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九賽溝の街
九賽溝のホテルがたくさん集まる溝口付近は、
とても開発が進み思った以上に
町並みが整備されているんです。

 img20060915.jpg

おみやげ屋さんやレストランが連なる「辺辺街」なんて
まるで中国の山奥とは、思えないですよ~

img20060915_1.jpg


img20060915_3.jpg

ふらふらと おみやげを見て回ったり
水辺をお散歩したり 結構楽しめます

この日の夕食は、ふらふらしていたら何気なく見つけた
チベット料理のレストランに決めました・・・。

img20060915_2.jpg


チベット家具が置かれ おしゃれでセンスがよい店内、
とてもゆっくり出来そうな良い雰囲気なんですが 
ちょっと暗すぎ・・・・。
折角の料理が イマイチよく見えないよ・・・

なんだか 擦ったら魔法使いが現れそうなポットで
チベットのバター茶をいれてくれますが
このバター茶が私は、ちょっと苦手・・・。

バター風味のお茶なんですが塩味なのが ちょっと慣れなくて
私には、違和感がありすぎなんですよね。

チベットの女性が私たちのテーブルに来て
歌を唄ってくれ、チベット語の不思議な旋律が
心を穏やかさせるのかな・・・。
まるで異空間にいるような気分になるよ~~。

最後にチベットで歓迎の印という白い布を
首に掛けてくれて
お団子状の主食をサービスだと言って捏ねてくれました。
 
img20060916.jpg


小さく丸めて食べるのですが
たぶん 麦を粉にして炒ったものじゃないかしら?
きな粉のような香ばしい味でした。
でも・・・そんなに美味しいものじゃないけどね。

料理の方は、チベット料理ってどんなもの?って
思っていましたが
食べやすいお味で 非常に美味しかったです。

(写真をお見せしたいのですが
暗すぎて真っ黒だったので・・すみません・・・)

お腹もいっぱいになり その後、
筋肉痛の足を引きずって
路地裏のマッサージやさんに行ってみた。

ベッドに頭をぶつけて 壊してしまっておばちゃんごめんね・・・。






 

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九賽溝2日目 
2日は、昨日よりも少し霧が濃く
朝の湖は、また少し違った様子を見せてくれました。

img20060914.jpg


穏やかで風がないため 
水面が鏡のように空を写して
いったいどちらが本物の世界なのか分からないくらい神秘的。

img20060914_1.jpg


Yの字の分岐点から公園ゲートまでの約13kmを
今日のコースに決めて散策開始です。

緩やかな渓谷が広がっていくつかの湖があったり
100mの範囲にたくさんの湖が棚田状に連なっているのが
この辺りの見所と言っても良いかも知れません。

散策路のちょうど目線の高さから
次の湖に流れる澄んだ水が日の光に輝いて
本当にキレイでしたよ。

img20060914_2.jpg

昨日歩いた上の方は、たくさんの人がいましたが
こちらまで散策する人は、少ないようで
ちらほら人とすれ違う程度。

貸し切り状態のように ゆっくり静かな景色を楽しむ事が出来ました。

img20060914_3.jpg湖を見ながら珈琲を飲みたいと持って
リュックの中に忍ばせておいた
紙コップとインスタント珈琲。 

静かに湖を眺めながら
自然の中で飲む珈琲は格別で
とっても美味しかったぁぁ~


森と泉にに囲まれて 花畑が広がる様子は
まさに天国ってこんな感じなのかも?
なんて思ってしまうほど・・・・。
今回で1年分のマイナスイオンを浴びた様な気がします
出来るものなら 貯蓄しておきたいよ~!!

img20060914_4.jpg img20060914_6.jpg

木々に囲まれた散策路をひたすら歩いて
渓流の音、鶏の鳴き声、すべてが五感に響いてくる

絵が好きな私は、いろいろな絵やペイントがされている
チベット族の暮らす家にとっても惹かれます
いつかゆっくり 民家を見てみたと思っていたので
最後に小さな集落に足を伸ばして立ち寄りました。

 img20060914_8.jpg img20060914_5.jpg

鮮やかな色彩を使った 木造建築。
1階は、納屋で2階がリビング
そして3階がベットルームと言うのが一般的と聞いています。

午前中で散策を終え 軽くランチをし済ませた後
まだ時間もタップリあるので
それから タクシーに乗って九賽天堂へ向うことにしました。

途中、タクシーの運転手さんのお薦めで
チャン族の村に立ち寄ってみたのですが
チベット族とは、全く違った建築で
石を使った家が建ち並んでいるんです。

img20060914_7.jpg

ちょっとカッコイイと思いませんか?
歩いていると 何故か海賊のアジトみたい・・・
なんて考えててしまったわ~~

天堂に到着して ちょっと拍子抜け~

img20060914_9.jpg

九賽溝のように山の中に幾つかの湖が広がっているのかと
思って 午前中で切り上げたのに
ただの湿地帯のような景色が広がるだけ・・・
思わず「あの・・これだけですか?」って
聞いてしまった。

