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ハルピン②
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太陽島公園の氷祭りの後、
少し規模の小さい方の氷祭りに場所を変えた私たち。

ここは、中央大街の近くの兆麟公園にあるのですが
タクシーを降りた瞬間 落ち込み大波 どよ~ん・

かなり薄暗くって すっごく地味な会場。

自分の中で盛り上がっていた気持ちが
しゅるるぅぅぅ~っと音を立てて
一気に萎んでいくのが分かる。

元々は、ここが氷祭りの発祥地だそうだが
ハッキリ言って しょぼい 雰囲気いっぱいです。

タクシーの運転手さん曰く
「太陽島は、規模が大きく
兆鱗公園は、繊細な感じでどっちもお勧め。」
だと言われ
先に太陽島公園の方(規模の大きい方)に
行く事を進められた・・・・が
人間駄目ですなぁ~
大きくて雄大な物を見た後に 小さい物を見ると
感動が薄れてしまうものですね
絶対、規模の大きい方を後に見た方が良かったかもです。

p1060730-1.jpg p1060728-1jpg_1.jpg

確かに 氷の彫刻などは、こちらの方が細かくて
良くできているんだけど
難点は、それにライトが当たっていないのだ・・・。
こうやって ライトUPしているところはいいけど
暗いところは、素通りしてしまったりするんですよね・・。

言葉少なに
兆鱗公園を一回りして 夕食を食べるため
再び 私たちは、中央大街に戻りました。

ハルピンは、ロシアに近いため
ロシアのおみやげ屋さんに混ざって
ロシア料理のレストランも結構多い。

折角なので「華梅西餐庁」でロシア料理を食べることにして
冷えた体には、温かいスープとボルシチを注文。

これがなんと3元(50円)とすごく安くてビックリです。
まぁ お味の方もそれなりで ちょっと薄かったけど
3元という値段なら 許せます・・。

p1060731-1.jpg p1060733-1.jpg 

注文を終え ハルピンビールを飲みながら
料理を待っていたら
お店の小姐が 私のビ-ルにメニューを引っかけて 
ビールが私の膝に・・
ひょぇ~~困った

慌ててタオルを持ってきたので
「気が利いてるじゃん!」と思ったら
私を素通りして床を拭きだした。
他の店員さんもみんなで 床を拭いたり 
テーブルを拭いたり・・・・。わらわら・・。 
すっかり私は、忘れ去られているようでした。

ここのお店は、割と有名な店なんですが
どれも皆 パッとしなくて
私は、北京で食べたロシア料理の方が美味しく感じました。
(あ!ビールの恨みじゃないですよぉ~)

お腹も満たされたので
ホテルに戻り バーでひと休み。

ライブを聴きながら ケーキとお酒・・・
至福のひとときを味わいながら
こうして ハルピンの夜は更けていくのでした。

つづく・・

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ハルピン①
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中国で最も北に位置する黒龍江省にあるハルピンへは
 北京からですと
飛行機に乗って約1時間半で到着します。

ちょうど12時頃ハルピン太平空港に到着し
まずはホテルに荷物を置くために市内へ向かいました。
タクシーで約1時間の距離です。(西へ50km)。

今回のホテルは、シャングリラ。
ちょうど2週間前に宿泊した友人曰く
「イマイチ」だと聞いていたので
ちょっと心配していたんですが
私的には、「さすが5つ星★★★★★」と
言った印象で満足でした。

きっとその友人は、いつも
かなりゴージャスなキラキラ旅をしているのかも?
一般ピーポーの私は、朝食なんて
もう目移りしちゃって動けないくらい食べちゃいました・・。

ホテルでは、寒さ対策として
薄手のスパッツと厚手のスパッツを2枚重ねして
上は、ババシャツにタートルのカットソー&カーディガン
そして ロングのダウンジャケットを着込んで
欧米風の建物が建ち並ぶ中央大街へ出発!走る

p1060619-1.jpg p1060612-1.jpg

中央大街は、歩行者天国になっていて
ちょっと色あせたヨーロッパ!と言った雰囲気です。
たぶん ロシアもこんな雰囲気なのかもしれないけど 言ったことがないので こんな表現しかできないよ~汗

