西太后気分で味わう

　
この週末　上海から知人が遊びに来たので
彼らのリクエストで一緒に宮廷料理「ｲ方膳飯荘」に行ってきた。　

ここは、最後の皇帝、溥儀が紫禁城を去ったあと
宮中のコック達が一般市民に開放されたばかりの
「北海公園」の中で宮廷料理店を開いたのが始まりで
当時は、まだ「ｲ方膳茶点社」と言って
お茶と宮廷の軽食が主だったようです。

それから８０年年後の現在も客足が絶えることなく
各地からの観光客で人気店の１つのようですね。

私も北京に住んでいたら一度は　行ってみたい店だったのよ♪

現在、宮廷料理は８００品ほどあるようですが
もちろん　そんな胃袋もお金もないので
ほどほどに楽しんできました。

　珍しい食材を使った
高価な料理も有名ですか
いろいろ言い伝えがある料理も多くて
その中の１つ、有名なのが
この「肉末焼餅」ですよね？

たぶん　皆さんご存じだと思うのですが
簡単に紹介すると・・・・。

ある夜、西太后が美味しそうな「焼餅」をみつけ
とっても美味しそうだったので
食べようと手を伸ばしたら　・・・・
夢から、目が覚めて消えてしまったんです。

翌朝、新作を披露するため軽食として出されたのが
夢に見た「焼餅」とそっくりで
西太后は、食べたかったものが目の前に現れたうえ
挽肉まで挟んであって　大喜びで食べたのだそうです。

そんな話しを　思い浮かべながら私も一口・・・。
西太后気分を味わってみました。

焼餅もかりかりと香ばしくて
ほんのり甘めに味付けしてある挽肉がベストマッチ。

それに小振りなのも嬉しいです。

え？他の料理の紹介ですか？
　ご馳走を目の前に写真を撮っている暇もなく
気が付いたら最後の「肉末焼餅」だけしか
写真に無かった次第でして　あしからず・・・。

でも　特に印象に残った料理もなく
美味しいレストランが増えた今は、それほどでも。。
と言うのが正直な感想かな・・・（きびちい？？）

紅を掲げて唄っちゃおう！

先週、面白いレストランに行ってきた。

その名も「紅色経典」激情歳月美食餐庁。

人民解放軍の時代をテーマにしたレストランで
店に入るなり軍服を着た服務員が迎えてくれます

１歩中に入ると「毛沢東思想万歳万歳！」の
文字が目に飛び込んできて
思わず「うわぁ～すごっ！」って
声を上げてします。


ここは、食事をしながらショーを見る形になっているんだけど
そのショーがまさに毛沢東の肖像を掲げた舞台で
その時代の歌や物語が繰り広げられるんです。

私は、この時代のことは、よく分からない上
中国語で繰り広げられるから
いまいちピンと来ないのですが皆の動きがキビキビして凄いのなんの！！

本当に激動の時代だったのだと見ていて感じました。
少し前までこんな事が実際にあったんですからね。

見ている側は、そんな舞台を客観的に見て
結構、楽しんじゃってます。

踊っちゃってます・・・唄っちゃってます・・・
そして椅子の上に立って紅い旗を振って大盛り上がり

そんな様子を２階席から見下ろしていると
舞台と客席が一体になってかなり楽しいですよ～。

料理は、毛沢東の故郷である湖南料理ですが
料理の運び方もちょっと変わっていて
大きな鉄鍋を頭の上に掲げて持ってきてくれるんです。

あとでちょっと持ち上げてみようとしたら
重くて持ち上がらない程なのに
彼らは、１日どんだけ持ち運びするんでしょう・・・凄いです・・・。

あの時代は、本当に大変な時代だったのに
こうしてテーマレストランとして楽しんじゃっているあたりも凄いです。

春餅で春を感じる

２月４日は　立春でしたね。

日本にいたら　あまり気に掛けずに過ぎて行った
こんな二四節気ですが
北京に住んでいると　節目節目に餃子を食べたり
お粥を作ったり・・・いろいろあって昔からの伝統が今でも
ちゃんと生きている事を実感します。

立春に食べるものは、春餅。

煮込んだ肉やハム、野菜を炒めた物、春雨、卵焼きなど
いろいろな物を小麦粉で焼いた薄い皮に
包んで「ガブリ！」と食べる。

メインのお肉の他に
私がコレは、絶対はずせない！と思うのは
もやしとニラの炒め　と　卵焼き、それと　青菜炒め・・

いろいろな味が口の中に広がって　絶妙なんだなぁ～。



この二四節を節目と感じながら生活していると
どんなに暑い夏でも　立秋を過ぎれば
秋風に変わり　大寒を迎えれば　寒さが増す。
やはり北京は　暦が生まれた場所なのだと実感します。

立春を迎え
まだまだ寒い北京も　日差しが春めいて着たのを感じます。

ドイツ料理＠Schindlers

金曜日に　友人と焼き肉を食べたばかりだというのに
最近　なんだか久しぶりにお肉モードになっている私。

少し前までは、食欲が無くて
野菜しか食べていなかった反動だろうか？

またまたガツンとお肉を食べに　
鬼街にあるブラジル料理の「シェラスコ」に出かけたのだが
なんと店の前に行ってみれば　ガビーン　つぶれている・・？

真っ暗で営業していないのだ・・・。

約束をしていた　友人に急いで連絡をして
行き先変更！！
友人も肉が食べたいって言っていたので
肉と言えば日檀公園の南門近くにあるドイツ料理「Schindlers」にした。

ココはいつ行っても満席だが
先に着いた友人が　最後のひとつだったテーブル席を
取っていてくれたのでラッキー

　

まずは、ガツンと肉の盛り合わせ！
ＢＢＱとステーキ、ドイツウインナーに
付け合わせのジャーマンポテトがたまらないぜぃ！

おっとっと・・ドイツビールも忘れちゃいけないね！！

食べて食べて・・飲んで飲んで・・しゃべっての
楽しい時間の始まりだ！

そして
ドイツ料理と言えば　ブタの肘肉を揚げた物が有名ですよね？
なんて言う名前だったか　忘れてしまったが
これもドカンッ！とかなりの量だ。

これにサラダと　チーズ盛り合わせ、パンで
もう４人じゃとても食べきれない量でした。

お友達とは、年末に爆竹、花火を揚げて盛り上がろうって
話しをしていたのに
急遽、明日日本に帰る事になってしまって
とっても残念。

春節のお休みを利用して
友人達が　日本に帰国し始めたり
旅行にでたりして　少しずつ減ってきて
なんだかちょっと寂しいなぁ～。



　

サクサク食感のナツメはいかが？

こんなパッケージのお菓子見たことありませんか？

友人から「美味しいよ～」と教えられて探していたのだけど
案外　パッケージに写真も何もないので
探せなかったお菓子。

やっと　ＧＥＴ出来ました。

中身は、ご覧のように「ナツメ」の乾燥した物なんですが
ちゃーんとタネも抜いてあって
サクサクした食感と　ナツメの甘さがなんと言えません。

最近　填ってしまって　ポリポリ・・サクサク
白い袋を片手に手が止まらないのよ・・・。

春節に北京で　のんびり過ごされる方
もし　良かったらお茶のお供にどうでしょう？