「天堂=天国」その名前の通り
確かにまるで天国のように美しい景色で
静かに眺めているとこのまま時間が止まって欲しいと思えてくる。

この中をボートをゆっくり漕いで
見学したり 馬に乗って廻る事も出来るらしいが
 そのままタクシーで戻ることにした。

予定外に早く終わった天堂散策、
余ってしまった時間はシェラトンホテルでケーキと珈琲を
食べてのんびり過ごしました。







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九賽溝散策1日目
さぁ、いよいよ九賽溝の観光です。

ツアーと違って自分で入場券を購入しなければいけない私たち、
入場制限があるため 「夏の時期は早めに出発した方が良い」と
聞いていたのですが 折角の休日だし・・
あまり早起きするのもねぇ~なんて思って
6時半に起床、9時過ぎにホテルを後にしました。

タクシーでわずか2.3分でゲートに到着。
チベット族や女性のダンスなどもあって
まるでお祭り会場のように賑やかです。

img20060913.jpg


入場出来なかったら大変と まずは観光センターでチケットを購入。
310元なんですが 翌日も入場したい場合は
申告すると同じ料金で2日券にしてくれますよ。
その際、顔写真が入るので2日観光しなくて
ちょっとした記念になって良いかも?

写真入りチケットはこんな感じ↓

p1050390_1.jpg


九賽溝は、自然保護のため一般車の乗り入れができないんです。
溝内は、天然ガスを利用したバスが循環していて
バス停ごとに乗り降り自由でとっても便利でした。
中国とは思えないほど行き届いていて快適なんですが
乗り合わせた中国人によって 不快指数「大」で
大きな声で頭が痛くなることもしばしば・・・
まぁ、此処は中国だから仕方ないんですけどね

九賽溝は、Yの字になっていて
その日の混み具合で バスの行き先を振り分けられます。
(その方向に行きたくければ、途中下車して乗り換える)

canvas_1.jpg


私たちはまずは、一番右奥にある原生林からスタート。
そこから17km歩きながら湖をまわり下山し
レストランで食事をした後
再び バスで今度は左奥まで移動し散策してきました

ヒンヤリと冷たい空気になか 原生林の中を散策して
こんなに緑に囲まれたのは、何年ぶりかしら??
1年分のマイナスイオンを浴びたような気分です

そして 暫く歩くと見えてきました!!
念願の青い湖

img20060913_6.jpg

旅行雑誌で見た事もないくらい蒼く澄んでいる湖を
見てから いつか実際見てみたいと憧れていた九賽溝。

img20060913_1.jpg

この美しい色を見ると ただ「わぁ~!キレイ~」と
感嘆の声しか出ないものですね

img20060913_2.jpg img20060913_3.jpg

九賽溝には、114の湖(海子と言う)と47の泉、17の滝
そして5つの湿地と11の急流が点在して
その透明度と言ったら そこまでハッキリと見えるほど!!

さすがパンダは、良い場所の生息しているもんだ。

こんな美し場所ですから静かにゆっくり眺めたい!!と思うのですが
やはり見所(写真スポット)は、中国人が多く
写真撮影すら至難の技。

どうして中国の方って写真撮影に時間が掛かるのでしょうかね?
ポーズを取ってアングルを決め
ピントを合わせるのに なぜかとても時間が掛かります。
写真に込める熱意が 大きいんでしょうね
皆、一生懸命ですもん

ようやく シャッターを押すのかと思えば
人が横切ったり、だめ出しが入ってやり直し・・・
そして今度は、メンバーを変えて再び1から始まる。
こんな感じで 次から次へと永遠と続くのですから
いつまで経っても 私の番なんて来ません!!
それに とてもゆっくり 眺めているなんて無理!