でね 少し歩いたところで 
すれ違う人が皆持っている物 → アイスキャンディーアイス

ホントに見事に みんな黄色い棒のアイスを持っているんです

「何故?」
「なぜに この寒い中アイスなの?」

頭の中は、落ち込みはてなはてなでいっぱいで
そんなに人気なら食べなくっちゃ!!
・・と思うのだけど
この寒さの中、アイスを食べる勇気が無くて
私が買ったのは、この薩摩揚げのようなもの。

p1060614-1.jpg 牛肉、豚肉、鶏肉、海鮮
と種類も豊富で
まさに 味も日本の薩摩揚げ!!
(大きいのか海鮮、小さいのが牛肉)

機内食しか食べていなかったので
お腹が空いていたこともあり
凄い勢いで食べちゃいました・・美味しかったハート

 
少し空腹も治まったところで 私たちが向かったのは
聖ソフィア教会。
p1060652-1.jpg

凄く立派な教会で
今からちょうど100年前の1907年に
ロシア兵の従軍用教会として建てられたものです。

もともとこんなに大きな教会だった訳じゃなく
ロシア商人などの出資で拡張され 
2000人も収容出来たらしいです。
でもね 中に入ってみると かなり狭いです。

p1060643-1.jpg p1060648-1.jpg p1060649-1.jpg

館内は、所々壁が剥がれ落ち 
歴史の古さを感じます。

現在は、ハルピン市内の建物の写真や説明が
展示されていてちょっと雰囲気が無くてガッカリ・・・・。
以前の教会の雰囲気のまま 公開されていたら
きっともっと感動しただろうなぁ~。残念。

教会を見終わったところで
ようやくおそーい昼食。
・・・と言っても 機内食で「ホットドック」と
先ほどの「薩摩揚げもどき」を食べているので
軽めの 「春餅」を食べました。

p1060654-1.jpg 餅(皮)を注文し
(2枚1組になっている)
メニューの中から
好きな物を頼んで それを餅にクルクル巻いて
食べるという物。

私たちは、もやし炒め、
薫製肉、キュウリ、卵炒めを頼んでみました。


あとこれは 好みらしいが
お店の人の薦めでテンメンジャン&長ネギ、玉葱もオーダー。

これが 凄く美味しかったの~~
私たちの注文が上手かったのかなぁ~?(自画自賛?笑顔
ボリュームたっぷりな北京ダックといった
感じと言えば 想像できると思います。
北京にもあればいいのになぁ~。

また 食べたいよ~~。

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ハルピン氷祭り・・
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以前から行きたいと思っていた「氷祭り」。

北京に住むことが決まってから
ハルピンが近くなったこともあって 
「2007年の冬は、ハルピンだぁ~♪」と
時々、主人に語りかけ洗脳した甲斐がありました。

TVでチラッとしか見たことがなかったけど
実際は、それ以上に綺麗でしたよ~キラキラ

ちょうどお昼の12時頃 ハルピンに到着して
街を少し散策したあとに 氷祭りの会場に向かいました。

4時半頃と少し早めに行ったので まだ空が暗くなくて
ちょうど群青色に変わり始めた時間。

氷の照明が薄紫色の空に映えて
とってもロマンチックな雰囲気でいっぱい。

会場にはいるとまず目に飛び込んでくるのが
こんな風景。
p1060663-1.jpg  p1060658-1.jpg

綺麗に輝く氷の石畳が
故宮のような建物へとずーっと続いて
その両サイドにも ライトアップされた木が
イルミネーションで輝いているんです。
皇帝さんもこんな光の中を歩いたら 感動するだろうなぁ~

2.jpgでね!この木のイルミネーションも細かくて
一つ一つが 花の形をしているんですよ。


園内には 至る所に氷で出来た建物と
アトラクションがあって
氷の上をバギーで走ったり自転車型のソリがあったり
大中小のいろんな滑り台が
あっちこっちにあって楽しめます。

