幻想的なケチャックダンス

いまの季節バリで陽が沈むのは　だいたい６時半。
ウブドでちょっと市場を覗いて　
急いで島の西部に位置するウルワトゥ寺院に向かいました。

かなり距離があるので運転手さんも飛ばす飛ばす・・・・
対向車線だって関係ない！！
乗っているこっちがハラハラするほどスピードを上げて走ってくれて
ちょうどこんな良い感じの時間に到着出来ました。

ここはサンセットが見れる場所で有名で
オレンジ色に染まる夕日と断崖に建つ寺院のシルエットが格別です。

いつままででも　時間を忘れて眺めていたい景色だわ。

でもね　ボーッと海を眺めていちゃぁ、いられません！！

お猿さんも夕日に見とれて・・・
・・・・じゃなくて
ココでは、お猿さんに要注意！！

ボーッと海を見ていると　後からお猿さんが近づいて来て
隙あらば眼鏡や帽子を持って行かれちゃう～～
　
現に目の前で　女性が眼鏡を取られてしまいました。
そうすると登場するのが　バナナおじさん。
バナナで誘惑して　眼鏡を何処かに置くのを待って
取り返してくれるのですが
後で　おじさんに法外な料金を要求されるので気をつけたい！

さて私が以前から　バリに行って一番したかったことは、・・・・・
ｓｐａやエステじゃなく　　　お買い物でもなくて
ケチャックダンスを見ることでした。

２０代前半に見たミュージカルのワンシーンの中にあった
このダンスシーン。
いつか本物を見てみたいと思っていたのが　ついに叶いました。

会場は、ウルワトゥ寺院のすぐ近くの岸壁。
陽が沈みかけた頃　ダンスが始まります
　　





まずは聖なる火を灯して
それから　聖水を地に捲き
祈りを捧げてから始まります・・・。




ケチャックダンスは1930年頃からバリ島で演じられている舞踊劇です。
以前には、宗教的な儀式だったものを　
いまの形に構成しなおして舞踊としたものが現在のケチャックダンスです。



彼らの声が猿の鳴き声を元にしていることから
別名モンキーダンスとも呼ばれていて
50～100人ほどのサロンを巻いただけの男性達のが
「チャ・ケチャ」と言うコーラスに合わせて
古代から伝わるラマヤナの物語を演じます。

もうこの「ケチャッ！ケチャ！」と言う声が
すごく可愛らしくって　私は、大好きなんですよ～
　
耳を澄ませると　「ケチャ」の他にも間の手を打つ声
次の動作への合図となる声、すーと同じテンポをとり続ける声
物語の効果音を出す声　様々で本当に面白い。

陽が完全に沈んで　闇に包まれる頃に
クライマックスへと　火が放たれます・・・・。


これを真ん中の人が素足で蹴って消していくんですが
見ている私でさえ　かなりの熱さ・・・
彼の足裏は、ススで真っ黒になっていたけど
熱くないのだろうか・・・・・。

その迫力に見る側は圧倒されてしまいますよ～～。



 

バリ珈琲

バリの特産品でもあるバリ珈琲。
ホテルでも朝晩、このバリ珈琲を入れてくれます・・・・
と言えたら良いのですが
あはは・・・・残念ながらインスタントコーヒーだったみたい。

バリ珈琲じゃなくても　入れ立ての珈琲を部屋まで
持ってきてくれているのかと思ったら
主人曰く「テーブルの上のインスタントで作ってたよ・・・」。
がっくりと力が抜けたことは　言うまでもありません。


珈琲を栽培している農園に立ち寄って
バリ珈琲をいただいてきました。

ここは、取れたての豆をこうして　手作業で焙煎しているので
他の農園よりも美味しいらしいんです。

生の豆　　　　　　煎った後の豆



そして珈琲の花も初めて見ました。


男性的な珈琲のイメージを違って
ジャスミンの花に似た清楚な花でした。

バリ珈琲は、挽いた粉に直接お湯を注いで
粉がそこに沈むのを待って直接飲みます。
だから　かなり濃くてストロングな味わいです。
　　

キンタマーニ高原ランチ

キタマーニ高原までやってきました。

この高原には、巨大なカルデラの中にバトゥール山とバトゥール湖があります。
バトゥール山は標高１７００ｍ以上。
天気によって見えなくなることもあるようですが
今日は、快晴でバッチリ見渡せました。



目指すは　高台にあるレイクヴューレストラン。
遮るものが何もなく高原一帯が一望できて
眺望の美しさとその大パノラマに感動です。
　　　


　