それが非常に残念でなりませんでした悲しい

img20060913_4.jpgこんな風に
各湖に名前の入った石碑が
立っているのですが
ここも中国人が好んで記念撮影する場所で
いつも大混雑、場所取りが大変です。


あまりに皆が撮影するので
最初は興味がなかったのに
私まで負けずと一緒になって取りまくり
廻った名所すべての石碑と記念撮影制覇!!
うししし・・・あかんべー
あ~何やってんだろう・・・私。

調子に乗って こんな格好でも写真を撮っちゃいました。
img20060913_5.jpg 



17kmを歩いて下山するのは、
結構、運動不足の私にはハードで10時頃から
歩き始めて 真ん中のレストランに着いたのがすでに2時でした。

食事は、Yの字の分岐点にあるレストランでしか
食べる事が出来ず ビュッフェのみです。

一般・・33元   VIP・・・48元
ですかVIPでも山の食事なのであまり期待しない方が良いでしょう

食事を取ったものの 足取りが重く 
もう1っ歩も足が前に出ないくらいヘトヘト・・泣く
たぶん標高が高いからでしょうか?
今までにない疲れ具合です・・・

それでも 根性でもう一方の左側の散策に出かけ
ひょうこう3100mの地点にある長海まで
再びバスで登って行ったのですが 
夏場の水不足のため水位が少なくて とっても残念。

九賽溝で、もっとも美しいと言われるエリアだそうですが
水が枯れていたり 水位が低かったりして
あまり見所もなく早々と退散しちゃいました。

秋には、真っ青な湖水に紅葉の鮮やかなコントラストが
とっても綺麗なスポットらしいですよ
あ~残念・・・。

途中チベット族の部落に寄って
しばしのお茶Time!
本当は、とっても珈琲が飲みたい気分だったのですが
此処は、山の中、チベット族の部落だし・・・当然没有。
馬茶ってなんだ??と馬茶なるものを注文してみましたが
ただの 麦茶みたいなお茶でした。

img20060913_7.jpg

チベット民家を使ったカフェ。

馬茶で渇いた喉を潤し 下山したのでありました・・・。

つづく・・・


 

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やっと九賽溝に
img20060908_1.jpg


 
成都から飛行機で40分の距離。

やっと 九賽溝&黄龍空港に降り立ってみると
ひょぇ~~~困った大波 寒すぎるっ!

成都では、暑く半袖で充分な気候だったのに
生憎の雨模様のせいか
とてもTシャツ1枚じゃ耐えられる寒さじゃない。

現地の人を見れば みなセーター来ていたり
オーバーを着ていたり・・・すっかり冬の格好です。

私もリュックの中からトレーナーを出し
さらにパシュミナにくるまってみるが まだまだ寒い。

ここに来る前に すでに九賽溝に行ってきた友人から
アドバイスを受けて トレーナーを持ってきて
本当に良かったわ!! ありがとね==ドキドキ小
車に乗ってその友人を思い出しながら
流れる景色を眺めてみる・・・・
しかし 霧に包まれこんな感じ・・。

img20060909.jpg

自慢じゃないけど 私は、雨女です。
(あ~~ぁ、また雨かぁ・・・)

でも ホテル少し休んでいる内に 
雨が上がり明るくなってきました。

img20060909_1.jpg

雨が上がってヒンヤリした空気の中
霧の中から山々が 顔を出し神秘的。
本当に仙人様がどこからか現れそうな雰囲気でした。

まず 目に付いたのが 毛牛(ヤク)を扱うお店。
寒い土地なので普通の牛じゃなく
毛の長い牛が主流の地域なんですが
その肉を干して 色々な香辛料で味付けしてある干し肉。

img20060910.jpg img20060910_1.jpg

普通の牛と比べて 放牧されている為
身がしっかりして 筋肉が付いているので
歯ごたえがあるって感じかな・・・。
私は、わりと好きなんですよ。

幾つか味見をさせて貰って カレー味を購入。
注文すると その場で切ってくれるのも有ります。

干し肉をつまみながら 人の流れと一緒に歩いていくと
何やら 人が集まって更にドンドン奥へと流れていく。

一緒になって進んでいくと 
ちょうど「観光パンダ祭り」なんてものが開催され
チベット人が たくさんいるじゃないですか!!

チベット好きの私は それだけで嬉しくて興奮気味でしたよ!
img20060910_3.jpg

そして これからショーが始まる気配。
img20060910_2.jpg


しかし、「いつ始まるのかハート」と期待して
場所取りをしていたのに 
警察が手荒に「ここから出ろ」とドンドン威圧し始めてきた。

「これから党の偉い人たちがここを通るから 退け!!」だって!!

私は、そのあまりにも強引なやり方に 頭に血が上ってしまった怒
なのに周り中国人は、ガッカリはしていても
文句を言う人なんて 誰もないのだ! 