そして 無料なのが嬉しいね~(タダに弱い私)

タイヤに座って 滑り台を滑り降りてくるものや
プラスチックのソリに座って滑るもの
(これは、かなり高い位置から滑るから
結構 怖そうなのよ~)
見ていると 急カーブで肩をぶつけている人もいたり
足を広げてスピード調節しないと 怖そうでした。

恐怖感を味わってみたい気持ちと
中国だから・・・大丈夫???と言う疑細心と
いろいろ葛藤しながらも 結局、子供用の小さな滑り台に挑戦!!

p1060683-1.jpg p1060701-1.jpg
↑本当はこれを滑ってみたかった!!  

短すぎてあっという間に着地・・・(物足りない・・)
でも 氷なので着地しても止まらず
スゥ~ィと平地も滑っちゃうんですよ・・
わずか数秒間、子供の戻れて楽しかったです

おしりに何も敷かないで
氷の上を直に滑るので 
おしりが濡れちゃうかと思ったら
寒いせいかぜんぜん コートも濡れず没問題!!

p1060678-1.jpg


夜だから メチャクチャ冷え込むかと
用心していたんですが 風もなく穏やかで
マフラーもマスクも要らないから有りがたかったわ~!!

会場内でイルミネーションとともに
 輝いていた果物を水飴でくるんだお菓子。
p1060687-1.jpg 
5元と8元と2種類有るんだけど
5元の物は、
果物が傷んでいて見るからに良くないの。
誘惑に負けて 
8元のさんざしを買ってしまいました・・・。
飴が寒いせいか 硬くて噛めないほどだったけど
おいちかった・・。


p1060676-1.jpg p1060709-1.jpg

会場は、かなり広くて見応え充分、
氷も何でこんなに透明なの??と驚くほど
純度が高くガラスのようにキレイで<したよ。

このあと、私たちは、もう一つの小さな氷祭りの方へ
場所を変えました。
そのお話は また次回にUPします。

規模の大きな会場:太陽島公園 入場料・・150元
(会場へは、ロープウェイもあり)

 





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いってきまーす!!
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この週末に 以前から行きたいって思っていた
ハルピンの氷り祭り雪キラキラに行ってきます。

冬のハルピンの寒さは、半端じゃないらしいですね。
以前 行った友人の話によると
ハナゲも凍るとか・・・・

手袋2枚重ね、耳当てをして帽子をかぶり
マスクにマフラー カイロ スパッツ&ババシャツと
一応頭に浮かぶ物を 揃えてみた。

p1060600.jpg 年甲斐もなく
こんなマスクを買ってみたが
どうなんだろう・・・落ち込み
許される年齢は とっくに過ぎているだけに
ちょっと恥ずかしいが 
きっとマフラーして帽子かぶっていたら
年齢なんて分からないよね~ へへ・・
mm_hatena.gif

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黄龍を歩いて
何だか最近、疲れがひどくて
PCに向かうのがちょっと辛い状態なんです

旅行の話も なかなか進まず
なんだかダラダラ書きすぎて
「まだ続いていたの?」って思いますよね?
ようやく最終日ですから あと少しお付き合いくださいまし~  
peko.jpgペコリ

朝7時にホテルを出発して
第2の目的地である黄龍に向かったのですが
朝から小雨が降って 私のテンションもガックリ降下気味。

九賽溝かなのかと1時間あまりで
到着するのかと思っていたのですが
山を幾つか越えて結構な道のりでした。

途中4000mの山を越えるというので
薬局で「酸素ボンベ」を購入。
最初は、50元と言われたけれどダメ元で値切ってみたら
20元になったよ!!
なんでも言ってみるモンだわね~~笑顔

img20060918_1.jpg

山沿いにカーブばかりが続く道をひたすら走る、走る、はしる!!
スピードも落とさずカーブを曲がり・・
カーブで見通しが悪いのに 反対車線に出て追い越してゆくし・・・。