食事は、ブッフェスタイルで
料理は、一般的ですが　
運良くテラス席が一つ空いていたので
この景観を独り占め気分でのランチ。

バリは、日陰にはいると涼やかな風が心地良いから
こんなテラス席での食事には、もってこいです。

サテーにかぶりつきながら
素晴らしい景観を眺めビールをゴクリッ！

すっごく気持ち良い～～

キラキラな瞳

昨日は、のんびり過ごしたので今日は、アクティブに活動したい！
だから早めに来てもらって　朝ご飯は簡単に食べられそうな
ミーゴレン（バリ式焼きそば）を作っていただきました。
　

まずは、田園風景の中、車を進めてゴアガシャ遺跡へ・・
　おっと～～　人が立ち止まっているので
なのかと思ったら　こんな大きなヘビが・・・・。
写真では　大きさが伝わりませんが
胴回りは１５ｃｍくらいありましたよ＝＝

野生？？？とビックリしたけど
どうやら観光客向きのものらしい。
ヘビを放ったらかしで　オッチャン
向こうでお喋りしているけど　大丈夫なんでしょうか・・・
ヘビ君・・お散歩中ですよ～

好奇心で触ってみたいと思ったけど
主人に「噛まれたら危ない」と止められやめましたけどね


　ゴアガシャ遺跡は、「像の洞窟」を意味する
ヒンドゥー教寺院の遺跡です。
この洞窟の中に神が３体置かれて　
以前は、修行をしたと言います。

他に沐浴する場所もあり神聖な場所なので
半ズボン等では、見学することが出来ない為
サロンという腰巻きを巻いて見学しました。

どの国へ行っても子供の無邪気な笑顔にグッとしますが
バリの子供達は、とっても人なつっこいのね～～


学校の庭？？で遊んでいる子供達に
カメラを向けると　みな笑顔で手を振ってくれるのよ～

バリでは小学校までが義務教育とききました。
お揃いの制服も可愛いのですが
驚いたのは、１０才くらいの子供がスクーターで登校していること。
それも２人乗り、３人乗りで・・・・。

彼らが乗っているとスクーターが大きく感じて
思わずタクシーの運転手さんに尋ねてみたら
本当は、ダメらしいのだけど・・
交通手段がないからしょうがないって言っていました。

　

インドネシアの子供達は大きな瞳がキラキラして　
とっても可愛かったです

バリは、極楽じゃぁ～

右も左も全く分からないバリ島。
朝食を済ませて　
とりあえず観光客の多く集まるクタ散策から開始です。

インドネシアの通貨は、ルピア・・・
タクシーに乗り込んでまずは、銀行に寄って両替しなくては・・・。
タクシー料金さえ払えないからね

それにしてもこのルピア。
桁が大きくて　なんだかイマイチわかり辛いのだ
　例えば４３５、０００ルピア
１円＝８７．００ルピアなので５，０００円なんですが
桁が多いからやけに高く感じませんか～？


バリ島は、湿度も高くかなり熱いのだろうと想像していたけれど
日差しは、強いものの
案外爽やかな風が吹いてて　気持ちいいのよ～。
朝晩は、エアコンも要らなくらい・・・。
　
タクシーの中から眺める景色、街並み、人々の様子
目にするもがすべて新鮮で　あっという間に中心部に到着しました。

中心部は、やっぱりオシャレなお店が多くて人も多い。
中でも一番良くすれ違うのは、日本人で
バリでは、一番多い観光客だそうです。（私もそのひとりだけど・・）

クタからレギャンまで雑貨店を巡り歩いていると
至る処に寺院があって　
その建築やその細かい彫刻やモチーフがとっていい感じ。
おもわず見とれてしまって　立ち止まっては見上げてばかりの私・・でした。
　

ランチに食べた定番のサテとチキンのナシゴレン、
マレー風とは、また違ったサテが美味しかった～～
ちょっと甘めのピーナツペーストが特にウマかったです。
　

バリと言えば　雑貨とＳＰＡですよね？
いろいろ島も巡ってみたいし　買い物も楽しみたい
そして　ＳＰＡも体験しなくっちゃ～！！

バリには、いろいろなＳＰＡがあるようですが　下調べもしていなかったので
お店巡りやカフェでのんびりした後
一旦ホテルに戻り　ヴィラのお庭でＳＰＡを楽しむことにしました。

バリ音楽のなか、優しい風と空の下に身をゆだねて
しばし至福のひととき・・・・・。

う・・・・この島は、極楽じゃ。。。。。