木陰ランチは気持ちいいけど

今日はこんな青い空が広がって爽やかな天気になりました。

雨のお陰で汚染された空気から開放されて、
朝から窓を開けて空気の入れ替えをして、お洗濯もやる気モードにスイッチＯＮ！

市場に買い物に出かけたり、アリスとのお散歩もちょっと遠回りをしてみたり、
天気で人の気持ちってこんなに左右されちゃうものかと改めて実感するわ。

久しぶりの太陽さんとご対面したのが嬉しくて、じっとしているのが勿体無い、
午後からは、三里屯に出かけ緑の下でランチと日差しを楽しんできました。



日本に居たら日焼けが気になってこんな無防備に外でランチをする気になれないのに
周りがそれほど気にしていないせいか、日焼けに対してすこし甘くなってしまったな。

たぶん湿度がないから木陰が心地よいっていうのが大きな理由かもしれないけど。

欧米人のように自ら進んで日差しを浴びる気にはなれないが、
夏だもの少しくらい焼けたって・・・・・とつい無防備になってしまう・・・。
きっとあと数年先になってから後悔することになるかもね。

こんな木陰でのランチが気持ちよい北京ですが
油断しちゃいけないのは、日差しだけじゃない！！

そうなのだ！！
こんな緑の多い場所に居るのは、あの刺されたらかゆ～い蚊も多い。

食べている最中も友人と刺されるたびに蚊よけのハーブのバームを塗りまくり、
かゆみと戦って笑っちゃうほど落ち着かなかったの・・・。
なんと家に帰ってから数えたら32箇所も刺されていた！

緑が多い場所での食事の際には、皆様もお気をつけくださいね。

南京料理を食べました。

三里屯の世望百貨店のある「南京大牌档」。

ここ北京で再び南京料理に出会えるとは！！

四川料理や新疆料理などは良く目にしますが、
南京料理って珍しいですね。

南京に行った時に特色料理を食べたはずなのに正直、特に印象に
残っているものってなくて再確認したくて行ってみたんだけど
メニューを見て、南のローカルチックな料理がいっぱいでテンションUP！

まずは、干し大根とクラゲの前菜



塩とごま油のシンプルな味付けで干し大根のポリポリ、くらげのコリコリした
2つの食感がいい感じです。



タニシとニラの炒め
先日友人と何かでタニシの話をして、久しぶりのタニシが食べたくなっていたので
思わず注文した1品。これまた美味しくて正解！

鍋料理もいろいろあって牛肉と春雨の煮込み鍋をチョイス。



柔らかく煮込まれた牛筋肉も美味しいが春雨好きのワタシには、
味が浸み浸みのモチモチ春雨に箸が止まりませんでした。



干し豆腐と細切り鶏肉、海老のスープ炒め。



コレよく上海で食べていました、あっさりしてて箸休め的な優しい味です。

上海と南京は近いので味付けも近いから、とっても食べやすくて、
どの料理も私にストライクでした、他の料理も食べにまた行きたい店です。


「南京大牌档」：朝阳区工体北路13号世茂百货4楼(近新东路)
010-84059777

西紅柿鶏蛋麺＠黄河水

最近、ちょっと気に入っているのが近所にあるローカル麺屋の「西紅柿鶏蛋麺」。
西紅柿は、中国語でトマトのことで鶏蛋は、鶏の卵のことでそのまんま「トマト卵麺」だ。

以前うちの近所にあった陜西麺屋さんでもお気に入りでよく食べに行っていたが、
ある日、その店がなくなって中国のチェーン店にかわってしまってからトンとご無沙汰でした。

近所に２年位前に出来たこの麺屋さん。

トマトと卵の組み合わせは、中国では定番中の定番で、
炒め物やスープ、餃子の具などいろいろあるポピュラーなもの。
トマト卵麺も麺屋さんだったら何処でもあるから、わざわざ食べに行くのが
近いのに面倒で・・・・気になりつつ機会を待っていたの。



いやぁ～、灯台下暗し・・・・・でした。
こんなに美味しいんだったら、もっと早く行くべきだったな。




何が美味しいって



このコシのある麺！！

わりと陜西麺ってきしめんのようなモチモチしたものが多いのだけど、
ここは、日本のラーメンの麺のようでモチモチというよりもコシのある麺って感じ。


汁のない和え麺なのでトマトの酸味がさっぱりしてるから
夏の暑い時期でも食べたくなっちゃいます。

サッパリしたものが食べたくなったら浮かぶもの

定期的に食べたくなるものって皆、それぞれあると思うのだけど、
私の場合は、「お寿司」。

酢飯が好きなせいか、さっぱりした物が食べたくなると、
真っ先に頭に浮かびます。

この日は蒸し暑かったから、さっぱりとシーフードに白ワインを楽しみたい気分になり
以前、ブログでも紹介したシーフードプレートを求めて、
遥々とオーチャードに夕方から向かったのですが、
到着したら「今日は貸切なの～」って事で、入れなかったの～（泣）

わざわざ遠くまで行ったのに、くぅぅぅ～～。

でも、一旦海鮮モードにスイッチインしてしまった脳は、
簡単に変えることが出来なくて、必死で「海鮮・・・シーフード・・・何処かないか」と
ぐるぐる頭を働かせて料理を思い浮かべても脳が全然、反応してくれない。

途中、アルゼンチン料理の店に立ち寄ってみたが、
ジューシーなスペアリブを見ても心は揺れずお肉に気分に転換できなくて退散。

いろいろお店を連ねてみて「ピン！」と胃袋が反応したのが鮨屋さんだった。

白ワインがビールに変わってしまったが、オーチャードの往復ロスタイムが
1時間ほどだったので、ちょうど喉もいい感じに渇いてきたところ。

「緑川」は、寿司だけじゃなくてお料理も豊富にあるので、
夜にチョット飲みながら海鮮をいただけるのが気に入っています。

いつも料理を食べすぎて最後のお寿司までたどり着けなくてねぇー。

今回は、〆に・・・・・ちらし寿司までなんとか辿り着けました。




緑川:朝陽区三里屯北路18号
12:00～(注:上記のちらし寿司はランチセットではありません)

心が優しくなれる

美味しいところには、人が集まるものですね～。
いつ行っても賑わっていて予約しないとなかなか入れない店「萬火（Vin Vi）」。

今の場所も隠れ家のようだけれど、
新源里にあったときも看板もない小さなドアで分かり辛かったのに
いつも店内はお客さんで満席でした。
特に宣伝もしていないのに、人の口コミってすごいなーってここに来ると感じます。

人気の秘訣は、マスターの気さくな人柄と丁寧に作られた料理の美味しさだろう。

中国では、なかなかサービスというものの概念が違って、
料理が美味しくしても気持ちよく感じないレストランが多いけれど、
ここに居いると心がほっこり優しくなれるのよね。

ワインが飲みたくなるとふらりと行きたくなる店です。