途中、霧がひどくて目の前の道路すら見えない状態もあって
昨年、シャングリラに行った際、
こんな山道で事故にあった恐怖感が
胃の辺りから 込み上げてきて
緊張しちゃって体中がコチコチよ・・・。
道路が舗装され道幅も広いのがせめてもの救いでした。

10時近くになってやっと 到着して
友人から「ロープウェイが出来てるかも?」と
聞いていたので ロープウェイを探しまずは、チケット購入。

黄龍入場料....200元(3000円)
ロープウェイ(片道)..80元(1200円)

img20060918.jpg

中国は、国も大きいせいか
ロープウェイの規模も大きいね~~~
こんな 距離の長いのは、初めての経験だ~~
15分くらいで いっきに1000m上がってしまった・・・。
料金も高いためか 殆ど人がいない状態でした

img20060919.jpg
楽をしたのは良いけれど
このロープウェイが便利なようで 
便利じゃない様な・・。
乗り場も黄龍入り口から 送迎バスに乗らなきゃならないし
そして 降ろされた場所も微妙で
黄龍溝から2kmも離れたところ。


2kmと言っても標高が高いせいか
合流するまでに疲れ切ってしまってヘトヘト・・・。

早くも高山病の症状が現れて
心臓が口からでそうなほどドキドキ・・・
足を持ち上げるのも もうやっとの状態で
主人との距離が大きく開いていく。

休憩して飴をなめようと思っても
指先が思うように動かせなくて
つまむ事も出来ない有様なんです。
高山病の症状が出始めて ちょっと焦ってきましたが
そんな自分がちょっと おかしくて笑いが出ちゃうほど・・。


酸素ボンベに手が伸びたのだけど
根がビンボー症なもんで もうちょっと我慢しようと
変なところで 節約したりして・・・(汗)

でも結局使わなかった酸素ボンベは、
飛行機に持ち込み出来ないと言われ 没収されちゃいました
こんなんだったら 我慢しないでバンバン吸えば良かったよ・・・

やっぱり ロープウェィで一気に
1000mを上がったので体が付いてこないようで
やっとの思いで五彩池にたどり着きました。

img20060919_2.jpg


このあたりの地下水には、
炭酸カルシウムが大量に含まれてので
それが湖の縁に付着して 独特の風景を作っていると言う。

img20060919_3.jpg


九賽溝と黄龍どちらが辛い?って問われたら
即答で「黄龍」って答えるけれど
この素晴らしい景色を見たら 疲れも飛んでいきそうよ。

でもね~友人のブログにも書いてあったけれど
再び来るか?って言われたら
あまりにもハードなので答えは「NO」かなぁ・・・。

やっぱり こんな素晴らしい景色を
苦労せずに見られる訳がないですね・・・

img20060919_4.jpg


きっと地球には、もっと素晴らしい未知の世界が
たくさんあるんでしょうね。

下山する途中、こんな工人さんとすれ違ったのですが
私たちが やっとの思いで上がってきた7.5kmを
(私は、ロープウェィだけど・・・)
重い荷物を担いで 上がってくるんです。

顔を真っ赤にして 汗を流し・・・・。

img20060919_6.jpg


九賽溝や黄龍にしても 此処まで整備するには
どれだけの苦労があった事か・・・・。

道路も交通手段もない山の中
こうして こんな方々の苦労で
歩き易いように桟橋が造られ
トイレが設置され
私たちが観光出来るのだから
頭の下がる思いで見つめてしまいました。

img20060919_5.jpg
ここを歩いて 残念に思ったのが
こんな水の枯れた場所が無数にある事、

夏場で水か少ないのか
環境汚染で
雨が減ってしまった影響なのか
よく分からないけれど


こうして観光化されてしまった事も大きな原因かも知れないなぁ~
ちょっと複雑な思いです。






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ミント
性別:
女性
自己紹介:
横浜から上海、北京と移り住んで、 よっと疲れが出てきた10年目にしてやっと日本に帰国しました。今度は横浜で日々の楽しみや小さな幸せを見つけて生きてます。
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