑

朝、トーストを焼いてもバターすら塗れないし、ヨーグルトを食べようと思っても、
蓋が開かない！洗い物も出来ない。アリスの散歩も出来ない。
手で食べられるパンばかり食べているので、野菜が食べたいと思っても
包丁も使えないし野菜を洗うこともできない。
できない事だらけの毎日です。

あ・・・・いつまでこんな生活をしなければいけないのだろうか・・・・。
つくづく健康のありがたみを感じています。




前回7度目の雪を記事にしましたが、私が滑ったのは8度目の雪の朝。

雪は昼頃には止んでそれほどひどくは無かったのですが、
排水パイプからの水が凍っていてその上に雪があったから分からなかったの。

北京の冬は、マイナスの世界だから雪が降っても融けることなく、
いつまでもサラサラの雪の状態だけれど　水は、一晩で凍る。

雪よりも凍った水の方が滑るので危険です。
皆様もお気をつけくださいね。