「しょうがないなぁ~」と笑っている人さえ居る。
みんなこんな事には 慣れっこなんだね。

結局、このショーイベントは、偉い人しか見られなくて
「観光祭りって いったい誰の為のものなんだぁ~~怒
と更に私の頭から 湯気が吹き出したのでした温泉

しかーし、帰ろうと思っていたら
「九賽溝ビール」が1本ずつ配られて(GETできてラッキー)。 
先ほど買った干し肉をつまみに
ビールを飲みながらすぐに機嫌な治った単純な私。

散々 期待させて何も楽しめなかったお祭りを
きっぱり捨てて 夕食を食べに出かける事にした。

今日の夕食:空芯菜の炒め、毛牛肉の煮込み
ボルチーニ茸の炒め

img20060910_4.jpg img20060910_6.jpg 

煮込み肉も やはり普通の牛肉を違って
しっかりしてうま味があり 美味しかったし
特にボルチーニ茸の歯ごたえが 最高でした。

お腹いっぱいになって ホテルに戻ると
ちょうど花火大会が始まって お腹にドーンと響いてくる

やっぱり夏には、花火よね~?
中国に来てから 夏に花火を見る事が無くなってしまい
ちょっと寂しく感じていたので 嬉しい~~

img20060910_5.jpg


九賽溝の山をバックに
ふたりで 窓から夜空を見上げ しばらく花火を楽しみました

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成都の旅
さーて 旅行中は、観光と同じく楽しみなのがお食事タイム 料理

四川に来たからには、やっぱり地元の四川を食べなくっちゃね。
・・と言っても 何処が美味しいのか全く知識の無い私たちで
行き当たりばったり飛び入りチャレンジです。

ちょうど昨日の夜、この店の前を通過した際、
見た感じイケていないのに結構 人がいるんで気になっていたんです。




ちょっとだらけ気味の店員さんが気になったけど
野外で緑の下なのが気持ちよさそうです(・・って思うの私だけ?)

img20060907.jpg 

立派な看板が掲げられているけど
そんなレストランといえる様な店じゃなくて
屋台に毛が生えた程度でした (店のひとに申し訳ない・・)
でもね
意外に 柔らかい日差しの中で気持ちよかったです。

img20060907_6.jpg

唐辛子と山椒がいっぱいで 見るからに辛そうな「水煮魚」。
実は、北京に来て初めて食べてから
ちょっと病みつき状態に陥っている料理です。


img20060907_2.jpg img20060907_1.jpg

唐辛子をかき分けて白身魚を探しながら食べるのですが
まぁ それほど見た目よりは辛くない・・・・。(でも 辛いけど・・)
うぅ~~旨そうで今、見ただけでも ツバがでるぅぅぅ~~

img20060907_4.jpg img20060907_5.jpg
辣子鶏(ラーズジー)       お店の兄ちゃんのお薦めの1品

この辣子鶏は、鶏肉と同量の唐辛子と共に炒めたもので
これも 最近填っているんですが
今まで食べた中で一番美味しいと思うほど旨かったです。

これだけ 辛いものを頼んでおきながら
実は辛いものが苦手な主人も 箸が止まらず
二人で唐辛子をかき分け完食しちゃいました。
(ビールのお供に最高!!乾杯

お奨めされたものは、塩卵を使った豆腐の煮込みのようなもので
コレも意外に美味しかったです。

img20060907_3.jpg 
彩り綺麗なトマトチャーハン


そして辛いものが苦手な主人が頼んだトマトチャーハンも
食欲そそる彩りで なかなかヒット!

見た感じ イケてなかった店で半分賭けみたいなものでしたが
期待以上に美味しかったです!

お腹もいっぱいになり
その後、「青羊宮」へタクシーでゴー自動車ダッシュ

皆さん、道教って知っています?
私は、今回初めて知ったそんな宗教が有った事知りました。

img20060907_7.jpg


dou.jpg 
  ←中国でよく見るこのマーク 道教のものだったんですね?

そしで 信者の方は、こんなちょんまげスタイル。
男性も女性も髪を結って 白か黒の服を着ています。

どことなく仙人のような風貌で
もしかしたら 仙人のモデルなのかと勝手に想像しています・・。
写真に納めたかったのですが
信者の方にカメラを向けるのも どうかと思って
遠慮がちに写してみたのがコレ

あ!!ちょっとこの方髪が少なくて
仙人と言うより 寅さんに出てくる蛾次郎さんのようでしたが・・・

img20060907_8.jpg

知らない街を歩くと 色々な発見があって面白いなぁ~




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女性
自己紹介:
横浜から上海、北京と移り住んで、 よっと疲れが出てきた10年目にしてやっと日本に帰国しました。今度は横浜で日々の楽しみや小さな幸せを見つけて生きてます。
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